こはる日

ウクレレ シンガーソングライター
こはる のブログです

ukulele Co-HaL

ウクレレコンテストを振り返り 8 最終回

2013-12-17 | Weblog

コンテスト終了後、審査員の方々と

お話しする機会がありました。

そこでいただいだ言葉で、嬉しかったこと。

 

勝誠二さん

「コンテストの結果に、まぐれ っていうのはないんですよ。

コンテストだから、審査員はいろんな基準で点をつけたりするんだけど

そういうのを超えて“よかった”。

ウクレレを持ってお客さんの心の中に入っていくのは難しいもの。

でも、今日の出演者の中で、あなたが一番みんなを笑顔にしていたし、

手拍子したいと思わせたし、一番大きな拍手を受けていた。」

 

キヨシ小林さん

「ウクレレってこういう楽器だったよなー、と審査員の皆が、はっと目が覚めた。

テクニックのある出場者はたくさんいるけど、あなたのようなタイプはほかにいなかった。

そのままで良いから、自分の個性を大切にね。」

 

松本ノボルさん

「この力の抜け方は何なんだ、と思った。」

 

勝さんがおっしゃった「人の心に入っていく」というのは、前に書いた

音感トレーニングのS先生のアドバイスにもありました。

ステージに立つ前に、「いつものライブと同じ。お客さんに音楽をお届けして

楽しんでもらおう」と思ったのがよかったのでしょう。

それが勝さんや、客席の皆さんに伝わって嬉しいです。

 

キヨシ小林さんがおっしゃった「ウクレレってこんな楽器」というのは

私もとても大事に思っていることで、例えば音色も、ギターみたいに

クリアでサスティンが長ければ、いろんな表現力も上がりますが

ウクレレらしくないと思っているのです。

できないこともいっぱいある中で、でもウクレレの良さを活かせるような

演奏をしたいと思っています。

(今回使用したミツレレは、ウクレレらしい音色が出るのでとても好きです)

 

松本ノボルさんがおっしゃった「力の抜けた」というのは、

実際、風邪の症状がずっと続いていて力がなかったのが逆によかったのかもしれません。

それと、実は、演奏の最初の方で、自分的には思っていたのと全然違うことを

やってしまって、「あっちゃー、やっちまったーー!」って感じだったのです。

その瞬間、一瞬のうちにいろんな考えが頭を駆け巡りました。

その中で「ミスをしても全体的には良い演奏が可能である」というKさんとのやり取りの中での

自分の回答が浮かんできました。

そしたら、コンテスト的には撃沈でも、客席のお客さんが楽しんでくれるように

演奏をしよう、って思って、開き直りました。

その後は、夢のように演奏が進み、なんだかフワフワした光に包まれているような気分で

3分ちょっとの、この時間を楽しもう、と思いました。

 

以上、大変長くなりましたがコンテスト振り返り、終了です。

 

フロッグスリープを結成してから、2014年1月4日で10年になります。

10年の最後に、こんな大きなプレゼントをいただいて、とても幸運だと思います。

でもこれは、まだスタートラインに過ぎません。

この先、新たな10年を、今までと同じように、少しずつ音楽性を深めるような方向に

進んでいきたいと思っております。

ブログには書ききれなかったですが、ほかにも多くの方々にお世話になりました。

そしていろいろな大切なことを教えていただきました。

皆様、ありがとうございます。

 

これからもよろしくお願いいたします。

 

来年はCD作ります!

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Rin)
2013-12-17 21:33:10
いいお話ありがとうございました。
読んでてこちらも「気」をもらえました!
CDできたら教えてくださいね。
返信する
ありがとうございます (みほ)
2013-12-18 10:06:34
Rinさん

書き込みありがとうございます

これからまた、修行みたいな期間が始まります

CDできたらお知らせします!
返信する
 (1.9m)
2013-12-20 11:44:04
おめでとう!
すごいねー!

いつか生演奏を聴きたいものです。
返信する
ありがとう! (みほ)
2013-12-20 20:26:37
実はいただいたフロッグスリープは
まだ冷蔵庫で眠っています。
こういう時のためにとっておいたのです。
お祝い&10周年記念にあけまーす!

金沢で、今度イベントなどに出る時は
ご案内いたします。
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