いつも片付けや不要品の処分をしているときに、扱いに困ってしまっていたのが、書類。
重要な書類はもちろん、何かしらの申請や申告に添付できそうな書類も、捨てるわけにはいきません。
ただ、もうどこかに提出したり、なにかの申請や申告にも使わない書類は、1年を目途に処分するほうが片付け効率がいいですよね。
私が保管している書類
私が永遠の旅に出るまで、ずっと保管しておくべき書類があります。
・両親のお墓に関する権利書や領収書
・不動産関連書類(母が世帯主であり所有者ですが書類は私が保管)
・国民保険や国民年金の保管すべき書類
・保険証書
・家族の死亡時手続き時に発行された書類
また、解約や解除まで、あるいは保管期限が満了になるまで保管しておくべき書類もあります。
・生活に密着した契約書類関係(通信費、光熱費、水道、NHK、自家用車など)
・運転免許証(カードですが書類としてカウント)
・葬儀社の共済関連書類
・確定申告書類(申告から5年間)
・病院関係の領収書や診療明細など
・失業保険関係の書類(2年間の保管が必要です)
・金融機関やクレジットカードの契約関係書類
大切な書類関係は、以上のような感じでしょうか。
まだ、書き漏らした書類もあるかもしれません。
これらの書類は、項目ごとにクリアファイルを用意して、関係書類がすぐに見つけられるように保管しています。
旅立つまで保管しておく必要がある書類は、さまざまな手続きをする上で、必要だったり参考になりそうな書類です。
解約や解除、保管期限付きの書類も、解約や解除前、保管期限内に私が旅立った場合に必要になるので、保管しています。
大切だったけれど必要がなくなった書類
以前は、保管しておくべき書類だったモノも、環境や状況が変わると不要になる書類があります。
それが、仕事関係の書類や学び関係の書類。
私は、長く派遣社員をしていたので、それぞれの派遣先での就労についての雇用通知書兼就労条件明示書が発行されます。
また、会社勤めの人に一般的に配付される個人書類も受け取っていました。
会社勤めでも、年末調整ができない状況の場合は、確定申告する必要があります。
年末調整ができても、医療費控除や薬代の控除は、確定申告で手続きしますし、する人が少ないかもしれませんが、通勤費(交通費)の控除も、確定申告で申告できます。
そんなこともあり、控除関係の書類、雇用契約関係の書類、社会保険関係の書類、健康診断の結果、雇用保険証などは、大事な書類でした。
しかし、今は派遣社員もやめて、就労自体していませんが、まだ手元にいくつかの書類があったので、社員時代に保管していた書類を、処分することにしました。
処分した書類
処分した書類です。
・就労規則(冊子ですが書類としてカウント)
・保険料や年金額変更のお知らせ
・給与明細
・手当等の通知
・福利厚生に関する書類
・派遣元からの重要なお知らせ
派遣に限らず、会社を辞めた時点で、手元には勤めていた会社からの書類が、結構多く残ります。
特に私は、何かがあった際に書類を頼りに記憶を呼び起こしたり、手続きの参考にしたりしていたので、割とどうでもいい書類でも、取っておくことが多かったです。
それでも、辞めてから1ヶ月以内に、明らかに不要だとわかる書類を捨てました。
本日捨てた書類は、年末調整前にやめてしまった関係で、昨年確定申告する必要があり、源泉徴収票の内容確認のために残しておいた書類が主です。
また、就労規則や福利厚生に関する書類などは、再度派遣の仕事をする可能性があったため、残しておいたのですが、もう派遣就労はやめることに決めたので、処分することにしました。
自分が、会社関係の書類を多く取っておくタイプかどうかはわかりませんが、多すぎるということはなかったと思います。
特に、給与関連や保険料などの通知は、新しいモノを貰ったら、古いモノを捨てていたので、溜まるということはありませんでした。
給与明細は、一応1年を目途にして保管していましたが、それは控除金額などの内訳を把握しておきたかったからなのと、時給就労で毎月違う手取り額だったため、月ごとの差を把握しておきたくて、毎年1年分だけ保管していました。
