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BANDAI チョウヘンカン!! もじバケるカナ PART2

2013-09-09 00:00:00 | 文字変形玩具










期待していた商品を初めて手に取り、それが予想以上に出来が良かった時の喜びと感動は、長年玩具収集を続けていても変わらない刺激を与えてくれます。

この「もじバケるカナ」も商品の出来の良さと今後のシリーズ展開の期待感でわくわくさせる玩具です。






前回に続き残りの三種の紹介です。








3.ヘビ。

文字のバランスをしっかり取っているため、「ヘ」の字が「ビ」より浮いた位置に固定されるため、残念ながらまっすぐな位置に立たせる事が出来ません。

まあ、対象年齢を考えると立たせて遊ぶ事はあまり想定されていないのでしょうね。











動物形態。

頭部の見立ての処理が秀逸な動物形態。

ただ真っ直ぐにする訳ではなく、自然とうねりが生まれるバランスでデザインされています。

パッケージではこの鎌首をもたげた姿でポージングされていますが・・・









このように伸ばすことも可能。

可動部分が多く、全五種類の中では一番ポーズに変化を付けられます。














4.リス。

女の子にも受けそうなチョイスですね。

未就学児の場合はまだカッコよさと可愛さで好みの区別を付ける前の子供もおおいので、可愛らしい物も受け入れられやすいんですよね。








リスの特徴である大きな尻尾を大胆な見立てでデザインされた動物形態。

広げた足と、その間に来るようになっている手のバランスも素晴らしいです。







今までのもじバケるでは使われる事の無かったギミック、パーツのスライドによって尻尾の基部が頭部側から腰部分に移動します。

尻尾自体になる「リ」もスライドさせる事でボリュームを変化させています。













5.ゾウ。

他の物にも言える事ですが、差し替え無しの変形にするため、文字形態でのパーツ間の隙間が目立つのが残念なポイント。










この見立てと省略加減が素晴らしい!

大型動物でついつい胴体部のボリュームに気が取られがちな象を、頭部に集中したデザインにする事でシンプルながら動物としての記号をしっかり盛り込んでいます。

こういう実物からマイナスしていくデザインって、本当センスが問われると思うんですよ。

もちろん実写的に表現する事にも技術的センス等は必要ですが、文字からの変形と言う規制があるのにこの纏まりは素晴らしいと思います。








特に耳部分の基部パーツが牙に見えるバランスにしびれました。

ちなみにゾウにもスライド機構が使われており、後ろ足の変形に組み込まれています。

















いや、ホント手にとってみるまでは、どうせ幼児向けの単純構造だし、コレクションとしての満足感以上のものは期待していなかったんですが・・・

これは非常に素晴らしいと思います。

丸みのあるデザインは手に持って遊んだ時も気持ち良く、単純で差し替えの無い構造は、いわゆるパーツポロリも無くしているので、マイナス的なイメージを持っていた部分が完全に評価ポイントに変わりました。












くっつい居る文字はバラバラにする事も出来るので、このように好きな並びにする事も可能。

シリーズが続けばもっと言葉としての自由度も高まりますね。



本当に、この商品はもじバケるファンに買って欲しいと思えるシリーズです。

売り上げが悪くて第二弾が出ない、となってしまったら残念すぎる出来です。

ズッカーンの二の舞だけは!



シリーズ全体としては、もじバケるGⅡ、モンスターハンターもじバケる、とまだまだ勢いの止まらない「もじバケる」

いつもなら年末くらいに本家の「もじバケる8」が発売される流れですが・・・


まだまだ楽しませてくれるシリーズですね!






































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