goo blog サービス終了のお知らせ 

綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

今年もあと9か月で終わりですよ

2010-03-24 01:12:16 | COLUMN
ちょうどひと月前、白馬で雪にまみれてたと思ったらもう桜がちらほらじゃないですか。早い。今年もあと9か月で終わりですよ。ぼちぼち動き出しましょうか。

まずは4.17(土)中野カフェライヴの選曲とリハだ。週末に会場近くの中野ブロードウェーに遊びに行って来たけれど、えらい賑わいで、相変わらずジャンクで面白い場所だった。

綿内組新作CD録音&ツアーのプランニング、肝心の新曲書きもある。インプラントのネジ(取れちゃった)も頭のネジもしめないとね。ねじ式ですから。
(Pic. ATSUMIN at 白馬)

4.17(土)中野オルタナティヴカフェご予約はこちらでどうぞ
http://watauchi.main.jp/form/form.cgi?f=2
携帯の方は fspclub@hotmail.com




玉置浩二

2010-03-17 19:05:33 | COLUMN
昨夜、久々に「安全地帯」での玉置浩二の歌をテレビで聴いた。最近、バンドを含めた男性ヴォーカルは性欲なさそうな感じのものが多い気がしていたから、余計に玉置浩二の歌の色香やねちっこさが新鮮だった。勿論、音楽性によるとは思うけれど、僕は大事な部分だと思う。

昔、ある先輩女性シンガーに「あなた達の先輩の世代の男性ミュージシャン達には取って食われちゃうような迫力があるけど、それに比べてあなた達は迫力がない」なんて言われたことがある。だからって真似しようなんてこれっぽっちも思わなかった。だから若い世代にとっても余計なお世話な話かもしれないが。

椎名町あんぱん

2010-03-15 20:43:22 | COLUMN
 地元椎名町駅の北口にあるパン屋「サンエトワール」の「椎名町あんぱん」が美味しい。「椎」の字の焼き印の中には粒あんと生クリームがいい感じに詰まっていて、買物の帰りに必ず寄って買っていく。お店によるとすでにちょっとしょた名物らしいが、どこまで広がっているかは不明。今度、誰かへのお土産に持って行こう。160円。

シェリル・クロウ×ジャクソン・ブラウンを観てきた

2010-03-12 00:14:33 | COLUMN
 ディランのチケットが取れなかったのでせめても・・・という感じで、今夜(3月11日)「シェリル・クロウ×ジャクソン・ブラウン」来日ジョイント公演を東京国際フォーラムで観てきた。当然、40代~50代のスーツ&中年率、白人率高し。シェリルの歌はほぼ知っているけれど、僕は70年代米国ウエストコーストサウンドが得意ではないので、ジャクソン・ブラウンの方はCDを聴いて予習をしておいた(米国ミュージシャンは歌も演奏も達者なので予備知識なしでも楽しめることが多いが)。

 第一部に登場のジャクソンの方はベテランスタジオミュージシャンといった感じのメンバー達と静かに熱い素晴らしい演奏を(70歳近いなんて!)、第二部のシェリルの方はもう少しロックバンド風ルックスのミュージシャン達と華々しく素晴らしい演奏を披露してくれた。二人のデュエットコーナーでの「Love Hurts」(エヴァリー兄弟やグラム・パーソンズでお馴染み)や、ニック・ロウ~コステロの聖典「Peace, Love And Understanding」にはやられたな。きっとシェリルの選曲だろうか。

 ギターはスライド~ラップスティール度が実に高くて気持ち良かったなぁ。ジャクソン・ブラウンは勿論、シェリルの方もかなりそうだった。米国カントリーロックな夜とも言えた。

「スコット・ウォーカー~30世紀の男」を遂に観る

2010-01-16 21:59:39 | COLUMN
英国ロッカー達のカリスマ、僕のアイドル、蒼い翳りとロマンいっぱいの魅惑のバリトン歌手スコット・ウォーカーのドキュメント映画が制作されていて何としても観たいと思っていたのだけれど、映画/音楽ライターの渡部りんたろう氏に声を掛けてもらって遂に観ることが出来た。ポップスターの地位を捨てて何10年も隠遁しっ放しのこのアーティストに何人の人が興味を持ってくれるか甚だ疑問だけれど、遂に姿を見せた彼に、僕としてはもう感激の一言しかない。

webbとして出した最初のインディーズのレコードのB面はウォーカー・ブラザースのカヴァーだったし、何より表題曲「Jackie」のタイトルはスコットのソロ作から拝借したものだ。
ソロデビュー時に、スタイリストさんにスコットのレコードを見せて衣装をあつらえてもらったこともあった。ごく一部から日本のスコット・ウォーカーと呼ばれたこともある(笑)そんなんだから感激もひとしお。最早、当時の英国の「美しき憂鬱」に似合った歌声(ジョニー・マー談)なんて飛び越えて、前衛音楽家かもしくは変人であるけれど、それでも僕のアイドルなのだ。

