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ミニチュア制作のススメ 100均バイク改造編

2022-11-23 16:49:18 | サブカルチャー

相変わらずミニチュア遊びをしているオッサンなのですが・・・






こちら、100均で売られているアメリカンバイクです。

商品名が「アメリカンバイク」で、プルバックで走るゼンマイユニット付きのバイク。

ダイソー、セリア、キャン★ドゥでも見かけましたが、どれもカラーバリエーションが数色あるだけで、形はすべて同じようです。






手元に唯一あるシルバニアファミリー人形を乗せてみました。

足の長さは全く合わないですが、何となく乗っている雰囲気は出ます。

まあ、シルバニアファミリーはヨーロッパ限定で公式のサイドカーをリリースしていますが、そちらも人形の足はステップに届いていないので、ある意味これでも正解なんだと思います。

しかし、このままではバイクにあまりにリアリティがありません。

ものすごく手を入れて本物のように改造している例もありますが、もう少しだけお手軽に、もう少しだけ実車っぽく改造します。







改造後がこちら。

ギラギラのメッキを漂白剤に漬け込んで剥がしています。

分解してゼンマイユニットを撤去し、プラカラーでポイントのみ塗装しています。

目立つヘッドライトは、丸ごと取り換えようかとも思ったのですが、ちょうどよい交換パーツが思い浮かばず、中途半端な状態で放置しています・・・









デデンデンデデン!

・・・何となくこんなお遊びを。


いや、世代がバレるネタですね。







シルバニアの家と並べてみましたが・・・

流石にアメリカンハウスイメージとは言え雰囲気が合わなすぎますね。


そもそも、自分が作りたいミニチュアに対し、絡められるフィギュア(シルバニアファミリー)はミスマッチというかギャップが大きすぎるんですよね。









「ならばいっその事、人形も自作するか!」と思い立ち、せっかくなら可動バリバリに遊べる人形を作ってみる事にしました。

バンダイの食玩、装動シリーズのバイスが安売りされていたので、そちらを切った貼ったして素体作り。

自分が持っているシルバニアファミリー人形は「ショコラウサギの女の子」という名前で、調べたところ父親、母親のフィギュアは、もう1センチ程度大きいとの事。

しかし、装動フィギュアを切りつめても、そこまでの大きさにすることが出来ません。

これ以上小さくすると、せっかくの可動を諦めるしかないです。









大きさは諦めて、このサイズでオリジナルの人形を作っていきます。

100均の紙粘土で造形していきますが、何せフルスクラッチなんて初挑戦。

どう作ったら良いかも分からないまま、とにかく形にしていきます。








シルバニアファミリー人形と並べた時に、なるべく違和感が出ないように、と考えると頭部の大きさをそろえるようにした方が良いと思い、作っていきます。

体は肉付けすると可動が死んでしまうので、頭と体のバランスが悪いですが、このまま作業を続けます。






いろいろ紆余曲折あり、どうにか形になりました。

動物モチーフは色々考えたんですが、まずはベタにライオン(のつもり)です。







いやあ、やってみて痛感しました。

人形作れる人ってすげえんだなぁ!って事を。

頭の中では理想像があるのですが、何をどうやっても上手く作れないですね。

一応、シルバニア基準で作ったので、理想としてはフロッキーにしたいのですが、技術的にも無理なので諦めました・・・

途中で、いっそ体毛表現のいらないサイかカバに変更しようかとも考えていました。








作ったミニチュアとも絡めてみました。

やはり関節可動があると、遊びが一気に広がりますね。

一部、もともとの装動素体から無くなった関節もありますが、全体をちょっとずつ切りつめて、活かせる可動はそのままにしています。






本当はシルバニア風に衣装を着せたかったのですが、模型造形以上に裁縫には自信がないので、服作りは諦めました・・・

表面を削り、どうにか塗装で服装を表現してみました。








さて、これでバイクと、ちゃんと跨がれるライダーが出来たのですが、ミニチュア遊びで考えると色々とアクセサリーが欲しくなります。

得意のスチレンボード工作で、ジェリ缶を作ります。






ジェリ缶の口をプラ板で作り、ついでに古いタイプの工具箱も作ります。







ジェリ缶は表面処理でエポキシ接着剤を塗り、表面をなめらかにします。

シルバーで塗装して、さらに上からグリーン系に塗装します。

工具箱は木製っぽい雰囲気にしたかったので、こげ茶で塗装です。







肝心のライオンをバイクにまたがらせている所を取り忘れていますが・・・

とりあえず完成した物を他のミニチュアと一緒に並べてみました。

まあ、それなりに雰囲気は出たと思います。


ドールハウスとしての楽しみとして、ミニチュアだけを並べて楽しむという方法もありますが、やはり対象となる人物が配置された方が、遊びの幅も広がり、次に作りたいミニチュアのアイデアも浮かびやすくなりますね。























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