風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

言葉にしない約束

2023年03月19日 | 詩吟
言葉にしない約束をしたのに、始まったころは約束したとも思ってなかったのに
いつしか、力足らずになり、苦しくなり、あがき始めると、言葉にしたくなる。

弱い奴め。

幼稚園生は幼稚園生なりの約束がある。
社会では、一定期間幼稚園生をしているといやおうもなく卒業させられて、
小学生にならなければなりません。
幼稚園生としては、立派にやり遂げられていても、順調に小学生に成長できる
そんな人ばかりではなく、私なんかいつも初期段階で打ち破れてしまうから、
幼稚園生として約束したことは守れても、いつの間にか周りの期待もあって
力もないのに小学生、中学生と昇格していっている現実に慌ててしまう。

黙って出来ていたことが、何の苦もなくできていたことが、違う日が
やってきてしまう。

もうそうなると、言葉にしたくなって、情けなくなって、自分を追い込む
ことになる。
続けていれば、やがて、大学生になり社会人になるってのは、誰でものこと
ではないのだよ。

自分にその時がやってきたことがあったなぁ。
黙ってやっていたことが、黙っていられなくなって、言葉にしたら、
自分の小ささを知ってしまって、とんでもなく空しくなったあの日。

それでも、何とかやり続けていると、悩んだ分ちょっとだけ進歩して、
また、黙って続けることができている。。。よね!

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詩吟のお稽古

2023年03月19日 | 詩吟
先日、流派の違うウグイス吟詠教室に参加しました。
後ろに控えていなくてはと思いながら、ちょっともったいないと思うことを
請われるままに言葉にしました。

指導者さんの基本方針に沿わないこともあるかもしれないと思いつつ、かなり
控えめに私の思いを言葉にしました。

でも、やっぱり請われても、褒め言葉のみにした方が良かったなぁと、反省。
親しさの余り、勿体ないと思う余計な一言でした。
親しき中にも礼儀ありで、慎みを持って参加することが大事です。

「行って来い」の練習は、私の教室でだけ行えることでした。
たった一点だけ直したらとても素敵になるのに、今、それをこの場でやって
暮れたら、よくなるのに、私は言いっ放し、お相手は言われっぱなし。
「来い」の部分を良い結果に導く自信はあるんだけどなぁ。
指摘されて、出来た時、「わぁ」と喜ぶ機会を作るのを望んではいけないでしょうか。
その日は、いけませんでしたねぇ。

「なるほど」とか「わぁできた!」と言って喜ぶところに持っていく自信は
あったんだけどねぇ。
それは、私だけの設計図であって、私の教室だから通じることでした。

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