赤い羽根の鳥が羽ばたいているような「ベニバナサワギキョウ」。花のつき方はサワギキョウに似ているが、花の形は違う。水辺に咲く深紅の目立つ花だ。
(2020-08 神奈川県 箱根)
ベニバナサワギキョウ(紅花沢桔梗)
多年草
北アメリカ原産。茎は直立して分岐せず、50〜100cmになり、切ると白い乳液を出す。全草無毛。葉は無柄で互生し、披針形、4〜7cmで、上位につく葉は小型化する。深く5裂した濃紅色の唇形花を茎の上部にやや茎の片側に集り総状につける。裂けた花冠は上下に分かれ、上側で2裂し、下側は3裂する。萼は鐘状で先は5裂する。水辺を好み、まれに湿地などに野生化している。別名アメリカサワギキョウ,ヨウシュサワギキョウ。花期は6〜8月
学名は、Lobelia cardinalis
キキョウ科ミゾカクシ属