もっと幸せな星を目指して

2007年ごろまでは、「持続可能な社会を目指して」でした。

無駄なエネルギー(その2)

2006-06-25 22:45:58 | ・エネルギー問題
さて無駄なエネルギー(その1) において、
長期的な持続的な観点でも、近々のエネルギー供給不安に対しても、
エネルギーの無駄遣いをやめていく必要があると認識しました。

では日本においてどの分野でエネルギーを多く使っているのでしょう?

2002年度 エネルギー需給実績によると、
最終エネルギー消費:16,000PJ
内訳:産業部門・・47.2%、民生家庭部門・・13.3%、民生業務部門・・15.5%、運輸旅客部門・・14.7%、運輸貨物部門・・9.3%
ということです。(各部門の詳細は総合エネルギー統計の解説のP62による)

ということで、産業部門が約半数を占めてその中の多くは製造部門。
産業部門の1/3が化学部門(2,493PJ)で、乗用車(2,144PJ)より多い。
へ~。知らんかった~。

全体をみると
・化学部門(2,493PJ) 内容は上のP128-131(かなり私の頭には難解)、
・乗用車(2,144PJ)
・鉄鋼業(1,733PJ)
・貨物・トラック(1,511PJ)
・民生業務部門の石油(1,251PJ)
というのが上位みたいです。

そっか~。
プラスチックを作ったり、鉄鋼を作ったり、そして車を走行させたり・・、
それらに多くのエネルギーが消費されているのですね。

そうか。
最終エネルギーの半数を製造部門で消費されているって事は、
物づくりを減らせば消費エネルギーも減るって事ですね。
物づくりを減らせば当然資源も使わなくなるしいいことだ。

無駄なエネルギーを考える際には、無駄な物づくりの削除も含めて考えていきましょう。

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 最新版では「中国とインド」「水不足と食糧不足」「石油高騰」「バイオ燃料」「ピークオイル」にフォーカスしているそうです。
 私も読まなきゃ・・。

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