上映会&トークショーもあるようです。
http://www.uplink.co.jp/factory/log/003358.php

映画のCM


名曲「太陽はもう輝かない」英、日では一時ビートルズをしのぐ人気だったというのは有名な話


ソロ時代初期のヒットシングル「Jackie」


以下、宣伝コピーです。
【かつてウォーカー・ブラザーズとしてポップ・アイドルの座に君臨し、現在では伝説のカルトミュージシャンとして知られるスコット・ウォーカーの半生を追った初めてのドキュメンタリー映画。
デビュー当時から現在に至るまでの軌跡を、関係者の証言を元に追う。
スコットを敬愛し本作のエグゼクティブ・プロデューサーとなったデヴィッド・ボウイも出演している他、多数の有名ミュージシャンが出演。
アルバム「ザ・ドリフト」の制作風景も収録し、今なお最前衛で活躍するスコットの知られざる素顔に迫る。
第57回ベルリン国際映画祭パノラマ部門招待作品。
【スコット・ウォーカー略歴】
1965年ウォーカー・ブラザーズの一員としてデビュー。
3rdシングル「涙でさようなら」が全英チャート1位のヒットを記録。
イギリスのみならずヨーロッパ、オセアニア、日本でアイドル歌手として絶大な人気を得る。
ウォーカー・ブラザーズ解散後、複数のソロアルバムを発表。
1999年、レオス・カラックス監督の映画『ポーラ X』の音楽を担当。
2000年にはロンドンの音楽イベント メルトダウン・フェスティバルのゲストキュレーターを務める。
レディオヘッドやU2等、次世代のアーティストにまでその影響は及んでいる。】

キュートなエレキを手に入れたのだ

2010-01-09 17:00:36 | COLUMN
レトロでフューチャー、チープでゴージャス・・・何と愛らしいダンエレクトロのエレキ。
マーヴェラス師匠から「アコギのように男らしく弾き倒してくだされ」と、バンド勇退の置き土産に譲り受けた。お世話になったのはこちらの方なのに。

半世紀前にアメリカで、通販で有名なシアーズのカタログ商品として製造された安値なエレキ~ダンエレクトロ。いわば「二光のギター」のアメリカ版だ(最近ならディノスコレクションにエレキが載ってると想像すればよい。無いけど。)

安値で安い作りであるものの(中は空洞だし)、そのお洒落なルックスや独特のチープな音に惹かれて、ジミー・ぺイジもエルビス・コステロもシド・バレットもジャック・ホワイトも最近だとブライト・アイズのコーナーなんとか君も・・・あらゆるミュージシャンが愛用してきたのだ。ピックガードのDの文字、古い家電みたいなボリュームのつまみがまたたまんないです。これ持って久々にステージでエレキ弾こっ。


新年雑記

2010-01-06 23:11:47 | COLUMN
ええっ、もう正月終わり?ってな感じで年末年始が過ぎてしまった。でもその方が緊張感があっていいかもしれない。放電すると帯電状態に戻るのしんどいし。緊張感と言えば年末年始の水増し特番ももう少し短くしなきゃ、人間の集中力は5時間も6時間も持たない。そう言えば僕は長い曲が嫌いだ。

我がバンドは早速来月の白馬お泊りリゾートライヴ(詳細調整中!)のリハーサル日が決まり、自動的に新曲の締切日も決まってしまった。もう新曲書きだ。アルバム制作が待っている。

今年の最初の携帯メールの相手と、最初に会った音楽人は「ご勇退ワンマン」でバンドを勇退したばかりのマーヴェラス田中師匠だった。今回の新曲含め、沢山おいしいギターフレーズを考えてくれた「フレーズ王」であり、時々闇のギターバイヤーにもなる師匠であるが、後者の方で新年早々落ち会った。

今年も早そうだ。

(Pic.12.27 サウンドチェック)






アクアラングを知ってますか?

2009-12-30 00:50:50 | COLUMN
新曲「アクアラング」が好評だったのでホッとしている。
しかしちょっと驚いたことが一つ。

「アクアラング(水中用の肺)」といえば潜水する為の呼吸器具(や行為そのもの)・・・と僕の子供の頃はみな言っていた。
定着した外来語で誰もが知っていると思って歌詞を書いたわけだ。
「アクアラングみたいに君のぬくもりを吸い込んだら泳ぎ切れる・・」というような歌詞を。
しかし、綿内調べによるとアラサー以下の99%の人々が「アクアラング」という言葉そのものを知らなかった・・・。

何で?と思って調べてみた。
「アクアラング」が実は社名~商品名というのは過去に調べ済みだったけれど、その昔アクアラング社が日本にダイヴィングを広めた影響で器具や行為そのものが日本で「アクアラング」と呼ばれるようになった。ただし、スクーバ~ダイヴィング等の言葉に取って代わられるまでは・・・という話だった。

これは知らなかった。
美しい造語なのに、ようするに日常語としてはすたれてしまった言葉なわけだ。
アラサー以下の世代が知らなくて当然か。

だからダイヴィングをたしなむ人以外で「アクアラング」を知っている人はみなおっさんおばさんです。

ブラックパイポ/ハードミント

2009-09-19 08:41:29 | COLUMN
 禁煙中、通常のパイポでは物足りなくなってパイポを分解、以前花粉の鼻づまり用にプレゼントしてもらったミントオイルをパイポの中身に吹きかけてみた。結構効きますねこれ。吸い口の刺激がかなりアップ。などと悲しい創意工夫を重ねているうちに、「こんな商品があるんじゃないのか?」と思い立って調べたらありました。ワルそうなパイポが。箱の絵は間抜け(禁煙戦隊ヤメルンジャーが悲しい・・)だけど、ネーミングがナイス。「ブラックパイポ/ハードミント」なんてまるでベルベット・アンダーグラウンドの凶悪セカンド「ホワイトライト/ホワイトヒート」みたいじゃないですか。

●間もなく札幌ライヴ詳細決定

●最新アルバムご購入はこちら