
あ、GOGO大漁、SBRの5巻出てるぞ!
「パニッシャー」のDVDを見ました。
アメリカンコミックの中でも異色というか、ダークなヒーローの代表格です。
だいぶ前にドルフ・ラングレン主演でも映画化されましたが、そのときはラングレンがドクロマークのコスチュームを着ない事を条件に出演した為、ただの拳銃ドンパチ映画でした。
で、今回はパニッシャーのアイデンティティとも言うべきドクロ服を着ているので、まあ、期待してたんですよ。最近のマーヴル系映画はヒット作多いし。
でも、感想は・・・
「パニッシャーは映画はムリ!」
この人、簡単に言うと奥さん子供を悪者に殺され、その復讐後、悪を根絶やしにする処刑人になる。って話なんですが、問題は復讐後なんですよ!
いや、俺もパニッシャーを全部読んだ訳じゃないからこんなこと言って、どうかと思うんだけど、ただの復讐鬼が他の悪も憎むようになる部分を描くのが大事なんじゃないの?
今回の映画もただの復讐劇だよ!
最後に主人公がモノローグで「悪人ども、待ってろ!俺が処刑する!」みたいに言ってるけど、なんでお前そんな自分に関係の無い犯罪者まで憎んでんの?
もう、なんか、「はい、この人パニッシャーだよ。映画見るのどうせファンの人だから分かるでしょ?」みたいな作り。
俺が期待してたのは、復讐後に自分のダークサイドと折り合いをつけて生きていくヒーローの姿だったんだよね。
過去のアメコミの名作「ハート・オブ・ダークネス」で、他のダークヒーロー「ゴーストライダー」と「ウルヴァリン」共々、悪魔に利用されそうになるけど、最後は自分の心の強さでダークサイドに落ちなかった。
そういうアナキン坊やと180度違う大人の男がみたかったよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます