イジュー·ホーロー

ミュージシャン。雑記。喫茶店と映画。古本屋。猫など。flexlife青木里枝

奇妙なバランスのパスタ。

2016年05月12日 | memo



いろんなことで
くたびれたな。




昨日あたり
低気圧が居座っていて
頭痛もひどかったし

世界中の人に謝ってほしい!
という、未知の領域。未知の感覚に。
なんと傲慢な。

不心得ものに
かかわっていたながれか

いままでの嫌な経験が
ばんばんよみがえってしまい

地震の不安もミックス
されてか
なんだか嫌な数日だった。






今日は天気が良くなり
体も多少軽かったので
お灸。
こないだちょうど良い本を買ったから。

お灸がうまくいくと
わたしの場合
巡りが良くなって
まず、おなかが減る。

今日は自分で すえても
お腹が減るとこまで
持っていけた。

本によると
今のわたしは
腎臓がよわってるよう。


あれー




沢山すえたあと
ほとんど食材なかったけど
パスタ。

こういう時に
意外と力を発揮するのが
わたしのいいところ。

エリンギと新玉ねぎ。
ほうれん草とニンニク。だけあった。
バターはおもいきって多め。



最後。海苔と
なぜか沢山入手したパクチー山盛り。
醤油好きなだけ。

摩訶不思議だけど
うまいパスタだった。

わたしにも価値がある、と思える
奇妙なバランスのパスタ。




音楽も、ぼちぼち。
相変わらず、はなうたで。






















熊本中心街へ。

2016年05月08日 | memo




昼。熊本中心街へ。
くずれた熊本城も初めて見た。

知ってるお店など訪ねる。

元気そうではあるけど
眼の奥には つかれや不安
などなど。それぞれ。いろいろ。

たたずまいで
さすがになんとなく分かる。

県外へ居た人は
すこし余裕があるようにみえる。




前住んでいた豊野の家の
大家さんにも会う。
わたし達が引越して
無事なのを安堵してくださってた。

その家も
例の赤い紙が貼られ、
危険なので
来週壊すんだそう。

引越ししてからの2ヶ月
いろいろ展開が早過ぎる。

またいつでも
遊びに行くつもりの場所だったから。
というのはノスタルジー。
でもなんでもなく
実際そのつもりでいたから。
かなり残念。

またひとつ
行きたい場所が消えてしまった。





熊本へ来た当初から
ライブさせていただいたり
良くしてもらったりしてた
イタリアンのサザエでお昼。

熊本で、あれ以来、
最初の外食かもしれない。

人にサーブしてもらうのが
うれしい。

ずっと 炊き出しもされてて
多分、お店の方もおつかれなのに、
サーブしてくださる。
そういう姿勢がなんともいえない。

がんばって!は論外だし
わたしがあなたにサーブします!
では、え、何を?ってなり
意味が分からないし。

美味しかったです。
ありがとう!





古本屋巡り。
しれっと いつも通りな店内。
表にはポール。

コンデションのいい
色川武大 発見。
去年死ぬほど図書館で借りた本。笑

東京大空襲や大震災の話なんかは
かなりリンクする。



じっとしているのが
いたたまれないのか
なんとなくなのか

人で街は賑わっていた。









なぎのじかん。

2016年05月07日 | memo






余震がすこし減って。
うちにもだんだん
来客があるようになった。



武道館のクラプトンのライブを
みにいって

熊本にもどって、ひといきついたら…
14日のあの地震だったー
というギター男子。

東京土産は
クラプトンのツアーグッズ。
ビンテージ感。

エルトンジョンとか
ストーンズの70sから80sあたりの
ラメいりのツアーTシャツなんか
好きなたちだから
こういうの かわいい。




午後に来てくれた
高校生のギター女子。
彼女とも地震のあと
初めて再会。

会えたことを喜びつつ
ざっと近況報告。
レッスンなどしたあと



晩ご飯作ってたら
「何作ってるの?…いい匂い!」
なんてながれから

えー、そう?食べてく?
って話に。

今日はなんちゃってな
インドカレー。
エビもチキンも
入れといて、よかった笑



だご 旨い!てんさーい!
だって。

料理でそこまでって
初めてよ。
天才だったのね、わたし。




食後。
良いセッション。
平和そのもの。

わたしもこの後
なんとなく
カホーンなんかたたく。

その後は最近おきまりの
ババ抜き からの 神経衰弱。





大震災の一か月後は
大きめな一発がもう一度来るらしい。

ひゃーーー

その身構えは
やっぱり常に残っているけど
実はちょっと薄れてもいるから

たまにやってくる
凪の時間も楽しめるようになり

良くも悪くも
落ち着いてきたかなーと思う。
わたしも まわりも。
慣れたのかなこの生活に。








ふあんな子どもに。こちょこちょ 。

2016年05月06日 | memo


学校の先生に
質問をなげたら
わざわざ訪ねて下さった。
丁寧に答えてくださる。

ただ、学校の耐震面や
地盤が弱いのでは?については
(校庭が使えない程キレツがある為)

