
さてさて、建築ネタが続くのはどうか…とも思ったのですが
私が訪れたJean Nouelの建物を全て簡単に紹介していきたいと思います。
Institut du monde Arabe/アラブ世界研究所
アラブ世界研究所はダイヤフラムのファサードに象徴される南棟と、
サンジェルマン大通りに沿って大きなカーブをし西側に向けてのエッジになっている北棟によって構成されています。

南棟のダイヤフラムがまず象徴的。

このダイヤフラムは、太陽光の強さの加減によって自動的に開閉をする優れもの(壊れやすいという噂もありますが…)

この幾何学的な模様は、グラナダにあるアルハンブラ宮殿の装飾に良く似ていると例えられ、ここにアラブ文化を垣間見られます。

ここの最上階からのノートルダムの眺めは最高に美しいです。

Fondation Cartier/カルティエ財団
カルティエの会長 A.D/ペラン氏の依頼にて設計→施工へ。

元々ここには、アメリカンセンターが建っていましたが、(先日掲載した大蔵省の近く)Bercyという地区に「Frank O. Gehry設計」で移設が決まり、空いた土地を本社をと考えてA.D/ペラン会長が購入しました。
それ以前からカルティエの会長とは別の仕事をした事もあり、会長もジャン・ヌーベルを信頼し、全面に渡ってこの建物を託す事になりました。
ジャン・ヌーベルは、アメリカンセンター時代に有名な作家(?!←だったかどうか不安)が植樹した木を残したいと考え、この木を生かしながらの設計をしたと言われています。

建物は地上8階・地下8階建て、ガラス張りのファサードでいかにもジャン・ヌーベルっぽい。

1階は、展示空間。2階以上はオフィスとなっています。
この1階の空間は展示空間なのですが常設展はなく、常に変化するエキシビジョン展示空間。
これに常に対応出来る空間となっています。
余談ですが、先日お届けした「Grand Projet」の1つ、「新凱旋門」。
実は、コンペでは2位だったという噂の「Jean Nouvel」の新凱旋門はこちら↓


1位を取っていたらコノ新凱旋門になっていたんですね~。
ジャン・ヌーベルの建物で、この他に訪れた建物も簡単に紹介いたしますネ。
Eura Lille/ユーラ・リール(Lille)
ここのビッグプロジェクトでは、4人の有名建築家がタッグを組んで、このリール駅周辺開発に挑みました。
(クレディリヨネビルのクリスティアン・ドゥ・ポルザンパルク、ユーラリールセンターのジャン・ヌーベル他)
ここユーラリールセンターのファサードでは、以前に紹介しました「コルビュジェ」の「ユニテダビタション」の現代的な思案が使われています。
←写真がコレしか見つかりませんでした。スミマセン…
Opera de Lyon/リヨン・オペラ座(増改築) (Lyon)
18世紀に建てられたオペラ座の増改築。
その当時の建物の良さを残し、現代的建物の要素を加えるというコンペにて1位を獲得。
従来の建物に半円形のヴォールトを乗せ、エントランスなどの内装も大幅に改修して、外観上は昔の建物の良さを活かしながらモダンなスタイルに仕上げています。
↑こちらもこの他にも内装の写真などもどこかにあったはずなので、見つかったら添付致します。
Tours Congress/トゥール・コングレスセンター(Tours)
うなぎの寝床の土地形状にそれぞれインテリアの違う3つのホールを施した建物。

小さいホールから順に奥へと段々と広くなっていくホールと共にレストランやお店なども入っている複合施設。
中は、ジャン・ヌーベルらしい(私好みの)暗い雰囲気の中に、ガラスからこぼれるカラフルな間接照明が印象的。

トゥール駅のすぐ目の前にあり、近くには古い伝統的な建物も多く建っているのですが、あまり違和感のない光景。

最後に、本当は教えたくない所なのですが、きっとJean Nouvelの設計したホテル&レストランで調べたらすぐ分かるでしょう…。
(でも、やっぱりいくつかある教えたくない場所の1つでもあるので、名前・場所等は書きません。←意地悪?!)
french-blue 超お気に入りのホテル&レストランです。(Jean Nouvel設計)
レストランはミシュラン☆(バリ美味で、サービスも
です
)


↓部屋の仕切り方も面白いんです。左の図面では仕切りが分かり難いので、右側の図面では太線で仕切ってみました。

ちなみに私が泊まった部屋は、図面上で一番右の形状の部屋でした。部屋の写真は以下↓

部屋には、「Bang & Olufsen」のCDプレイヤーもありました。

ジュニアスイートも見せて貰っちゃったのですが、部屋にバイクが!!!
私が訪れたFranceのJean Nouvelの建物は以上です。
簡単ではありましたが、皆さんも機会があったら是非訪れてみて!
私が訪れたJean Nouelの建物を全て簡単に紹介していきたいと思います。
Institut du monde Arabe/アラブ世界研究所
アラブ世界研究所はダイヤフラムのファサードに象徴される南棟と、
サンジェルマン大通りに沿って大きなカーブをし西側に向けてのエッジになっている北棟によって構成されています。


