逃げたらあかん

子供が通っている幼児教育（週一回ですが）のマンスリーＣＤに、
「美しい日本語」というコーナーがあります。
今月の詩に、ちょっといいなと（はっとして、ううんと唸った）
思う詩がありましたので、ご紹介します。

作者は、石川洋という人なんですが、どういう人かは、勿論知りません。
(もしかしたら、超有名人で、知らないのは僕だけなんてことも・・・ありうる。)
※ＣＤの聞き書きなので、漢字の使い方、文の切り方は、多分正しくないと思います。ご容赦を・・・


逃げたらあかん

つらいことが多いのは感謝を知らないからだ
苦しいことが多いのは自分に甘えがあるからだ
悲しいことが多いのは自分のことしかわからないからだ
心配することが多いのは今を懸命に生きていないからだ
行きづまりが多いのは自分が裸になれないからだ

くよくよは慾のまわり道
ぐずぐずは自分の出し惜しみ

いたらない人間なのだからあたためあっていこう
空いっぱいに空があるように
こころいっぱい美しいこころを育てよう

遅れてもいい
寝ているウサギさんを起こしてあげられるカメさんに
わたしはなりたいな