手取額の管理だけでしたら、受取口座の記帳をしておけばすむ話ですから、お金の管理をどのようにするかで、給与明細の保管状況は変わっていたと思います。
割と細かく把握しておきたいタイプの私は、給与明細は大事なツールではありました。
それももう、今となっては不要なので、もっと早くに処分していたらよかったのですが、他のモノを処分することに集中していたため、本日まで放置していました。
ファイル類を減らしたかった
ブックオフへ持ち込む書籍を整理しているときに、趣味のモノを入れたファイル類も整理して、結構な数のファイルを処分しました。
その際、重要な書類を入れたファイル類は後回しにしたのですが、もっとファイル類を減らしたくなり、派遣関係の書類を入れたファイルを、いちばん先に整理しました。
会社勤めのときは、ファイリングすると見た目も整うし、タグ付けしておけば管理しやすいと思ったので、自宅でも実践していました。
実際、重要な書類はそれがベストな保管方法でしたが、それ以外の書類はクリアホルダーにまとめておいて、頻繁に確認をして不要になったら捨てるようにした方が、整理しやすいことに気が付き、今までの保管方法はただ場所をとってただけだな、と反省。
今回、整理した結果、ファイルも減りましたし、ファイルでスペースが取られていた場所が空きました。
ここのところ、家の中に空間がたくさん出現しています(笑)
書類1枚は、ペラペラの紙ですが、視野に入ってくると、結構邪魔に感じます。
ファイルは、紙の邪魔な感じをまとめて、視覚的な不快感を和らげてくれる効果があります。
ただ、それがいけない(笑)
すでに不要な書類や、そもそも不要な書類を隠してしまう効果もあるので、いつまでも片付かない書類が溜まってしまう一因にもなってしまいます。
書類が溜まりがちな母は、ファイリングすることはしませんでしたが、とにかく引き出しへ入れる癖がありました。
その癖のおかげで、あちこちの引き出しに、さまざまな書類(紙類)が入っていて、不要品の処分が滞る原因にもなりました。
今、やっと一か所に書類を集めることができたので、いざというときに探すこともなくなりましたし、あちこちの収納が整理できたのも、書類を一か所にまとめた効果が大きいと思います。
書類が溜まる原因
書類が溜まる原因は「とりあえず保管」にあると思います。
私の場合は、ファイリングで、母の場合は、引き出し。
片付け動画などを見ていると、その「とりあえず保管」の場所が、テーブルの上、キャビネット類の上、タンスの上、下駄箱の上と、とにかく目視できる平らな空間であることが多いような気がします。
また、菓子などの空箱に入れている人も多いですね。
菓子50個入りなどの箱は、面積が広いので、書類が収まりやすいですからね。
私たち母娘は、たまたま書類を目につくところへ置くことが嫌な性質だったため、ファイリングや引き出し収納になったのですが、溜まっていく経緯は同じ「とりあえず保管」だと思います。
とりあえず、どんどん置いていくので、定期的に見直しをしないと、山になったり溢れたりします。
そうなると、新たに「とりあえず保管」できるように、場所を探したり箱やファイルを増やしたりしてしまいます。
こうなってしまうと、そもそも部屋をすっきりさせる目的で、ファイルや箱や引き出しを使っていることに、意味がなくなってきますよね。
見える場所へ置いてしまう人は、おそらく見えない場所へ保管すること自体が面倒なのでしょうから、見た目にスッキリさせることは、最優先事項ではないだけだと思いますが、箱やファイルや引き出しを使う人は、いずれ収納スペースが占領されてしまう事態になり、本末転倒。
きちんと整理しているつもりでも、書類を「とりあえず保管」している場合は、意識して定期的に書類を処分しないと、部屋が雑然としてしまいますから、気を付けたいですよね。
ただ、気を付けると言っても、やはりなかなか実行できませんよね。
書類に限りませんが、決めたスペースからモノがはみ出す場合は、見直して捨てなさい、というアドバイスをよく聞きます。
