イジュー·ホーロー

ミュージシャン。雑記。喫茶店と映画。古本屋。猫など。flexlife青木里枝

いかりスイッチ、オン。

2016年05月02日 | memo

子供の小学校は
連休あけに再開するらしい。

その件で夕方に説明会。
3週間ぶりの小学校登校だとか。
もうそんなに経つ?

うちは新一年生だけど
まだ3日しか行っていない。



少し説明すると
公立ではあるけど
校庭が芝生だったり
山の中だったりして

畑仕事の体験やら
梅を収穫したりだとか
給食が地元産の物が多かったり。

小学校が魅力的なのは
今回の引越しの決め手のひとつ。

しかしなー
説明会ひどかったなー。
わるいけど。
国会中継みたい。

先生方も、ひがいのある方が
いるそうだから
自分のことで手一杯なのわかるけど。




なんの説明もなく、
いきなり
教育委員会のひとが
登下校について
方針話すんだけど

そもそも
再開して大丈夫なのか?の説明とか
学校のひがい状況とか

避難所としての機能と
小学校の機能の両立は?とか

まず言うべきことを
言わないまま
わたしたちを取り残し
話、進む進む。

いかりスイッチ、完全にオン。
ありがたいことに
昨日よりだいぶ元気です。




建物の耐震問題がわからないと
細かいはなしされても
無意味で。

終始そんな感じで
得られた具体的な情報は少し。

芝生が魅力のその校庭に
たくさんのキレツ。
ブルーシートで覆われているから
深さや長さ、大きさは
わからない。

体育館も、なおすか
建て直し。
新給食室はだめ。

校舎はあたらしいので
大丈夫らしい。

校庭にキレツ。
とは、つまり断層?って気もするけど。
わからないし、説明もない。

意外とひがいがあることだけは
確か。



「しっかりと◯◯に取り組んで」
「しっかりと前を向いて」
くらいな感じが続く。

最近の政治家が使いがちな
この「しっかりと◯◯していく」が
もともと
わたし だいきらい。
中味がなにもないもんね。


ほんとうのことを
リアルタイムで伝えるのが

にほんのお上の性質として
ハードが高いのかもしれないし

現場が単に
混乱していたのかもしれないけど。

どっちにしろ
子供をあずける場所なわけだから。

リスクについて、もうすこし
ききたかった。
何かあったらどうするの?
山の上の小学校だよ?

秋の運動会で必要だから。とかで
役員決めましょ。
なんて言ってる。

なんだかなー。笑。
牧歌的すぎる。



クラスに一人
友達ファミリーがいて。
地震のあと、初めてあえたので
うちに呼んで
ざっとな晩ごはん。と
積もる話を。


感じ方。考え方も近くて
偽善的なことは
すっ飛ばし

あー、やっぱりあなたも
同じように感じていたのねー。という

おおむね、昨日のわたしの
とりとめない弱音の感じ。

この手の弱音は
あまりsnsでは出回っていない
気もするけど



ボランティアや
困ってる他者への復旧作業に
たずさわる気力がなくて

罪悪感にも似た気持ちで
こころが混乱してるひとというのは

現場に近い地域ほど
実は結構いるような気がする。
実際どうなのでしょうね。




小学校が魅力で引越したけど。
魅力は変わってしまい

素敵だった景色も
何かあったら
子供を逃がせるのかの視点でみると
まったく別の景色になったので。

また、いちから考え直さないと
いけないかもしれない。



2度も地震にみまわれて…って
ねぎらいもあれば
ちょっとしたアイロニーで言う人も
色々いるけど

どこにいたって
何がくるか わからないって
その部分では腹が据わった。
だって日本はそうだもん。




動きたいとき動くのは…逃走本能。
居心地はそれぞれだから、仕方ない。

荷物も、資産も
少ないことが
サバイバル技術の入り口
というのは、確信。