安全面が確認されたので
校長の判断によりGO!
とのこと。




どんな調査をしたのだろう?
校長先生は建物や地盤のプロでは
ないわけだから

なにをもって、安全と判断したのか
基準などの
アナウンス必要じゃないかな。



ちなみに大手スーパーや
ショッピングモールは
まだ営業していないか
一部分のみ解放。
収容人数 は全然違うけど。

あんまり言うと
モンスターペアレンツ扱いかなー 笑
と思い

今日は 深くつっこまず。
あとは親子さんの判断でと
言って下さったし。




そんななか
校長から渡すよう言われました
という子供の心のケア系の
新聞記事のコピー。

頑張れって言うな!とか
ptsdに注意!とか。



注意しても、その人のこころの中で
アウトプットする場所がないまま
じくじく発酵すると
ひどくなる。

わるいほうに
わるいほうに
記憶がすりかえられてしまう。

避難所でのライブも
少し目にするようになったけど
時期がまだ早いかなとわたしは思う。
シチュエーションによるけど。




ライブを観るより
みなさん自分が大きな声で
歌いたいんじゃないかと思う。

避難所では、なかなか
自分が主役にはなれないし
個を消しているから
地震へのおそれも

胸の中で
発酵してしまいかねない。

誰かのライブより
カラオケ。
なんじゃないかなーとか…




それに避難所は
パブリックとプライベート
どちらの顔も持つ場所だから。

例えばそこが
実際は体育館であっても
いまは寝室にも居間にもなっている。

見知らぬ誰かの寝室でのライブ。
本人から頼まれたのでない限り
こわいねー。
気配りが、山盛りいる。

今わたし自身 部屋で
音楽を あまり必要としていないし
聴くなら静かなインストか
ラジオのとりとめない雑談がいい。





どさくさに紛れて告白すると
わたしは ずっとptsdを
飼いならしてると
診断されたことのある人間で

だから
その手のキツさは一応
知っているつもり。




お子さんへの簡単なケアとしては
くすぐるのが有効ですよ。
低学年までかもしれませんが。

地震と関係なくても
不登校気味だったり
不安のある子は
登校前に
こちょこちょ。

スキンシップにもなるし
ぎゃーぎゃー騒げば
全部が強制的に
陽になりますから。




くすぐるのを いやがるなら
背中に そっと手をあてるのも
手です。

大人同士でもつかえます。
安堵感がうまれて
うまくはまれば
呼吸も深くなります。


ただ、どちらにしても
嫌がるときは
無理せずかなと。
相手ありきです。

ハグみたいなことや
くすぐることは
うちでも 気付いたら
するようにしています。










































城南町へ行ってきました。

2016年05月05日 | memo


先日の長崎ホワイトモノリスでの
ライブの際
おきゃくさまの中で
物資を用意して下さった方があった

避難所も長いと
子供たちも嗜好品が
いるでしょうからと。

小麦や卵を使ってないので
アレルギーのお子さんにと。



「自転車泥棒」あたりの
世に人間性を問うている
親子像っぽいけど
実際は夏日によるシリアス顔。

フレックスお届け便。
行ってきました。

情報収集したら
比較的近い城南町のスポーツセンター。
が良いと指摘をうけて。




地震後、城南町に行くのは
はじめて。

わたしの住んでる地域より
スポーツセンターのまわりは
地震がきつかったんじゃないのかな
という印象。

意外と古いという
施設内の体育館は
屋根付近の あかりとりの窓が
ばんばん 落下していたし

側溝がうきあがってもいた。
さぞ怖かったろう。

当日そこの体育館で
バスケットの練習をしてたという
小学校高学年のさばさばした
きれいな女の子。
めきめき言ってこわくて
外に飛び出したとか。




肝心の「おやつカルパス」
子供たちにとても有名みたい。

あけたとたん
「カルパスだー」と
わらわら子供たち集まって
とても喜んでました。

託してくださって
ありがとうございました!



