と
『「世界で一番あわれな」日本男性』弘兼 憲史 (著)
という本を続けて読んだ。
同じものを、違う角度から見たような感じ・・・だろうか・・・
どちらも、自分に近い環境の話・・・自分に引き寄せて考える。
「女性IT」の方は、キャリアの女性、どちらかというとエリート。
会社の中では、出来る人間と出来ない人間がいる。
また、出世に拘る人間と、拘らない人間がいる。
彼女らの難敵は、仕事の出来ない出世に拘るオジさんたちなのかなと思う。
方や、「日本男性」の方は、出来ない中年男性なのだけど、出来る出来ないを超えた部分はあるかも知れない・・・、組織の中で見出してきた男としての存在の根拠が揺らいでしまった今の中年の哀しさがある。
変な言い方かも知れないけれど、
「女性IT」で指摘されているような男だらけの業界の疎外感というのは、
僕も感じているものだ。
彼女らは、それは性差であると理由がつくけれども、
僕の場合は、男性なので、自分のキャラクター、融通のなさ・・・なのかなと思う。
僕は、表面は何にでも合わせてしまうけれども、その実、周りにあわせることがない・・・
ちょっと言い方が悪いな・・・
例えて言えば、周りが赤だと、赤に合う赤系統の色に変色するけれども、赤そのものに染まってしまうことがない・・・そんな感じだろうか・・・
男社会のなあなあの部分を認めるけれども、自分もなあなあになることがない・・・
一歩退いて見てしまっている・・・
それが得体の知れなさになって、会社という組織にいられなくなったんじゃないかと思う。
そんなんじゃない・・・お前の無能さにあるのだと言われそうだけど・・・(それは否定できないけれども・・・)
「日本男性」の方は、半分自分もそうだと思いながらも、
ちょっと僕は違うかも知れないと思う。
仕事以外の部分で、男性に出会うことがホントに少ない・・・
世の男性は、休日どこで何をしているのだろうか・・・
こうしてインターネットで書き込みをしたりして、人と知り合うことがあっても・・・
何故か女性ばかり・・・(あるいは、若者か)
子供と一緒にイベントに出ても、お母さんばかり・・・一体、お父さんたちはどこに行ったのだ。
僕の趣味が違いすぎるのか・・・どうも不思議でならない・・・
そういう疑問を抱きつつ・・・(答えが出ないまま)
最新の画像もっと見る
最近の「読書」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- VBScript(2)
- Weblog(314)
- お仕事ツール(0)
- Saloon(1099)
- Node.js他(Python)(16)
- HTA(32)
- 決め・分け論(71)
- 映画・ドラマ(37)
- EXCEL VBA(35)
- PL/SQL(10)
- Java(11)
- 詩(自作)(5)
- 詩(塚原将)(298)
- 短歌(200)
- 題詠100首鑑賞(96)
- 題詠100首(109)
- ALIAS SMITH and JONES エピソード(1)
- 題詠100首2010(11)
- 読書(74)
- プロスポーツ(プロ野球、格闘技)(27)
- 日常・育児とか(88)
- 仕事(IT関係)(61)
- とほほ(33)
- 夢(32)
- 勝手にバトン(7)
- 写真(36)
- スタートレック視聴日誌草稿(24)
- 旅行(25)
- 嫌いな言葉(6)
- 好きな言葉(4)
バックナンバー
人気記事