ナポリに暗黒時代!? サポーターにマフィアの陰?
現地時間3日(以下現地時間)、
イタリア・セリエA開幕戦のローマ戦(8月31日)で暴動を起こした
ナポリサポーターの裏に、マフィアの存在があった可能性が浮上してる。
ロイター通信が報じた。
ローマの本拠地「スタディオ・オリンピコ」の外で警察と小競り合いを起こし、
ローマ行きの列車を事実上占拠して降車を拒否したりするなどの
騒ぎを起こしたほか、
試合後にも警官隊と衝突を繰り広げたナポリサポーターたち。
この事件を受け、イタリアの内務大臣を務めるロベルト・マローニ氏は、
ナポリファンに対し、シーズンを通してアウェイの試合は
入場禁止とする処分を下した。
また、イタリア警察のトップのアントニオ・マンガネッリ氏は、
伊『ANSA』通信に対して、
これらのサポーターの裏に「組織的な犯罪」が存在する可能性を示唆。
すでにマフィアを取り締まる組織が調査に入っているとしているだけに、
今後の動向に注目が集まるところだ。
近年、イタリアサッカー界では警官やファンの刺殺事件が起きるなど、
フーリガン問題が深刻さを増している。
ナポリも昨季はたびたびアウェイゲームの観戦禁止が言い渡されており、
今回のローマ戦は汚名返上の機会が与えられる格好となったものの、
事態は悪化する結果となってしまった。
なお、マローニ氏は今回の件を受け、
今後国内の試合で危険度が高いと判断されたモノについては
無観客開催とすることが決定される可能性もあると話している。
マラドーナ在籍時、マフィアに悩まされたと言うコメントを読んだ事があるが
スポーツにだけは、絡んでほしくないよね・・・