避難所の横には
がれき集積所。

話させていただいた方によると
このスポーツセンターの場所に
仮設住宅を希望する方が
多いそうなんだけど
(自宅から近いから)

このスポーツセンターの下は
あろうことか
断層が走っているので
建てられないのだとか。。。

公の施設。
作るとき、しらべないのかい?
それとも、いけいけどんどんだった?
気になる。




ちなみにこちらの避難所には
テレビやラジオがないそう。
他の避難所にはあると
最近知って驚いたとか。

個々にはスマートフォンや
ラジオで情報収集してるそうだけど。
時間ももてあますだろうし。

使ってないTV、ラジオある方
喜ばれるとおもいます。
急に持ち込んだりせず
施設に確認のうえ、が
いいとおもいます。


キャップ!本日の報告
以上












さちあれ。

2016年05月04日 | memo


御船町の炊き出しでは
大活躍だった
マクロビカフェ、しましまの木 へ。
みんな元気そう。

誰かと話すのは
つきなみだけどデトックス効果が
やはり、これはある。

外界と時々はアクセス?笑
すると何が保たれる。
普段って、出不精なくせにぃ。

って、
あー
いま、すごく揺れたなー

けど、また慣れてきた。
もちろん 好きじゃないけど。



…夕方
ドライブしたんです。



のどかな田園。
そのむこうに
ブルーシートかぶった住宅地。
こういう風景が続く。
建物自体は大丈夫そうな気配。

ただ梅雨がきたら
また話は別なのかな。
あまもりとか。
今日は風も、強いし。
よりによってな天候でもある。

震源にちょっと近づくと
瓦屋根の落ち具合もまた違うけど
その先へは行かないでおいた。



近所の恐竜公園。
広くて 駐車場までしっかりあって
遊具もいっぱい
日当たり抜群。
みんな好きな場所。

いまは
テントスペースになってた。

一見 多幸感溢れる感じだけど
寒暖差が激しいのも熊本の特徴。
連日だと…どうだろう。



右手にティラノサウルスのしっぽ。
その横では
ちょうど 炊き出し。

年配男性がふたり。
ベンチでお食事中。
幸あれ。。。









ねむかった。

2016年05月03日 | memo





猫に
もてもて だった
いちにち。

ねむたくて
しかたなかった
いちにち。

いろいろ かんがえるのも
うごくのも
めんどくさかった
いちにち。

アラーキーの本を
ひたすら読んでた
いちにち。


臨戦態勢のレイアウトの
家の中って
いちいち おっくう。

自分のうちだけど
自分のうちでない
落ち着かなさ。

おさらとか
揺れたとき割れないように
床とか
低いとこにおいたりとか。。。

あ。
でも子供と二人で
久々に作った
おひるこばんのパスタ。
美味しくて すこし楽しかった。





あざやかに
転居を すすめた
ともだち。

なんのあても
ないんだろうけど。
なんとかするしかないって。
少数精鋭で引越すとか。

しがらみ、みたいな
無意識のうちに自分を
しばっているものからも
卒業したいと考えている模様。

すてきだなー。
爽やかですらある。





どーしよーかなー。






たのしい映画でも みたいなー。























いかりスイッチ、オン。

2016年05月02日 | memo

子供の小学校は
連休あけに再開するらしい。

その件で夕方に説明会。
3週間ぶりの小学校登校だとか。
もうそんなに経つ?

