風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

五似ん会 河口湖その1

2014年11月02日 | 徒然に日々のことを
今年で何回目になるのだろう。
五似ん会の日が、高校同窓会の日に当たってしまった。
たまには、岡山ではなく、限りなく関東に近づけようと企画され。河口湖にきまった年だったので、3時に終わる同窓会に支障なく出席して、新宿高速バスターミナルに飛んでいきました。

もう、既に岡山チームは、河口湖に到着して、散策をしているはず。
意外に乗り心地の良い高速バスで、河口湖へと。JR利用よりもはるかに安い往復3,500円で、乗り換えなしというのは、ありがたい。

ぴったりと予定時刻に河口湖駅に到着、ホテルのお迎えを受けて、みんなと合流。
5人のうち長旅は苦手さんは、欠席で今年は4人。
それでも、10代で知り合った仲間と、還暦過ぎて毎年のように会って、心から楽しめるなんて、幸せなこと。

それぞれ知り合いには、まだやってるの、とか、亦行くのとか言われ続けているのだ。

何よりも、会って話をするのが一番のごちそう、そして、温泉をこよなく愛するメンバーは、今日は、富士山というダイナミックなご馳走に期待ワクワクだったのだ。

しかし、天気予報は、50パーセントの降水確率で、さすがの雨女さんも、今回ばかりはダメかとあきらめ気分だったのだけれど、、、

翌朝、カーテンを細く開けたとたんに、大歓声。
何と、その部屋は、布団の中から富士の見える、最高の部屋だったのです。
浴衣のまま、しばし呆然と、青い空に、かっこよく雪の帽子をかぶった富士の美しい姿を眺め入っていました。

やぁ、おめでとう!

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玉高同窓会パート2

2014年11月02日 | 徒然に日々のことを
玉高同窓会楽しく参加してきました。

今年は、出し物が準備されていて、お一人は、ギター。そして、もう一人は私。

ギターの紳士は、ギターをかき抱くようにして、プロ裸足の演奏をなさいました。若いころから、何かと触れる機会があって、長年親しんでこられたようですが、言葉では、最近習い始めたと謙虚なお方でした。

さて、私も無事に吟じ終えましたが、その吟詠を褒めに名刺を持ってわざわざ席のほうに来てくださった素敵な紳士がいらっしゃいました。
その少し前に、自己紹介の時、東京オリンピックの司会のセリフを、そっくりに滔々と語られた方でした。
わぁ、すごいなぁ、かくし撃烽アこまで来ると、かっこいいなぁ。と、軽く考えていました。

さて、その方の肩書は、まぁ大変!「公益社団法人 吟道学院 理事」でした。
そんな偉い方の前で、得意げに吟じたのかと思うと顔から火が出ました。
お偉い方は、芦孝会の方と同じで、ちっとも偉ぶったところがなく、更に、長年精進してきた吟と拝聴しました、来年もどうぞ吟じてくださいとおっしゃって、益々、私を戸惑わせ、慌てさせるのでした。

しばらく後に、そのような方が、玉高の先輩であったことに気づき、それまで、知らないでいたことに、そして、知らせようとしなかった配慮に、驚きました。

それぞれの自己紹介も終わり、岡山名産品があたるくじ引きでした。いつものごとく、くじには縁のない私は、残念賞。当たった方の商品ってなんだったの?
せっかく岡山のものを商品だったのだから、披露すればよかったのにねぇ。

いつもなら、二次会へとなだれ込むのですが、私は、記念撮影のあと予定通り3時に終了した会場を、後ろ髪をひかれながら、お暇をしました。


いつも思うことは、同窓会って不思議だねぇ。同窓というだけで、知らない同志が、あっという間に打ち解けて、和気あいあいとなる。
故郷を、あまり意識していなかった私でさえ、望郷の念を詩にしたりすることが起こるのだから、それは、それは、同郷という香りの魔法にかけられてしまうのだねぇ。



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玉高関東地区同窓会それから

2014年11月02日 | 徒然に日々のことを
6年前の関東地区同窓会が、今の夢組の、誕生の場所。

その翌年、つまり5年前が、東京支部の十周年の記念大会が催されて準備に、いそしんでいるころ。

同窓会と同じ会場だったことから、話が発展し、吟詠を聞いていただくことになり、それからそれへと、話が進みました。

十周年が終わったら、一段落するからと、お約束をして、会の始まりに向けて、ゆっくりのんびりと、気持ちを盛り上げていきました。

2010年、夢青葉誕生そして、2年後に夢松風誕生。

その記念の同窓会に、これから出かけます。

青葉の会員さんが、同窓会の幹事さんです。
今日は、どうしても私の吟詠をと所望されました。
吟題は、自作の「初夏即事」と、指定です。

なるほど、同窓会に故郷を歌った詩を吟じさせていただけるのだと、感謝。

一番ふさわしい吟題ではある。

ふるさとは、心に大きなうねりを生じさせるもので、詩作初心者の私には、大きな原動力になるものでした。

同窓会があって、教室ができて、神戸の大会があって懐かしい人、共に戦った人にあって、心かき乱され、初夏のすがすがしい風を想像して、望郷の念に駆られる。

山のない関東にいると、「ふるさとの山はありがたきかな」の心情が、わかってきた。


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