野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

花はほとんど開かないけど、果実が楽しみなナワシロイチゴ

2019年05月23日 06時31分53秒 | 
イチゴの花が咲くのかと待っていたが、ピンクになったところで花はおしまいのようである。
街路わきのいたるところで地面を這うようにして増え、開花している。
実は少し酸っぱいが、ジャムにするとおいしいのだそうだ。
実がなるのが楽しみである。
(2019-05 神奈川県川崎市 道端)






ナワシロイチゴ
ナワシロイチゴ(苗代苺、学名:Rubus parvifolius)とは、バラ科キイチゴ属に分類される植物の一種。別名アシクダシ、サツキイチゴ、ワセイチゴ、サオトメイチゴ、ウシイチゴ[1]

特徴

ナワシロイチゴの果実(伊吹山)
茎は木質化するが、立ち上がらず、他の草の上に覆い被さるように育つ。その茎から出る枝は短く立ち上がる。茎には棘がある。葉は3出複葉、時に5出、あるいは繋がって三裂の場合もある。小葉の葉先は丸く、あらい二重の鋸歯がある。葉の表は明るい黄緑で、葉脈がくぼむのでしわがあるように見える。葉裏は白い綿毛を密生する。葉は落葉性。

花は短く立ち上がる枝の先に散房状につく。花は赤っぽい紫だが花弁が小さいので目立たない。苗代の頃に赤い実が熟すため、この名がある。花期は5-6月[1]。日当たりの良いところに生え、雑草的に生育する。赤紫色の花をつける。果実は食用になり、生食には向かないが、砂糖を加えてジャムにすると美味。

古くは琉球王国で「タカイチュビ」とされ他のキイチゴ(オオバライチゴ、リュウキュウイチゴ、ホウロクイチゴなど)とともに栽培され、現在首里城敷地内で展示されている。

分布と生育環境
日本、朝鮮半島、中国などに分布。畑地や道路脇などによく出現する雑草的低木である。


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