今日は本ブログ初取り上げの水問題。
なんで初めてかというと、私が勉強して来なかったから・・・(アハっ)。
エコ検定でも、水質汚染・酸性雨・砂漠化は取り上げられてたけど水不足は・・。
日本にいるとあまり実感ないですよね。
でも世界中では一番深刻(?)な問題。
水がなけりゃ、人も動物も農作物も育たんもんね~。
ちゅうことで、本日は昨日の日経産業新聞から抜粋。
------抜粋-----------枯れる大地水まく外資---------------------
中国各地で水不足が深刻になっている。背景には急速な経済成長に伴う水需要の増加がある。不足する電力や石油と並び、水問題が今後の成長を阻みかねない。そんな状況に危機感を抱いた中国政府は外資導入などで水対策を本格化。日本企業も中国での水ビジネスに商機を求め、先行する欧州勢を追い始めた。内陸部の重慶市は今夏、五十年に一度というひどい水不足に襲われた。水需要の増加に干ばつが追い打ちをかけた。断水が相次ぎ、市の人口の五分の一に当たる六百万人以上の飲料水が不足。農業も打撃を受けた。水不足の影響は思わぬところにも広がった。市内の服装会社、重慶師得龍服飾は八月、突然の停電に何度も見舞われ、そのたびに主力商品のズボンの生産が止まった。「停電は恒例行事」。半ばあきらめ顔の王暁春総経理は、工業用の電力消費が減るため停電が少ない夜の操業に切り替えて、生産を継続した。市内の電力需要の二割弱に相当する百万キロワットの電力が不足し、各地で停電が相次いだ。原因の一つは水が減ってダムが干上がり、多くの水力発電所が停止したことだ。人工降雨で乗り切ろうとした市政府は、市内に百基以上設置した発射台から降雨促進剤を連日空へ打ち込んだが、雨は時々しか降らなかった。 水不足による経済損失は重慶市と隣接する四川省合計で百二十億元(約千八百億円)にも達した。寧夏回族自治区郊外のある村は人口が二十年前の五千人から二千人に減った。水不足で砂漠化が進み、生活できなくなった人たちが他の地域へ移転したためだ。売店を経営する曹淑霞さんは「売上高が五年前の二割以下の一日百元(約千五百円)に減った。私もここを離れたい」と嘆く。 砂漠化の原因の一つは野菜の大量栽培で土地がやせたこと。給水システムの設置を急いでいるが、砂漠拡大に追いつかない。砂漠化による黄砂の大量発生がもたらす大気汚染も広がっている。砂が飛ばないようワラを植え込み固定する取り組みも焼け石に水だ。 中国の一人当たりの水資源量は世界平均の四分の一。北京では中国平均の八分の一にとどまるなど、地域によっては不足が極めて深刻だ。水利省が主要六百六十九都市を調査したところ、四百強で水が不足し、うち百十都市で深刻だった。 都市部だけでも年間六十億立方メートル足りない。東京都の年間総配水量(工業用水除く)の三・七倍の量だ。今年は内陸部での干ばつの影響で被害が特に深刻だったが、工場が十分稼働できないなど経済損失は通常年百億元との試算もある。 水不足に追い打ちをかけるのが水質汚染だ。中国環境科学研究院の趙章元研究員によると、中国北部の地下水から各種の有害物質が基準を超える濃度で検出された。 特に北京の汚染がひどく、一部では発がん性物質のベンゼン系有機化合物などが発見された。工業排水やごみ集積場が汚染源とみられ、趙研究員は「水汚染が北京住民の健康に大きな脅威を与えている」と指摘。企業の工業用水の確保にも影響を及ぼしている。 重慶、上海など大都市の水源となっている長江も、川沿いに立ち並ぶ重化学工場からの排水が川を汚染している。長江水利委員会の調査では最近十年間、長江の水質は悪化の一途をたどっているという。 事態の深刻さを受け、政府もようやく動き始めた。建設省によると、二〇〇六年から一〇年までに中国全体で給水、汚水処理など水関連の投資総額は官民合わせ一兆元(約十五兆円)を超える見込み。同省は水対策を都市インフラ整備の中核事業の一つに据え、外資の資金と技術力を積極的に活用する方針を示す
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”水”という資源も減耗している。
こちらも奪い合いが避けられないのかな~。
日本も農作物を通して沢山の水を輸入しているし、無視出来ない問題です。
勉強しなきゃ。
・世界の水問題と日本
・水不足は食糧不足に直結する
・社会が根本的に変わらなければ水不足や環境問題は解決しない