それは、もっともなアドバイスですが、そのはみ出すときでさえ、無理に入れてしまったりするので、問題は割と深刻かもしれませんよ?(笑)
書類が溜まらないようにする対処方法
私は、不要な書類と紙類を手にした瞬間に、ごみ箱へ入れています。
これも、アドバイスとしてよく耳にしますが、書類や紙類を溜めない対策としては、かなり効果があります。
しかし、一瞬見ただけでは、不要かどうかが判断できない人も、少なからず居ると思います。
そういう方は、書類や紙類を大まかに分けて「とりあえず保管」する場所を作る方法が、いちばん取り組みやすいかもしれません。
分類は「その他大勢向けの書類(紙)」と「自分や家族に直接関係する書類(紙)」の2種類にしたら、分けやすいのではないでしょうか。
「その他大勢向け」は、チラシやダイレクトメールやフリーペーパーなど、ターゲットが決まっていない書類(紙)です。
「自分や家族に直接関係する」は、具体的には子どもの学校関係のお知らせ、会社から社員に宛てた通知や明細、なにかしら契約したことの請求書や重要なお知らせなどですが、「その他大勢向け」ではないモノ以外、という認識でいいかと思います。
2種類に分ける場合、入れ物は色違いにするなど、目視で瞬時に判断できるように工夫しておきます。
あとは、分類したとおりに入れ物へ「とりあえず保管」をします。
机やテーブル、棚などの上に置いてしまう人は、そこに入れ物を設置してみてください。
さて、そうしたらどうなるか。
私の予想だと、そのまま入れ物の中の書類(紙)が、いずれ溢れると思います(笑)
でも、溢れていよいよ片付けないといけないな、と思った瞬間で構わないですから「その他大勢向けの書類(紙)」を古紙回収か、ごみ箱へ入れてください。
リサイクルごみだとか、裏が白い紙はメモ紙にするだとかは、考えない方がいいです。
それが、おそらく書類(紙)が溜まる原因の2つ目だから。
不要な書類は、いくら再利用しても、最終的には捨てるのですから、もう早めに引導を渡してあげてください。
次は「自分や家族に直接関係する書類(紙)」です。
こちらも、分類した入れ物から溢れた時点で、着手しなければなりませんが、少しハードルが高いかもしれません。
なぜなら、絶対に捨ててはいけない書類を見分ける眼が必要だから。
とはいえ、絶対に捨ててはいけない書類って、案外少ないと思うのです。
私が捨ててはいけないな、と思う書類は、契約書、クレジットカードやキャッシュカード、督促状、請求書、税金関係の払込書などでしょうか。
もっと簡単な思考でいくと「お金が絡む書類」ですね。
お金が絡む書類は、自分の家計を把握するために必要ですから、そういった意味では給与明細や控除関係の書類も絶対に捨ててはいけない書類です。
それから「なにかの約束やルールが書かれた書類」と「健康に関する書類」も、捨ててはいけない書類ですね。
具体的には、子どもの学校からのお知らせで、お金の支払いに関する書類(給食費や学級費)と健康に関係する書類(予防接種や健康診断など)、会社からの通知で、お金に関する内容の書類(補助金や支援金、減給や昇給など)、異動に関する書類、待遇に関する書類、健康診断の結果などです。
会社からの通知は、いざ何かが起きたときに「証拠」になるので、なるべく保管しておいた方がいいと思っています。
ただし、業務などに直接関係がない行事へのお誘い程度なら、即座に捨てても問題ありません。
それは社内の「その他大勢」に宛てた内容ですから、捨てたところで誰かが同じ書類を持っています。
いざとなったら、他の人から見せてもらってください(笑)
捨ててはいけない書類が、なんとなくわかった時点で、そうではないと思われる書類は処分候補にしましょう。
ただ、個人情報が入っている可能性があるので「その他大勢向けの書類(紙)」に混ぜてはいけません。
こちらの書類は、シュレッダーにかけるか、外から中が見えない状態にしてごみ箱へ入れましょう。
何でも重要だと思ってしまうと、書類(紙)はなかなか捨てられません。
しかし、分類を大まかにしてしまえば、今まで捨てられなかった書類も、捨てていいかも、と思えるようになりますよ。
実際、私がそうでしたから。
