北海道の高地に自生するムラサキ科ルリソウ属の「エゾルリソウ」。なぜか箱根湿性花園で群生している(笑)。大雪山に登ると群生しているのをみることができるようだ。垂れ下がる鐘型の瑠璃色の花弁は、蕾の頃と咲き始めはピンクのようだ。
(2020-06 神奈川県 箱根)
エゾルリソウ
●学名Mertensia pterocarpa var. yezoensis
●科名ムラサキ科ハマベンケイソウ属
●花期7月~8月
●生育地北海道(大雪山系、夕張山地、日高山地)に分布し、高山帯の礫地や草地に生える多年草。
●特徴
高さ15~40cm。茎葉は6~10個。卵形で長さ2.5~5cm。花冠は長さ1~1.3cm。茎や葉は青白色を帯び、葉は均等に互生、湾曲した7~9脈が目立つ。花序は垂れ下がり、ほうがない。