南棟のダイヤフラムがまず象徴的。


このダイヤフラムは、太陽光の強さの加減によって自動的に開閉をする優れもの(壊れやすいという噂もありますが…)

この幾何学的な模様は、グラナダにあるアルハンブラ宮殿の装飾に良く似ていると例えられ、ここにアラブ文化を垣間見られます。


ここの最上階からのノートルダムの眺めは最高に美しいです。

Fondation Cartier/カルティエ財団
カルティエの会長 A.D/ペラン氏の依頼にて設計→施工へ。


元々ここには、アメリカンセンターが建っていましたが、(先日掲載した大蔵省の近く)Bercyという地区に「Frank O. Gehry設計」で移設が決まり、空いた土地を本社をと考えてA.D/ペラン会長が購入しました。
それ以前からカルティエの会長とは別の仕事をした事もあり、会長もジャン・ヌーベルを信頼し、全面に渡ってこの建物を託す事になりました。
ジャン・ヌーベルは、アメリカンセンター時代に有名な作家(?!←だったかどうか不安)が植樹した木を残したいと考え、この木を生かしながらの設計をしたと言われています。


建物は地上8階・地下8階建て、ガラス張りのファサードでいかにもジャン・ヌーベルっぽい。


1階は、展示空間。2階以上はオフィスとなっています。
この1階の空間は展示空間なのですが常設展はなく、常に変化するエキシビジョン展示空間。
これに常に対応出来る空間となっています。
余談ですが、先日お届けした「Grand Projet」の1つ、「新凱旋門」。
実は、コンペでは2位だったという噂の「Jean Nouvel」の新凱旋門はこちら↓


1位を取っていたらコノ新凱旋門になっていたんですね~。
ジャン・ヌーベルの建物で、この他に訪れた建物も簡単に紹介いたしますネ。
Eura Lille/ユーラ・リール(Lille)
ここのビッグプロジェクトでは、4人の有名建築家がタッグを組んで、このリール駅周辺開発に挑みました。
(クレディリヨネビルのクリスティアン・ドゥ・ポルザンパルク、ユーラリールセンターのジャン・ヌーベル他)
ここユーラリールセンターのファサードでは、以前に紹介しました「コルビュジェ」の「ユニテダビタション」の現代的な思案が使われています。

Opera de Lyon/リヨン・オペラ座(増改築) (Lyon)
18世紀に建てられたオペラ座の増改築。
その当時の建物の良さを残し、現代的建物の要素を加えるというコンペにて1位を獲得。
従来の建物に半円形のヴォールトを乗せ、エントランスなどの内装も大幅に改修して、外観上は昔の建物の良さを活かしながらモダンなスタイルに仕上げています。

↑こちらもこの他にも内装の写真などもどこかにあったはずなので、見つかったら添付致します。
Tours Congress/トゥール・コングレスセンター(Tours)
うなぎの寝床の土地形状にそれぞれインテリアの違う3つのホールを施した建物。

小さいホールから順に奥へと段々と広くなっていくホールと共にレストランやお店なども入っている複合施設。
中は、ジャン・ヌーベルらしい(私好みの)暗い雰囲気の中に、ガラスからこぼれるカラフルな間接照明が印象的。

トゥール駅のすぐ目の前にあり、近くには古い伝統的な建物も多く建っているのですが、あまり違和感のない光景。

最後に、本当は教えたくない所なのですが、きっとJean Nouvelの設計したホテル&レストランで調べたらすぐ分かるでしょう…。
(でも、やっぱりいくつかある教えたくない場所の1つでもあるので、名前・場所等は書きません。←意地悪?!)
french-blue 超お気に入りのホテル&レストランです。(Jean Nouvel設計)
レストランはミシュラン☆(バリ美味で、サービスも






↓部屋の仕切り方も面白いんです。左の図面では仕切りが分かり難いので、右側の図面では太線で仕切ってみました。


ちなみに私が泊まった部屋は、図面上で一番右の形状の部屋でした。部屋の写真は以下↓


部屋には、「Bang & Olufsen」のCDプレイヤーもありました。


ジュニアスイートも見せて貰っちゃったのですが、部屋にバイクが!!!

私が訪れたFranceのJean Nouvelの建物は以上です。
簡単ではありましたが、皆さんも機会があったら是非訪れてみて!