野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

茎の色に注目したユニークな黒軸アジサイ(紫陽花シリーズ20)

2019年07月20日 07時41分29秒 | 

斑入りアジサイのように葉に注目するアジサイはあるが、黒軸アジサイのように茎に注目したアジサイというのも珍しい。たしかに黒い軸が白の装飾花や青の両性花とマッチして、よく目立つ。花が手毬状になるものもあるらしい。リンクの写真にみられるように、それもまたユニーク。

(2019-06 東京都 神代植物公園) 

黒軸アジサイ

アジサイ(黒軸アジサイ)
2018年06月15日 | nokoの花図鑑
学名: Hydrangea macrophylla f.mandschurica 科名:アジサイ科(ユキノシタ科)  属名:アジサイ属  
樹高:1m程度の落葉低木

黒軸アジサイ茎が黒くなるので黒軸アジサイと呼ばれます。古くからあるアジサイの一種で花と葉と茎のコントラストはもちろん
黒い茎はお庭のアクセントとして存在感アリです。

黒軸紫陽花(クロジクアジサイ):若枝がすべて紫黒色になる古品種。花はテマリ状にもなり、青かピンク色。
一重と八重があり、大抵は黄緑からブルー・ピンクに変化します。最近は白もあるようです。(グリンに変化する花もあります)。


蕾の間も、開花してからもワクワクさせてくれた巨大なアザミの花アーティチョーク

2019年07月20日 06時15分00秒 | 

食用として知られているが、アーティチョークは観賞用の花もある。アザミの化け物のような花が豪快に咲くのをみると、ひたすら感嘆する。咲いている間は、近くを通るのが楽しみだった。蕾の間も、何か神秘的なことが始まろうとするかのようなワクワク感を抱かせてくれた。花期は10日ほどだったが、これほどの楽しみをもたらしてくれるこの花を植えてくれた人に感謝したい気持ちでいっぱいだった。

(2019-06 川崎市 路傍) 

アーティチョーク

アーティチョーク(Artichoke、Globe artichoke、学名:Cynara scolymus)は、キク科チョウセンアザミ属の多年草。和名はチョウセンアザミ(朝鮮薊)。若いつぼみを食用とする(花菜類)。地中海沿岸原産。


特徴
高さは1.5-2mで、葉は50-80cmに達し、つぼみは8-15cmに達する。

ちなみに、英米ではキクイモとチョロギもArtichokeと称する。エルサレムアーティチョーク(英語: Jerusalem artichoke)とアーティチョーク(英語: Artichoke、Globe artichoke)は別の種類の植物であり、エルサレムアーティチョークはキク科のヒマワリ属キクイモで、アーティチョークはキク科のチョウセンアザミ属チョウセンアザミである。

利用
総体積に占める可食部の割合は少ない。食用とするには、まずつぼみをレモンなどと共に茹でるか、蒸す。そして、花及び果実の冠毛になる繊毛を取り除き、蕚状の苞片を外から剥き、苞片基部の肉質部分を歯でしごくように食べ、最後に花托部分を切り分けて食用とする。食用部分はでんぷんに富んでおり、食感はいもに似ている。水溶性食物繊維に富む。葉にはシナリンを含み、肝臓の解毒に効果がある。 シナリンには味蕾の甘味受容体の働きを阻害し、アーティチョークを食べたあとに食べるものの味をなんでも甘く感じさせてしまう働きがある。そのため、アーティチョークに上質なワインは合わないとされている。

ヨーロッパやアメリカでは広く食用とされている他、インドでも二日酔いの防止のために飲酒の後に茶に混ぜて飲まれているが、日本では栽培条件が合わないこともあって野菜としてはあまり普及していない(観賞用が多い)。イタリア料理では、イタリア語由来のカルチョーフィ(carciofi【複】)またはカルチョーフォ(carciofo【単】)と呼ばれ一般的な野菜として前菜などに使用される。フランスではゆでたり詰め物をしたりして調理するが、新鮮なものを生で食べるケースもある。花を乳に入れて加熱すると60℃で凝固することから、これを凝固剤として使うカイユボート(フランス語版)というチーズがある。ポルトガルではアーティチョークのおしべを使って凝固させるチーズがしばしば見られる。セーラ・ダ・エストレーラやニーザなどである。ベトナムでは乾燥させてお茶のように飲むアーティチョーク茶 (tra atiso) がダラットの特産品として知られる。