なんで初めてかというと、私が勉強して来なかったから・・・(アハっ)。
エコ検定でも、水質汚染・酸性雨・砂漠化は取り上げられてたけど水不足は・・。
日本にいるとあまり実感ないですよね。
でも世界中では一番深刻(?)な問題。
水がなけりゃ、人も動物も農作物も育たんもんね~。
ちゅうことで、本日は昨日の日経産業新聞から抜粋。
------抜粋-----------枯れる大地水まく外資---------------------
中国各地で水不足が深刻になっている。背景には急速な経済成長に伴う水需要の増加がある。不足する電力や石油と並び、水問題が今後の成長を阻みかねない。そんな状況に危機感を抱いた中国政府は外資導入などで水対策を本格化。日本企業も中国での水ビジネスに商機を求め、先行する欧州勢を追い始めた。内陸部の重慶市は今夏、五十年に一度というひどい水不足に襲われた。水需要の増加に干ばつが追い打ちをかけた。断水が相次ぎ、市の人口の五分の一に当たる六百万人以上の飲料水が不足。農業も打撃を受けた。水不足の影響は思わぬところにも広がった。市内の服装会社、重慶師得龍服飾は八月、突然の停電に何度も見舞われ、そのたびに主力商品のズボンの生産が止まった。「停電は恒例行事」。半ばあきらめ顔の王暁春総経理は、工業用の電力消費が減るため停電が少ない夜の操業に切り替えて、生産を継続した。市内の電力需要の二割弱に相当する百万キロワットの電力が不足し、各地で停電が相次いだ。原因の一つは水が減ってダムが干上がり、多くの水力発電所が停止したことだ。人工降雨で乗り切ろうとした市政府は、市内に百基以上設置した発射台から降雨促進剤を連日空へ打ち込んだが、雨は時々しか降らなかった。 水不足による経済損失は重慶市と隣接する四川省合計で百二十億元(約千八百億円)にも達した。寧夏回族自治区郊外のある村は人口が二十年前の五千人から二千人に減った。水不足で砂漠化が進み、生活できなくなった人たちが他の地域へ移転したためだ。売店を経営する曹淑霞さんは「売上高が五年前の二割以下の一日百元(約千五百円)に減った。私もここを離れたい」と嘆く。 砂漠化の原因の一つは野菜の大量栽培で土地がやせたこと。給水システムの設置を急いでいるが、砂漠拡大に追いつかない。砂漠化による黄砂の大量発生がもたらす大気汚染も広がっている。砂が飛ばないようワラを植え込み固定する取り組みも焼け石に水だ。 中国の一人当たりの水資源量は世界平均の四分の一。北京では中国平均の八分の一にとどまるなど、地域によっては不足が極めて深刻だ。水利省が主要六百六十九都市を調査したところ、四百強で水が不足し、うち百十都市で深刻だった。 都市部だけでも年間六十億立方メートル足りない。東京都の年間総配水量(工業用水除く)の三・七倍の量だ。今年は内陸部での干ばつの影響で被害が特に深刻だったが、工場が十分稼働できないなど経済損失は通常年百億元との試算もある。 水不足に追い打ちをかけるのが水質汚染だ。中国環境科学研究院の趙章元研究員によると、中国北部の地下水から各種の有害物質が基準を超える濃度で検出された。 特に北京の汚染がひどく、一部では発がん性物質のベンゼン系有機化合物などが発見された。工業排水やごみ集積場が汚染源とみられ、趙研究員は「水汚染が北京住民の健康に大きな脅威を与えている」と指摘。企業の工業用水の確保にも影響を及ぼしている。 重慶、上海など大都市の水源となっている長江も、川沿いに立ち並ぶ重化学工場からの排水が川を汚染している。長江水利委員会の調査では最近十年間、長江の水質は悪化の一途をたどっているという。 事態の深刻さを受け、政府もようやく動き始めた。建設省によると、二〇〇六年から一〇年までに中国全体で給水、汚水処理など水関連の投資総額は官民合わせ一兆元(約十五兆円)を超える見込み。同省は水対策を都市インフラ整備の中核事業の一つに据え、外資の資金と技術力を積極的に活用する方針を示す
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”水”という資源も減耗している。
こちらも奪い合いが避けられないのかな~。
日本も農作物を通して沢山の水を輸入しているし、無視出来ない問題です。
勉強しなきゃ。
・世界の水問題と日本
・水不足は食糧不足に直結する
・社会が根本的に変わらなければ水不足や環境問題は解決しない