008：鞄 ②

009:眠　は、ぜんぜんイメージが湧いて来ません。
で、ちょっとお休み。
眠るのは好きなんですが、このごろ、あんまり大事にしていないなぁ・・・
眠るのを楽しみにする心の余裕がない、今も、寝るよりはこうやって、文章を練っている。
それは、自分を大事にしていないということかなぁ・・・
などと思いつつ。

昨日の、「鞄」で、鞄って、自分と似てるのかも・・・と思った。

それは、僕だけじゃなくて・・・
そう思って、題詠マラソンのログ検索を、キーワード 008:で、かけてみると・・・

「鞄」を「私」「我」「僕」の一人称代名詞に換えて読んでみると・・・
けっこう、意味深に読める。
なるほどなぁ～
中に入れるもの、自分の中にあるもの・・・キャパシティ
必要とするもの、自分の能力だったり・・・あるいは、思い、不安・・・いろんなもの

「時計」が、恋人のメタファだとしたら、「鞄」は「自分」のメタファであっていい

いきなり、メタファという言葉を使ってみた。それがぴったりくるというよりも
似てるとか、比喩とか、象徴とか、のようなものとかの表現も、あるのだけれど、
メタファのような用語を使うことで、なんだか締まる感じがする。

これは、短歌もそういうところがあって（と僕はこのごろ思うのだけれど）
正確さよりも、ちょっとはみ出てもいいから、
この締まるような感じをもった言葉を使う方が、表現が生きてくる感じがする。
うまく言えないけれど・・・脱線しました。

で、僕の鞄

ごくごくありふれていて、無難で
機能だけで選ばれてて、取り立てて、魅力はない
そういうやつ・・・まさに、僕もそういうやつだなぁとね。

見栄えの良い鞄がある。旅をいろいろしてきましたという顔をした鞄。
高価そうな、上品な鞄もある。
でかいだけの鞄もある。堅い鞄もある。
中がガラクタだらけの鞄もある。ゴミだらけの鞄もある。
空っぽの何も入っていない鞄もある。
いろいろある。


ウソなんだろお役に立ちますなんて顔　言いたいことを言いなよ鞄

眠りのために、もう寝ます。