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Fly to the BLUE

2006.7.13 更新終了

伊豆半島へ突入!

2006-05-02 | 
10時になり、マックのすぐ近くの風呂屋が開店した。
風呂屋で冷え切った体を温める。
露天風呂もあるのだが、土砂降りの雨のせいで冷たいシャワーを浴びてるよう。
サウナにはテレビがあった。
ドラマを放送してたのだが、成り行きでラブシーンに突入!
おっとっと…。
そして風呂から上がって本当に風邪を引いていることに気づく。
鼻水が止まりません!
そんなこんなで11時には雨が小雨になり、出発した。

11時に開店した小田原を中心にチェーン展開している有名な回転寿司「すし兵衛」で昼飯。
ネタが多きく、なかなか安いくておいしいのだが、特にアジとアナゴは格別であった。
ちょっと寿司飯が固いような気もしたが。

雨は止み、小田原から伊豆半島へ。
伊豆半島を海岸沿いに走るといっても、町から町へ移動するには必ず峠を越えなくてはならない。
自転車で新しい町にたどり着くためには大変な労力が必要だということを予め理解して欲しい。

小田原ー湯河原:
有料道路までの海岸沿いの道は、車の切れ目がなく、左側に渡ることができないほど。
仕方なく道路の右側を走っていたが、これは非常に危険であった。
お情けのような歩道はほとんどが横からの草に覆われており、ほとんど車道を走っているようなもの。
車を運転している側から見たら大ひんしゅくもいいところである。
途中で海岸沿いの有料道路の道と、山に入って峠を越える道に枝分かれするのだが、自転車は当然山に入らざるを得ない。
まあ、この峠は序の口であった。
楽勝、楽勝!

湯河原ー熱海:
湯河原のお土産屋センターみたいなところでインターバルを取る。
あまりゆっくりしている時間はないので、すぐに出発。
ここでもまた、海岸沿い有料道路と山に入る道の2択である。
もちろん自転車は山に入るしかない。
ここの最初の上りは若干傾斜があり、少しペースダウン。
だが、軽いギアを使えばなんてことはない。
車の通りが少ないのでゆったり走ればよいのである。
それより坂の途中でサルの集団に遭遇した。
頭の上の電線とかを揺らしながら遊んでいて、これは結構怖かった。
坂道で自転車のスピードは遅いもんだから、襲われたらひとたまりもない。
できれば写真を撮りたかったのだが、残念ながらスルー。

峠を越えたあとの下り坂を自転車で滑り降りる快感に目覚め始めた。
自動車に比べると、自転車というのははるかにコーナリングが良い。
40キロオーバーできついコーナーを抜けるので、下りは自動車より早い。
といっても、車を抜かせるわけではないけれど。
堂々と道の真ん中を走りながら、一気に坂を駆け下りる快感は、それまでの上りがきつければきついほど大きいものだ。

熱海に到着して、駅の足湯で休憩。

熱海駅

駅前の足湯

熱海って人気の観光スポットだけど、あんまり見るとこないよね。
これで3回熱海に来たことになるのだが、特にこれといってすることがないのだ。
ということで、足湯後、すぐに出発した。

熱海ー伊東:
この日1番距離の長い峠。
ここから伊東方面に行く全ての車と同じ道を走るので、ばんばん車に抜かされる。
トンネルも多くなってきた。
自転車にとって1番怖い場所はトンネルだということを認識させられる。
道路が狭い上に逃げる場所がないからね。
このあたりで疲労がたまってきたのが徐々に感じられてくる。
すこしづつペースダウンしてきた。

伊東では道の駅でソフトクリームを食べる。
ベースをバニラかヨーグルトか選び、数あるフローズンなフルーツから3種選んで、その組み合わせでオリジナルなアイスを作ってもらうのだ。
僕は、ヨーグルトベースにバナナ、パイン、やまももで注文した。
ちなみに全30種から重複を許して3種選ぶので、アイスの作り方は
2×(30C3+30^2+30+1)=9982通り。
毎日1回食べても27年違う味を楽しむことができる。
この27年間というのはアンゴラの内戦期間に相当する。
それほどのバラエティを内包するアイスなのである。
計算のカッコ内第1項は3種違うものを選んだ場合。
第2項は2種選び、片方を重複させた場合。(例:やまもも、ぶどう、ぶどう)
第3項は1種のみを選んだ場合。(例:バナナ、バナナ、バナナ)
第4項は何も選ばなかった場合。(例:バニラの味だけ楽しみたい)
最初の2をかけているのは、ベースがバニラかヨーグルトかということを考慮した。
まるで電子のスピンを考慮するように…(もはや誰にも分からん)
アイスで回復してラストスパートである。