そして、今の時代は、ほとんどの書類がパソコンで作成されていますから、必ずデータが残っています。
本人確認などの手続きが複雑な場合を除いて、大体は再発行してもらうことができますし、他の人が受け取った書類を見せてもらうだけで解決できる場合も多いです。
私が「絶対に捨ててはいけない」と思う書類をまとめますと
・お金の収支に関係する内容
・二度と再発行してもらえないか、再発行に時間と手間がかかる個人書類
・重要なルールや約束が書かれている(契約書などもコレですね)
・個人の健康に関する内容(健康診断や検査の結果)
・上記の内容で保存期限内の書類
ですね。
上記の内容でも、効力がなくなったり、適用期限が過ぎていれば、捨てても大丈夫です。
もしも心配ならば、書類をスキャンして電子ファイルとして保存してから処分すれば問題はないはず。
電子ファイルさえあれば、コピーとしての印刷はできますから。
それに、私は今まで書類を捨てたことで、解決できない事態に陥ったことは、一度もありません。
間違って、結構大切な書類をなくしたこともありますが(個人的な書類)、なんだかんだで再発行して貰えたり、他の書類で代用できたりしました。
ですから、捨てたらいけない書類は案外少ない、と言えるのです。
要提出の書類
捨ててはいけない書類の中で、記入して提出するモノは、少し特別扱いをしてください。
少し面倒くさいかもしれませんが「記入して提出」という入れ物を作って、そこに一時保管しましょう。
その入れ物の中は、書類が提出された時点で、中身が減ります。
書類が溜まってしまうことは、ないはずです。
もし、提出期限を過ぎてもそこに残ってしまうようならば、付箋紙などを使って提出締め切り日をわかりやすく記入しておきましょう。
これは、重要な約束やルールのカテゴリーに入る書類ですが、いずれ出ていく書類ですから、視覚的なストレスは多くないはずです。
それでも書類が溜まってしまう人へ
何をどうやっても、書類が捨てられない、溜まっていくばかりだ、という人は、一度処分することを諦めましょうか(笑)
なぜなら、それにばかり気を向け続けることはできませんからね。
ただ、溜め込む場所は1ヶ所にしましょう。
あちこちに「とりあえず保管」することだけは、やめてください。
私は、ずっと片付けを続けてきて、不要品を次々と処分してきましたが、もし何もしてこなかったら、母が旅立った後に、重要な書類を探せずにおろおろしていただろうと思います。
今は、なんとかすべての書類を、私が管理できる場所へ集めることができているので、母が先に旅立っても書類はすぐに取り出せます。
分類やタグ付けが苦手な人でも、書類が1ヶ所にまとまっているだけで、いざ必要な時に取り出す時間が少なくて済みますから、ランダムでもいいから書類は全て同じ場所へ集めてください。
それが、不要な書類や紙でも、同じ場所に置いて構いません。
大事なことは「書類を保管している場所」が、はっきりわかっていることです。
分類ができなくても、要不要が判断できなくても、保管している場所さえ決まっていたら、探す場所も1ヶ所だけになります。
それに、散乱して片付かない書類でも、1ヶ所に集まっていれば、なんとなく整った印象になりますから、部屋を片付けたいと思っている人は、まず書類を1ヶ所へ集めることから始めたらいいかもしれません。
私が今回捨てた書類は、派遣社員時代に保管していた書類でしたが、派遣社員には二度とならないという決心に基づいた行動でした。
未練などはもちろんなかったのですが、いつまでも書類を持っていたことで、結果的には自分のストレスに繋がっていました(モノが多いというストレスですね)
モノから貰ってしまうストレスは、気が付かずに過ごすことも多いです。
私の周りには、まだまだ気が付かないストレスの元(モノ)が潜んでいるからでしょうか、なんとなく落ち着かない日があったり、よく眠れない日があります。
まあ、不要品がどれか、というのはわかっているのですが、結局は処分することを躊躇したり、面倒に思ったり、未練が残っていたりしているから、なおさら落ち着かないのかもしれません。
