インテル、ユベントスとの“イタリア・ダービー”を制して暫定首位
16日に行われたイタリア・セリエA第34節、
インテル対ユベントスの“イタリア・ダービー”は、
試合終盤に連続得点を挙げたホームのインテルが
2-0でユベントスを下した。
これによりインテルは、18日にラツィオとの
“ローマ・ダービー”を迎えるローマに勝ち点で2ポイント差をつけ、
暫定首位に躍り出た。
一方のユベントスは、
18日にナポリがバーリとのアウエー戦に勝利した場合、
ヨーロッパリーグ出場圏外の7位に転落する事態となった。
名門同士による意地のぶつかり合いとなったこの試合、
ファウルも辞さぬ削り合いが序盤から繰り広げられる。
だが、あまりの激しさが裏目に出たユベントスは37分、
シソッコがこの日2度目の警告により退場処分を受け、
早くも10人での戦いを余儀なくされてしまう。
両チーム無得点で迎えた後半、
数的優位を生かして攻勢を仕掛けたインテルだったが、
相手GKブッフォンとの1対1でエトーが大きくふかし、
その後はユベントスの体を張った守備に手をこまねいてしまう。
だが75分、FKからのこぼれ球を見事にコントロールしたマイコンが
ペナルティーエリア外からボレーシュートを突き刺し、
インテルが待望の先制点を挙げる。
これでようやく肩の力が抜けたインテルは、
後半ロスタイムにエトーが名誉挽回(ばんかい)のゴールを決め、
ユベントスに引導を渡した。
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