伊東ー伊豆高原:
伊東で100キロを超えてから、急に足が重くなりだした。
坂道で全然足が動かないのである。
しかも伊豆高原というだけあって、ほとんどが上り。
そんな中怪しい看板が。

非常に気になる。
が、足はそれどころではない。
持てるエネルギーを全て出し切ってなんとか宿へ夕食前に到着した。

本日の宿は「伊豆高原青い風ユースホステル」。
非常に清潔感のある小さなペンションのような趣の宿です。
先に風呂に入れてもらい軽くリフレッシュしてから夕食。
この宿の庭にはハーブ園があり、食事はそのハーブを使った手の込んだ料理が出てくる。
チキン南蛮には上品なハーブのタルタルソースがかかり、サーモンのマリネも家庭料理の域を超えていた味だった。
なんともフランス料理チックな高級感漂う夕食であった。

宿泊者は思ったよりも少なめ。
同室の男性は名古屋から来た早稲田OBで連泊。
この宿を基点に、伊豆をあちこち見て回ってきたようだ。
若い感じの夫婦は岐阜からバイクでツーリング。
ワインを開けて、皆に振舞ってくれたおやっさんは伊豆のユースの常連らしく、2年前から始まった伊豆全6のユース巡りスタンプラリーを唯一達成した人だった。
あさって、同じ宿に泊まるようだ。
他に外国人が数人いて、オーストラリアから来ているようだった。

食後、ペアレントさんが近くの温泉に案内してくれるようなので、おやっさんを以外全員で行くことにした。
温泉につかりながら外国人たちと話していたのだが、英会話はまだまだ厳しい。
なかなか聞き取りが上達しないものだ。

宿に帰ってきてからは食堂でハーブティー片手に談話。
外国人の一人が友好の印にと、カンガルーの小さな人形をくれる。
宿のおかみさんは自転車で日本を一周したことがあるらしく、いろいろとアドバイスを頂いた。
どうやら翌日、自転車で世界一周をした人が宿泊しに来るようで、その人は常連客なのだそうだ。
その世界一周の話を書いた本も出版されていて、少し興味をそそられた。

風邪引いたかも

2006-05-02 | 
5:23 自宅を出発

最初は江ノ島を目指す。
とにかく南下すれば江ノ島に着くのだが、
今回は境川自転車道という道を使ってみた。
自転車道というだけあって、歩行者と自転車しかいなく非常に走りやすい。

国道1号まであと1キロ

分かりにくいけど、小田急江ノ島線沿いの川沿いの道

約20キロの道路をあっという間に走り抜け、藤沢に着く。
そのまま南下して、江ノ島到着。
ここまで平均速度22.1km/h

6:55 江ノ島 31.2km


江ノ島側からの図

なにげに自転車初登場か

ここから湘南海岸沿いに西へ走る。
ここも10キロくらいの自転車道があり、利用してみた。
その道は海水浴場沿いの道で、サーファーは自転車の横にサーフボードを取り付けて走っていた。


サーファー仕様の自転車

天気は悪いが、海が適度に荒れているので、海には波を待つ多数のサーファーが浮かんでいた。

黒い点々がサーファー、バックは江ノ島

そんな景色を見ながら走るのだから、いい道と思われるかもしれない。
だが、道のところどころには砂浜からの砂の山ができていて、どうしてもその上を走らなければならない。
ロードレーサーにはちょいと厳しい道であった。
かばんに砂が入っちゃってるし。

ひたすら西へ走っていると、ついに雨が降ってきてしまった。
しかも、この雨強い!
びしょ濡れになっても気にせず、なんとか小田原に到着した。
体が冷えたから風呂に入りたいのだが、風呂屋は10時から。
てかまだ9時なのかい!
とりあえずマックに非難。
てかまだ朝マックなのかい!
9:00 小田原 68.1km