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トイザらス AIRWARRIORS ダブルショット

2023-10-03 14:07:59 | NERF -ナーフ-





ハズブロ社のNERFがあちこちで売られ続ける一方、世の中には様々なブラスター玩具があるにも関わらず、なかなか国内では販売される機会が無い名ブラスターが沢山あります。

以前に比べると、個人輸入のハードルは下がったとはいえ、ブラスター玩具は「銃器」に近い形のため関税で停められたり、そもそも海外への販売を禁止していたり、と「欲しい→買える」という単純な仕組みには成らないのが難しい所。

しかし、トイザらスで現れては消えるブラスター玩具「BuzzBeeToys」の商品は、限定的とはいえ国内で販売される貴重なNERFじゃないブラスターです。

ここ数年、トイザらスで発売されていたBuzzBeeToysのAirWarriorsシリーズですが、突然、古いモデルが復刻販売(?)されたと聞き、久しぶりに新規ブラスターを購入しました。







それがこちらの「ダブルショット」

パッケージが簡易すぎて、通販で届いた際、最初裸で段ボールに入って来たのかと思いました。

ブラスターとしては、見ての通り上下二連式のショットガンをモチーフとしたブラスターです。









各部の太さとかは大人の手でちょうどいい感じですが、全長が短めなので少し物足りなさを感じます。

質感はNERFに比べると安っぽい感じを受けますが、強度などはしっかりしており、簡易に壊れるような商品ではありません。

この、そこはかとないチープ感というのがBuzzBeeToyの特徴なんですが、マニアになると「だがそれが良い」という要素になって来る訳です。









ストックのエンド部分の緑色のカバーは、跳ね上げると専用のシェルカートを収納するストレージになっています。

とは言え、2発しか入らないのですが・・・

ちなみにダーツだけなら4発ギチギチで入れておくことが出来ます。



ただ、この緑色のカバー、グリップしているとちょうど邪魔な位置にあって握り心地が悪くなるんですよねぇ・・・









このブラスターのギミックと言えば、何と言っても実際のショットガンのような中折れ式&ライブカートでダーツ発射というギミック。

リリースレバーを押しながら、本体を二つに折ると、内部のシリンダーに繋がった紐が引っ張られてコッキングされます。

同時に、バレル部分のお尻が露わになるので、ここにショットシェル(カート)を詰めるわけですね。








事前にウレタンダーツを差し込んだカートをバレルに詰めます。

このまま本体を戻せば、発射準備完了。

トリガーを引くと、ダーツが発射されます。


そして、このブラスター最大のギミックは、ダーツを発射した後にあります。

それが「排莢ギミック」!!(勝手に命名)


発射後に再度、本体を折り曲げると撃ち終わったシェルカートがスプリングで勢いよく飛び出す!・・・のですが・・・












X(旧Twitter)にもポストしましたが、どうやらシェルカートを抑える白い爪パーツのシア解放のタイミングが悪いみたいで、下のバレルから排莢されるカートが、本体の機関部やオレンジ色のロックレバーに当たってしまうようです・・・


これを手っ取り早く解消するには、勢いよく本体を二つ折りにして、カートが引っかからないようにするのが良いです。

内部構造をいじっても改善できると思いますが、ダブルショットはこれまた独特の構造なので、慣れていない方にはお勧めしません。


しかし、ご安心ください。

どうやら個体差もあるようで、まったく引っかからずキレイに排莢されている方もいます。

店頭で試射する事は出来ませんが、全ての個体で発生する欠陥ではないのは救いですね。








上のポストにも出しましたが、こちらは過去に発売された、旧ダブルショット。

過去にレビュー記事も書いております。

ご覧のように、旧版は水平二連式散弾銃がモチーフになっていました。

今回の上下二連式は2011年頃にリリースされたみたいなのですが、こちらの水平二連もその後にも発売されており、同じ「ダブルショット」の名前のブラスターが2種類あるという事になります。

二連式散弾銃モチーフの名ブラスターというと、これまたトイザらスで一時期展開されていた「スタッツブラスト」シリーズの「ヴィジランテ」がありますが、シェルカートを使った排莢ギミックがある分、こちらの方がプレイバリューはあります。








二つのブラスターはバレル配置の関係で、グリップ部分の本体フレームの太さが全く違います。

旧ダブルショットは横幅が広く、断面が真四角に近い感覚です。

比べて新ダブルショットは縦長の断面長方形なので、握りやすさが向上しています。

ただ、どちらも片手で握るには大人の手でも操作しにくい太さです。










こちらが付属のシェルカート。

左は旧ダブルショット付属の物で、右側が今回の新ダブルショット付属の物です。

一番の違いは、センターに突き出しているガイドバーの形状。

旧版は先端部分の張り出しが大きいので、一部のダーツでは内部が圧迫されて傷みやすくなっています。

新版は先端部分が小さくなっており、ダーツに掛かる負担が多少減っています。







見た目の違いでは、お尻の雷管部分に輪っかのディティールがあるか無いかが分かりやすいです。

また、カート内部の逆流弁が旧版は黒いパーツを使っているため、外部から透けて見えています。










どのダーツが使えるか、いろいろと試してみました。

左からNERFエリートダーツ(ゾンビストライク)、旧ダブルショット付属の純正品、新ダブルショット付属の純正品、X-SHOTダーツです。

いろいろ比較して、写真も残そうかと思ったのですが・・・

正直、結果としてどのダーツも使えるし、飛距離にも大きな影響はありませんでした。

シェルカートも新旧で若干の違いはあれど、そこまで大きな違いは感じられません。

弾速計でもあれば、詳細なデータも出せるんですが、未所持なので体感の話になってしまいますが・・・








何度も遊んでいて、やっぱりストレージのカバーが邪魔に感じたので、取り払ってみました。

ここはビスと円盤状の留め具パーツで本体に留められているだけなので、簡単に外すことが出来ます。

ちょっと見た目は寂しくなりましたが、持ちやすさはグンと向上しました。








旧ダブルショットに比べると、本体の質感も変更されています。

前のはツルツル、テカテカのプラ質感満載だったのに、今回のダブルショットは梨地っぽい処理になっており、質感が良くなっています。


最近はNERFもゲームコラボのブラスターばかりで、なかなか欲しくなるブラスターが発売されず、ここしばらくはX-SHOTばかり買っていました。

しかし、まさかここにきて、エアウォーリアーでリアルカートブラスターが国内発売されるなんて思っていませんでした。


とにかくコレは「安くて楽しい」というブラスターなので、多くの方に手に取って欲しいですね。

そして、シェルカートのパック単体発売を是非、トイザらスにはして欲しいです!!













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