潔く、サクッと処分できる日は、果たしていつになるのやら(苦笑)
重要な書類はもちろん、何かしらの申請や申告に添付できそうな書類も、捨てるわけにはいきません。
ただ、もうどこかに提出したり、なにかの申請や申告にも使わない書類は、1年を目途に処分するほうが片付け効率がいいですよね。
私が保管している書類
私が永遠の旅に出るまで、ずっと保管しておくべき書類があります。
・両親のお墓に関する権利書や領収書
・不動産関連書類(母が世帯主であり所有者ですが書類は私が保管)
・国民保険や国民年金の保管すべき書類
・保険証書
・家族の死亡時手続き時に発行された書類
また、解約や解除まで、あるいは保管期限が満了になるまで保管しておくべき書類もあります。
・生活に密着した契約書類関係(通信費、光熱費、水道、NHK、自家用車など)
・運転免許証(カードですが書類としてカウント)
・葬儀社の共済関連書類
・確定申告書類(申告から5年間)
・病院関係の領収書や診療明細など
・失業保険関係の書類(2年間の保管が必要です)
・金融機関やクレジットカードの契約関係書類
大切な書類関係は、以上のような感じでしょうか。
まだ、書き漏らした書類もあるかもしれません。
これらの書類は、項目ごとにクリアファイルを用意して、関係書類がすぐに見つけられるように保管しています。
旅立つまで保管しておく必要がある書類は、さまざまな手続きをする上で、必要だったり参考になりそうな書類です。
解約や解除、保管期限付きの書類も、解約や解除前、保管期限内に私が旅立った場合に必要になるので、保管しています。
大切だったけれど必要がなくなった書類
以前は、保管しておくべき書類だったモノも、環境や状況が変わると不要になる書類があります。
それが、仕事関係の書類や学び関係の書類。
私は、長く派遣社員をしていたので、それぞれの派遣先での就労についての雇用通知書兼就労条件明示書が発行されます。
また、会社勤めの人に一般的に配付される個人書類も受け取っていました。
会社勤めでも、年末調整ができない状況の場合は、確定申告する必要があります。
年末調整ができても、医療費控除や薬代の控除は、確定申告で手続きしますし、する人が少ないかもしれませんが、通勤費(交通費)の控除も、確定申告で申告できます。
そんなこともあり、控除関係の書類、雇用契約関係の書類、社会保険関係の書類、健康診断の結果、雇用保険証などは、大事な書類でした。
しかし、今は派遣社員もやめて、就労自体していませんが、まだ手元にいくつかの書類があったので、社員時代に保管していた書類を、処分することにしました。
処分した書類
処分した書類です。
・就労規則(冊子ですが書類としてカウント)
・保険料や年金額変更のお知らせ
・給与明細
・手当等の通知
・福利厚生に関する書類
・派遣元からの重要なお知らせ
派遣に限らず、会社を辞めた時点で、手元には勤めていた会社からの書類が、結構多く残ります。
特に私は、何かがあった際に書類を頼りに記憶を呼び起こしたり、手続きの参考にしたりしていたので、割とどうでもいい書類でも、取っておくことが多かったです。
それでも、辞めてから1ヶ月以内に、明らかに不要だとわかる書類を捨てました。
本日捨てた書類は、年末調整前にやめてしまった関係で、昨年確定申告する必要があり、源泉徴収票の内容確認のために残しておいた書類が主です。
また、就労規則や福利厚生に関する書類などは、再度派遣の仕事をする可能性があったため、残しておいたのですが、もう派遣就労はやめることに決めたので、処分することにしました。
自分が、会社関係の書類を多く取っておくタイプかどうかはわかりませんが、多すぎるということはなかったと思います。
特に、給与関連や保険料などの通知は、新しいモノを貰ったら、古いモノを捨てていたので、溜まるということはありませんでした。
給与明細は、一応1年を目途にして保管していましたが、それは控除金額などの内訳を把握しておきたかったからなのと、時給就労で毎月違う手取り額だったため、月ごとの差を把握しておきたくて、毎年1年分だけ保管していました。