うちは新一年生だけど
まだ3日しか行っていない。



少し説明すると
公立ではあるけど
校庭が芝生だったり
山の中だったりして

畑仕事の体験やら
梅を収穫したりだとか
給食が地元産の物が多かったり。

小学校が魅力的なのは
今回の引越しの決め手のひとつ。

しかしなー
説明会ひどかったなー。
わるいけど。
国会中継みたい。

先生方も、ひがいのある方が
いるそうだから
自分のことで手一杯なのわかるけど。




なんの説明もなく、
いきなり
教育委員会のひとが
登下校について
方針話すんだけど

そもそも
再開して大丈夫なのか?の説明とか
学校のひがい状況とか

避難所としての機能と
小学校の機能の両立は?とか

まず言うべきことを
言わないまま
わたしたちを取り残し
話、進む進む。

いかりスイッチ、完全にオン。
ありがたいことに
昨日よりだいぶ元気です。




建物の耐震問題がわからないと
細かいはなしされても
無意味で。

終始そんな感じで
得られた具体的な情報は少し。

芝生が魅力のその校庭に
たくさんのキレツ。
ブルーシートで覆われているから
深さや長さ、大きさは
わからない。

体育館も、なおすか
建て直し。
新給食室はだめ。

校舎はあたらしいので
大丈夫らしい。

校庭にキレツ。
とは、つまり断層?って気もするけど。
わからないし、説明もない。

意外とひがいがあることだけは
確か。



「しっかりと◯◯に取り組んで」
「しっかりと前を向いて」
くらいな感じが続く。

最近の政治家が使いがちな
この「しっかりと◯◯していく」が
もともと
わたし だいきらい。
中味がなにもないもんね。


ほんとうのことを
リアルタイムで伝えるのが

にほんのお上の性質として
ハードが高いのかもしれないし

現場が単に
混乱していたのかもしれないけど。

どっちにしろ
子供をあずける場所なわけだから。

リスクについて、もうすこし
ききたかった。
何かあったらどうするの?
山の上の小学校だよ?

秋の運動会で必要だから。とかで
役員決めましょ。
なんて言ってる。

なんだかなー。笑。
牧歌的すぎる。



クラスに一人
友達ファミリーがいて。
地震のあと、初めてあえたので
うちに呼んで
ざっとな晩ごはん。と
積もる話を。


感じ方。考え方も近くて
偽善的なことは
すっ飛ばし

あー、やっぱりあなたも
同じように感じていたのねー。という

おおむね、昨日のわたしの
とりとめない弱音の感じ。

この手の弱音は
あまりsnsでは出回っていない
気もするけど



ボランティアや
困ってる他者への復旧作業に
たずさわる気力がなくて

罪悪感にも似た気持ちで
こころが混乱してるひとというのは

現場に近い地域ほど
実は結構いるような気がする。
実際どうなのでしょうね。




小学校が魅力で引越したけど。
魅力は変わってしまい

素敵だった景色も
何かあったら
子供を逃がせるのかの視点でみると
まったく別の景色になったので。

また、いちから考え直さないと
いけないかもしれない。



2度も地震にみまわれて…って
ねぎらいもあれば
ちょっとしたアイロニーで言う人も
色々いるけど

どこにいたって
何がくるか わからないって
その部分では腹が据わった。
だって日本はそうだもん。




動きたいとき動くのは…逃走本能。
居心地はそれぞれだから、仕方ない。

荷物も、資産も
少ないことが
サバイバル技術の入り口
というのは、確信。










とりとめない弱音。

2016年05月01日 | memo


ゼロキチ邸からの
永山マキ邸滞在だった。
さっきまで。



ギター弾いたり
歌ってみたり
喋ったり、
散歩してみたりで



そりゃーたのしかった。

んで一路、猫たちの待つ
熊本へ帰れば。。。

ついてそうそう、3度程
やっぱり揺れる。

福岡で揺られるのとは
あきらかにちがって
やっぱり心臓に容赦なく、くる。

ドーンってな
振動と音?かな。

んで、気がめいったから
テレビで気晴らし。
宮藤官九郎かなーなんて思えば
地元だから、地震関連のテロップ付き。

チャンネルを変えれば
ひさい ひさい って連呼。する
ニュース。
仕方ないの分かってるけど。
うんざりする。
見なければ良かった。

パソコンみたらみたで
片付けの報告なのだろうけど
崩れた家屋の写真満載。
snsのこの手の投稿が
昨日あたりからいやになってる。





ライブをともなってたとはいえ
ずっと熊本以外の場所にいて
みんなに優しくしてもらっちゃったりなんかして。

片付けがきつい人とか
避難所から動けない人とか
仕事で熊本から離れられない人とか
いるもんね。なんて思えば

なんだか
もうしわけない感と隣り合わせで。

でも、そういう気持ちが
無意味なのは一応あたまでは
分かってたりして
始末がわるい。




他県の人にも、気にしないで
日々の事をして。
出来ることには手を貸して。と
ライブで話したりしていたんだけど。

なんだか
よくわからなくなってきたなー。
揺れて動転しているという
ことなんだろうけど。



まー、まとめますとね。
おさまってた心臓の動悸。
こいつが
もどったとたん あばれだし
今晩はなんかもーいやだなー。

置いていかれて
さっきまで情緒不安定で
鳴き通し、喋り通しだった猫は

膝の上でようやく眠った。
たくさん寝言を言ったりする。
こわかったよねー

がんばるだとか当分
言わないだろう わたし。

言ったらもっと
心臓にきちゃいそうな わたし。

という
とりとめない弱音です。