イタリア代表のリッピ監督、W杯終了後にユベントス会長に就任か
伊紙『トゥットスポルト』によると、
イタリア代表のマルチェロ・リッピ監督は、
今年の夏に行われるワールドカップ・南アフリカ大会終了後、
かつて2度にわたってチームを率いた
ユベントスの会長に就任する可能性があるようだ。
同紙は、ユベントスがリッピ氏に会長就任を
検討している理由を次のように説明している。
「ユベントスは今シーズン、
チャンピオンズリーグではグループリーグで敗退し、
セリエAでも、シーズン序盤こそ上位を維持していたものの
、現在は7位まで順位を落としている。
クラブはこの深刻な危機を抜本的に改善するため、
マネジメント部門の重要な改革を計画している」
同紙はまた、最終的にはユベントスがリッピ氏の
説得に成功するとの見解を示し、
サッカー界に幅広い人脈を持つ同氏の影響力により、
同クラブの組織自体が大きく変わる可能性を示唆している。
「リッピ氏は、
現時点では会長就任の意思を示すつもりはないものの、
ユベントスは将来的には同監督を説得することができるだろう。
これがうまくいけばユベントスは、イタリアサッカー協会、
UEFA(欧州サッカー連盟)、
レガ・カルチョ(セリエAの運営組織)により
影響力を持つクラブへと変ぼうする可能性がある。
また、マネジメント部門の変更と同時にチームの改革も推進されるため、
将来性の乏しい選手を中心に大幅なリストラが実行されることになるだろう」
(C)MARCA.COM