手取額の管理だけでしたら、受取口座の記帳をしておけばすむ話ですから、お金の管理をどのようにするかで、給与明細の保管状況は変わっていたと思います。
割と細かく把握しておきたいタイプの私は、給与明細は大事なツールではありました。
それももう、今となっては不要なので、もっと早くに処分していたらよかったのですが、他のモノを処分することに集中していたため、本日まで放置していました。
ファイル類を減らしたかった
ブックオフへ持ち込む書籍を整理しているときに、趣味のモノを入れたファイル類も整理して、結構な数のファイルを処分しました。
その際、重要な書類を入れたファイル類は後回しにしたのですが、もっとファイル類を減らしたくなり、派遣関係の書類を入れたファイルを、いちばん先に整理しました。
会社勤めのときは、ファイリングすると見た目も整うし、タグ付けしておけば管理しやすいと思ったので、自宅でも実践していました。
実際、重要な書類はそれがベストな保管方法でしたが、それ以外の書類はクリアホルダーにまとめておいて、頻繁に確認をして不要になったら捨てるようにした方が、整理しやすいことに気が付き、今までの保管方法はただ場所をとってただけだな、と反省。
今回、整理した結果、ファイルも減りましたし、ファイルでスペースが取られていた場所が空きました。
ここのところ、家の中に空間がたくさん出現しています(笑)
書類1枚は、ペラペラの紙ですが、視野に入ってくると、結構邪魔に感じます。
ファイルは、紙の邪魔な感じをまとめて、視覚的な不快感を和らげてくれる効果があります。
ただ、それがいけない(笑)
すでに不要な書類や、そもそも不要な書類を隠してしまう効果もあるので、いつまでも片付かない書類が溜まってしまう一因にもなってしまいます。
書類が溜まりがちな母は、ファイリングすることはしませんでしたが、とにかく引き出しへ入れる癖がありました。
その癖のおかげで、あちこちの引き出しに、さまざまな書類(紙類)が入っていて、不要品の処分が滞る原因にもなりました。
今、やっと一か所に書類を集めることができたので、いざというときに探すこともなくなりましたし、あちこちの収納が整理できたのも、書類を一か所にまとめた効果が大きいと思います。
書類が溜まる原因
書類が溜まる原因は「とりあえず保管」にあると思います。
私の場合は、ファイリングで、母の場合は、引き出し。
片付け動画などを見ていると、その「とりあえず保管」の場所が、テーブルの上、キャビネット類の上、タンスの上、下駄箱の上と、とにかく目視できる平らな空間であることが多いような気がします。
また、菓子などの空箱に入れている人も多いですね。
菓子50個入りなどの箱は、面積が広いので、書類が収まりやすいですからね。
私たち母娘は、たまたま書類を目につくところへ置くことが嫌な性質だったため、ファイリングや引き出し収納になったのですが、溜まっていく経緯は同じ「とりあえず保管」だと思います。
とりあえず、どんどん置いていくので、定期的に見直しをしないと、山になったり溢れたりします。
そうなると、新たに「とりあえず保管」できるように、場所を探したり箱やファイルを増やしたりしてしまいます。
こうなってしまうと、そもそも部屋をすっきりさせる目的で、ファイルや箱や引き出しを使っていることに、意味がなくなってきますよね。
見える場所へ置いてしまう人は、おそらく見えない場所へ保管すること自体が面倒なのでしょうから、見た目にスッキリさせることは、最優先事項ではないだけだと思いますが、箱やファイルや引き出しを使う人は、いずれ収納スペースが占領されてしまう事態になり、本末転倒。
きちんと整理しているつもりでも、書類を「とりあえず保管」している場合は、意識して定期的に書類を処分しないと、部屋が雑然としてしまいますから、気を付けたいですよね。
ただ、気を付けると言っても、やはりなかなか実行できませんよね。
書類に限りませんが、決めたスペースからモノがはみ出す場合は、見直して捨てなさい、というアドバイスをよく聞きます。
それは、もっともなアドバイスですが、そのはみ出すときでさえ、無理に入れてしまったりするので、問題は割と深刻かもしれませんよ?(笑)
