突然知る （ミホ）

今日、藤沢駅の近くで、信号のない横断歩道を
渡っていたら、右折してきた車が、
私が歩いてるのに気づかずに向かってきた。
そんなにスピード出てなかったし、
ブレーキ踏んだようで、私の手前で止まったけど
右手で思わずボンネット押さえてしまったよ。
「止まれ！」って感じで。
怖かった、ひかれるところだった。

で、無事助かったあとで、ドキドキしてきた。
自分に落ち度がなかったとしても、
突然、死ぬこともあるのだ。
死なないにしても、怪我することもあるのだ。

何の心の準備もないまま、油断したまま
ふつーの日常のままで、突然、
おしまいになることもあるんだ。

そう思ったら、胸がドキドキ苦しくなった。

私、5歳の時に交通事故にあって、左足を
フクザツ骨折して、額にも大きな傷ができた。
その時も、信号のない横断歩道を渡っていた。
手も挙げてたし、自分側に非はなかった。
ひいた方の人も、私が小さくて姿が見えなかっただけで
ひいてしまったのは運が悪かっただけだった。

確率的に、１人が一生に２回も交通事故には
なるまい、と思い込んでいたが、
そんな根拠ないのだ。