風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

管子

2019年03月21日 | 論語と
杜甫作「貧交行」は、管子と鮑叔牙との交わりについて書かれた漢詩です。

関吟では、早くから取り上げられテキストに載っていますから、なじみのと言って良い詩です。

学生の時にもよく吟じ、管鮑の交わりの深いところも知らず、「手を魔ケば~」と吟じていました。

今日の、素読を楽しむ会のテーマは、四月からの本格復帰に向けて、論語に入る前にどうしてもお話しておきたい「管子」について、ご自身の著書「漢文学窓「里仁」を元に、話されました。

それについては、詩吟チームには、「貧交行」の吟詠を依頼されていました。

今日は、私が吟じたのですが、須藤先生は、その吟詠にほれ込んでいるTさんの吟詠がお聞きになりたかったことと思います。

先月が祖の予定でしたが、先生の体調が良く無かったため、今日になったわけです。
今日は、お彼岸の祭日のため、お休みの方が多かったのです。


管子は、中国四聖と呼ばれる詞銷夏が生まれる90年前に没した人ですが、須藤先生曰く「経済のエキスパート」として紀元前七世紀頃に『倉廩実つれば礼節を知り、衣食足れば栄辱を知る』言葉を、初めて言い放ったことは、すごい」と。
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