書類が溜まらないようにする対処方法
私は、不要な書類と紙類を手にした瞬間に、ごみ箱へ入れています。
これも、アドバイスとしてよく耳にしますが、書類や紙類を溜めない対策としては、かなり効果があります。
しかし、一瞬見ただけでは、不要かどうかが判断できない人も、少なからず居ると思います。
そういう方は、書類や紙類を大まかに分けて「とりあえず保管」する場所を作る方法が、いちばん取り組みやすいかもしれません。
分類は「その他大勢向けの書類(紙)」と「自分や家族に直接関係する書類(紙)」の2種類にしたら、分けやすいのではないでしょうか。
「その他大勢向け」は、チラシやダイレクトメールやフリーペーパーなど、ターゲットが決まっていない書類(紙)です。
「自分や家族に直接関係する」は、具体的には子どもの学校関係のお知らせ、会社から社員に宛てた通知や明細、なにかしら契約したことの請求書や重要なお知らせなどですが、「その他大勢向け」ではないモノ以外、という認識でいいかと思います。
2種類に分ける場合、入れ物は色違いにするなど、目視で瞬時に判断できるように工夫しておきます。
あとは、分類したとおりに入れ物へ「とりあえず保管」をします。
机やテーブル、棚などの上に置いてしまう人は、そこに入れ物を設置してみてください。
さて、そうしたらどうなるか。
私の予想だと、そのまま入れ物の中の書類(紙)が、いずれ溢れると思います(笑)
でも、溢れていよいよ片付けないといけないな、と思った瞬間で構わないですから「その他大勢向けの書類(紙)」を古紙回収か、ごみ箱へ入れてください。
リサイクルごみだとか、裏が白い紙はメモ紙にするだとかは、考えない方がいいです。
それが、おそらく書類(紙)が溜まる原因の2つ目だから。
不要な書類は、いくら再利用しても、最終的には捨てるのですから、もう早めに引導を渡してあげてください。
次は「自分や家族に直接関係する書類(紙)」です。
こちらも、分類した入れ物から溢れた時点で、着手しなければなりませんが、少しハードルが高いかもしれません。
なぜなら、絶対に捨ててはいけない書類を見分ける眼が必要だから。
とはいえ、絶対に捨ててはいけない書類って、案外少ないと思うのです。
私が捨ててはいけないな、と思う書類は、契約書、クレジットカードやキャッシュカード、督促状、請求書、税金関係の払込書などでしょうか。
もっと簡単な思考でいくと「お金が絡む書類」ですね。
お金が絡む書類は、自分の家計を把握するために必要ですから、そういった意味では給与明細や控除関係の書類も絶対に捨ててはいけない書類です。
それから「なにかの約束やルールが書かれた書類」と「健康に関する書類」も、捨ててはいけない書類ですね。
具体的には、子どもの学校からのお知らせで、お金の支払いに関する書類(給食費や学級費)と健康に関係する書類(予防接種や健康診断など)、会社からの通知で、お金に関する内容の書類(補助金や支援金、減給や昇給など)、異動に関する書類、待遇に関する書類、健康診断の結果などです。
会社からの通知は、いざ何かが起きたときに「証拠」になるので、なるべく保管しておいた方がいいと思っています。
ただし、業務などに直接関係がない行事へのお誘い程度なら、即座に捨てても問題ありません。
それは社内の「その他大勢」に宛てた内容ですから、捨てたところで誰かが同じ書類を持っています。
いざとなったら、他の人から見せてもらってください(笑)
捨ててはいけない書類が、なんとなくわかった時点で、そうではないと思われる書類は処分候補にしましょう。
ただ、個人情報が入っている可能性があるので「その他大勢向けの書類(紙)」に混ぜてはいけません。
こちらの書類は、シュレッダーにかけるか、外から中が見えない状態にしてごみ箱へ入れましょう。
何でも重要だと思ってしまうと、書類(紙)はなかなか捨てられません。
しかし、分類を大まかにしてしまえば、今まで捨てられなかった書類も、捨てていいかも、と思えるようになりますよ。
実際、私がそうでしたから。
そして、今の時代は、ほとんどの書類がパソコンで作成されていますから、必ずデータが残っています。
