野の花 庭の花

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健気に白い花をつけているハキダメギク

2019年06月02日 05時33分14秒 | 
野原で米粒ほどの小さな白い花をつけたハキダメギク
牧野大先生の命名らしいが、掃きだめで見つけたからハキダメギクというのは、あんまりでは。
残念な命名でも、けなげに咲いている。
(2019-05 神奈川県川崎市 道端)






ハキダメギク
ハキダメギク(掃溜菊、学名:Galinsoga quadriradiata)は、キク科コゴメギク属の一年生植物。道ばたや庭などに生える雑草。牧野富太郎が世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前がついた。
形態・生態
1年草。北アメリカ原産。大正時代に東京で見つかり、現在では関東地方以西の各地に広がっている。

茎は2分岐を繰り返し、高さ15〜60cmになる。草全体が柔らかい草質をしていて、枝葉ともに白い毛が生える[2]。葉は対生し、卵形〜卵状被針形で、波状の浅い鋸歯がある[3]。大型の葉は柄を有し暗緑色で厚みは薄く、3行脈状に見え[2]、葉の表面と裏面共に毛が多い[3]。

頭花は直径約5 mmで、まわりに先端が3中裂する白色の舌状花がふつう5個並び、内側に黄色の筒状花が多数つく[2]。総苞は半球形。総苞片と花柄には腺毛がある。花期は6〜11月の夏から秋にかけて。頂部に小さな花を咲かせたあと、急に葉腋から岐散状に盛んに分枝を繰り返し、上部の各枝先に小さな頭花を1個ずつつける[2]。

痩果(そうか)は黒く熟して[3]、白い鱗片状の冠毛があり、風に乗って種子が散布される[3]。

コゴメギク(英語版)によく似ていてしばしば混同されている[4]が、舌状花に冠毛があること、筒状花の冠毛の先が細くなり両側の毛が長くならない点で区別できる[5]。


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