英ポンド/円の日足では、GMMAチャートによる弱気サインが鮮明になりつつある。
短期組と長期組のクロスはもちろんであるが、もっとも注目したいのは長期組の収束である。これは2月末以来、長期組内のMA線が始めての収束であっただけ、基調の反転を暗示するようなサインとして受け止めるべきであろう。
図示のように、7月安値を下回れば、6月と8月高値で形成されたダブルトップといったパターンの蓋然性が高いと見られるから、地合いは一層悪化するとも予測される。
一方、長期組の収束はトレンドの弱さを示唆する側面もあるから、ポンドが反発なしで一直線に安値を更新していくといったイメージも薄い。が、短期組の拡散の傾向と共に、長期組内のMA線も拡散していけば、概ねベアトレンドの加速と見られるだろう。
ちなみに、合成通貨ペアのポンド/円の下落があらば、その主因はドル/円ではなく、英ポンド/米ドルに由来すると思う。つまり、これから英ポンド/米ドルの動向から目を離せない。
最後に、年初来、為替相場を測るパラメーターとして存在感の強い英ポンド/米ドルの動向はこれからも先導的な役割を果たすものと思われる。
短期組と長期組のクロスはもちろんであるが、もっとも注目したいのは長期組の収束である。これは2月末以来、長期組内のMA線が始めての収束であっただけ、基調の反転を暗示するようなサインとして受け止めるべきであろう。
図示のように、7月安値を下回れば、6月と8月高値で形成されたダブルトップといったパターンの蓋然性が高いと見られるから、地合いは一層悪化するとも予測される。
一方、長期組の収束はトレンドの弱さを示唆する側面もあるから、ポンドが反発なしで一直線に安値を更新していくといったイメージも薄い。が、短期組の拡散の傾向と共に、長期組内のMA線も拡散していけば、概ねベアトレンドの加速と見られるだろう。
ちなみに、合成通貨ペアのポンド/円の下落があらば、その主因はドル/円ではなく、英ポンド/米ドルに由来すると思う。つまり、これから英ポンド/米ドルの動向から目を離せない。
最後に、年初来、為替相場を測るパラメーターとして存在感の強い英ポンド/米ドルの動向はこれからも先導的な役割を果たすものと思われる。