本人確認などの手続きが複雑な場合を除いて、大体は再発行してもらうことができますし、他の人が受け取った書類を見せてもらうだけで解決できる場合も多いです。
私が「絶対に捨ててはいけない」と思う書類をまとめますと
・お金の収支に関係する内容
・二度と再発行してもらえないか、再発行に時間と手間がかかる個人書類
・重要なルールや約束が書かれている(契約書などもコレですね)
・個人の健康に関する内容(健康診断や検査の結果)
・上記の内容で保存期限内の書類
ですね。
上記の内容でも、効力がなくなったり、適用期限が過ぎていれば、捨てても大丈夫です。
もしも心配ならば、書類をスキャンして電子ファイルとして保存してから処分すれば問題はないはず。
電子ファイルさえあれば、コピーとしての印刷はできますから。
それに、私は今まで書類を捨てたことで、解決できない事態に陥ったことは、一度もありません。
間違って、結構大切な書類をなくしたこともありますが(個人的な書類)、なんだかんだで再発行して貰えたり、他の書類で代用できたりしました。
ですから、捨てたらいけない書類は案外少ない、と言えるのです。
要提出の書類
捨ててはいけない書類の中で、記入して提出するモノは、少し特別扱いをしてください。
少し面倒くさいかもしれませんが「記入して提出」という入れ物を作って、そこに一時保管しましょう。
その入れ物の中は、書類が提出された時点で、中身が減ります。
書類が溜まってしまうことは、ないはずです。
もし、提出期限を過ぎてもそこに残ってしまうようならば、付箋紙などを使って提出締め切り日をわかりやすく記入しておきましょう。
これは、重要な約束やルールのカテゴリーに入る書類ですが、いずれ出ていく書類ですから、視覚的なストレスは多くないはずです。
それでも書類が溜まってしまう人へ
何をどうやっても、書類が捨てられない、溜まっていくばかりだ、という人は、一度処分することを諦めましょうか(笑)
なぜなら、それにばかり気を向け続けることはできませんからね。
ただ、溜め込む場所は1ヶ所にしましょう。
あちこちに「とりあえず保管」することだけは、やめてください。
私は、ずっと片付けを続けてきて、不要品を次々と処分してきましたが、もし何もしてこなかったら、母が旅立った後に、重要な書類を探せずにおろおろしていただろうと思います。
今は、なんとかすべての書類を、私が管理できる場所へ集めることができているので、母が先に旅立っても書類はすぐに取り出せます。
分類やタグ付けが苦手な人でも、書類が1ヶ所にまとまっているだけで、いざ必要な時に取り出す時間が少なくて済みますから、ランダムでもいいから書類は全て同じ場所へ集めてください。
それが、不要な書類や紙でも、同じ場所に置いて構いません。
大事なことは「書類を保管している場所」が、はっきりわかっていることです。
分類ができなくても、要不要が判断できなくても、保管している場所さえ決まっていたら、探す場所も1ヶ所だけになります。
それに、散乱して片付かない書類でも、1ヶ所に集まっていれば、なんとなく整った印象になりますから、部屋を片付けたいと思っている人は、まず書類を1ヶ所へ集めることから始めたらいいかもしれません。
私が今回捨てた書類は、派遣社員時代に保管していた書類でしたが、派遣社員には二度とならないという決心に基づいた行動でした。
未練などはもちろんなかったのですが、いつまでも書類を持っていたことで、結果的には自分のストレスに繋がっていました(モノが多いというストレスですね)
モノから貰ってしまうストレスは、気が付かずに過ごすことも多いです。
私の周りには、まだまだ気が付かないストレスの元(モノ)が潜んでいるからでしょうか、なんとなく落ち着かない日があったり、よく眠れない日があります。
まあ、不要品がどれか、というのはわかっているのですが、結局は処分することを躊躇したり、面倒に思ったり、未練が残っていたりしているから、なおさら落ち着かないのかもしれません。
潔く、サクッと処分できる日は、果たしていつになるのやら(苦笑)