カワウソ推しと環境保全について。 - カトカト日記 ~霊園・墓石の株式会社加登 公式ブログ~

カワウソ推しと環境保全について。

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前回に続き動物ネタです。
皆さん、カワウソの可愛らしさをご存知ですか?
実はかのラッコちゃんもカワウソの一種なんです。

写真は王子動物園(神戸市灘区)にいるアメリカカワウソ。
どうです? この佇まい。立ってよし、歩いてよし、泳げば爆速と申し分のないハイスペックアニマルです。



鳴き声がまた可愛らしく、この風貌から誰もが想像する声とぴたり一致するはず。

カワウソと言えば吉田戦車の名作マンガ「伝染るんです」のイメージが強かった僕ですが、実物がこんなにも愛らしいとは驚きでした。槍を持って「中学生男子を刺す」なんて決して言いそうにありませんね。


よく見ると舌が出ていてまた可愛いではありませんか。

かくの如くラヴリーなカワウソですが、悲しいことに日本の固有種「ニホンカワウソ」は2012年、正式に絶滅が宣言されたそうです。
1979年以降目撃されていなかったとのことですから、実際にはとうの昔に地球上から姿を消していたのでしょう。
原因は毛皮を目的とした乱獲です。


案外みんな二本足で立っていますよ、王さん。

1975年以前には、絶滅する動物は年に1種以下だったそうです。それが今では、世界中で何と年に40,000もの種が絶滅しているのです。
1日に100種以上、実に15分に1種が絶滅している計算ですから、にわかには信じ難いのですが、れっきとした事実です。
日本でも3,000種以上の動物が絶滅危惧種に指定されています。

絶滅の原因は様々でしょうが、前述したような乱獲や、文明の発展がもたらした地球環境の変化が最も大きいということには疑念を挟む余地がありません。
ほとんどすべてが我々人間の犯した罪と言っても過言ではないのです。


ユキヒョウ。ラグジュリアスのひと言です。


舌が可愛いです。

クジラばかりが槍玉に上がっている今日この頃ですが、狩猟自体は大昔から存在していて環境変化を引き起こすことはなかったわけです。乱獲はもちろんいけませんが、それよりも地球環境自体の在り方をもっともっと皆が考えなければ、特定の動物ばかりをいくら保護してみたところで、今後も絶滅種の増加に歯止めをかけることは難しいのではないかと思いました。





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