ユーロのブル基調は対ドルのみならず、対英ポンドなどの通貨における上昇ぶりも「天井知らず」の様子だ。
上のチャートを見ればお分かりになるように、EUR/GBPは2003年5月高値から引かれたレジスタンス・ラインをブレイクした後、ほぼ一本調子の急上昇となった。テクニカル・アナリシスの視点から見れば、約4年間構築された大型「トライアングル」を上放れしただけに、このような急騰も理屈に適う。即ち、「教科書」通りである。
一方、トレンドの進行及びそのモメンタムは往々にしてファンダメンタルズの材料と相俟ってお互い促進するものが多い。目下はこの典型であろう。市場のコンセンサスでは、本日ECBが金利を据え置き、BOEが利下げするといった内容で、その上、ECBサイドでは依然インフレ警戒のスタンスを取るといった予想が大半である。
このような背景を踏まえ、やや逆説であるが、EUR/GBPの調整も間近かもしれない。なぜなら、コンセンサスに主導され、ユーロ買い/英ポンド売りが行われた結果、今のレートになっているから、その後、逆の方向に行きやすいと思われる。
4日の記事と同様、この様な考え方自身も予測であり、これから相場の検証を受けることに。結果は如何に。
上のチャートを見ればお分かりになるように、EUR/GBPは2003年5月高値から引かれたレジスタンス・ラインをブレイクした後、ほぼ一本調子の急上昇となった。テクニカル・アナリシスの視点から見れば、約4年間構築された大型「トライアングル」を上放れしただけに、このような急騰も理屈に適う。即ち、「教科書」通りである。
一方、トレンドの進行及びそのモメンタムは往々にしてファンダメンタルズの材料と相俟ってお互い促進するものが多い。目下はこの典型であろう。市場のコンセンサスでは、本日ECBが金利を据え置き、BOEが利下げするといった内容で、その上、ECBサイドでは依然インフレ警戒のスタンスを取るといった予想が大半である。
このような背景を踏まえ、やや逆説であるが、EUR/GBPの調整も間近かもしれない。なぜなら、コンセンサスに主導され、ユーロ買い/英ポンド売りが行われた結果、今のレートになっているから、その後、逆の方向に行きやすいと思われる。
4日の記事と同様、この様な考え方自身も予測であり、これから相場の検証を受けることに。結果は如何に。