W杯のチケット分配方法が変更に 各国サポーターを優遇へ
FIFA(国際サッカー連盟)は現地時間9日、
2010年南アフリカW杯に向けて、新しいチケット分配方法を発表した。
純粋なサポーターにチケットを行き渡らせるのが目的であるという。
ロイター通信が報じた。
W杯のチケット分科委員会のデイヴィッド・ウィル委員長は、
ロイター通信に対して、
次回のW杯では本大会に出場した国のサポーターに分配する
チケットの枚数が飛躍的に増えるとコメント。
これまでサポーターに分配するチケットは
スタジアムのキャパシティの8%だったのに対し、
12%に増加する予定だという。
なお、これが採用されるのはグループステージのみで、
決勝トーナメント以降は平均で8%分配されるとのこと。
ウィル氏はまた、各国のサポータークラブ及びそれに類似した団体、
そしてサポーターズクラブがない場合にはWEB上の特設ファンサイトを通じて、
チケットを分配するシステムを設けたことも発表している。
ウィル氏は、「これまで、我々は金持ちにばかり
チケットを割り当てていると非難されていたが、
2010年W杯では最低80%のチケットを一般市民に分配する自信がある」とコメント。
純粋なサポーターにチケットを行き渡らせるのが新システムの目的であると語った。
なお、チケットは来年の2月から順次発売される予定であるという。
2008年7月10日 19時13分 ISM
サポーターにとっては朗報!?