風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

須藤先生油絵展

2014年09月24日 | 論語と
野田にある画材屋さん併設の喫茶店が、須藤先生のもう一つの論語教室。
今日は、先生の絵の展覧会がそのお店で開かれているので、鑑賞がてら、有機栽狽フしょくざいで作ってくれるランチを頂いて、その後、論語の解説といつもの段取りで、行われました。

今日は、先生の親交のある歌手の生前葬コンサートとコラボして、その歌のイメージを絵にしたものが掲げられていました。



そして、今日の論語は、下村湖人の論語物語から、「伯牛疾あり」のレクチャーです。
孔子の弟子の中でも特に徳行に優れた伯牛が、病を得た時の話。
孔子は余命いくばくもない伯牛を折に触れ訪ね絶望の淵にいた伯牛のこころを、自暴自棄から救い出し。

最後には、伯牛は「朝に道を聞けば、夕べに死すとも可なり。」と言った孔子の深い言葉をじみじみと思いだし、あれほど荒れた気持ちが、何かしらすがすがしいものが流れているのを感じたのです。


あまりに端折りすぎて、意味不明かもしれませんが、論語を理解する手助けとして、「論語物語」は、面白い教材ですと、須藤先生の弁。

毎回手作りの教材を提供して、懇切な解説と素読をしてくださる「里仁」論語教室でした。




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