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Anyway, where is Paul WATSON? 2(Aug 9, 2012)

2012-08-09 20:29:40 | 捕鯨騒動
今年の5月14日、ドイツで逮捕された Sea Shepherd の総帥こと Paul WATSON 船長。
逮捕理由は、2002年に グアテマラの領海内で違法操業していたコスタリカ船籍の船の航行を妨害した(ややこしい)容疑。
で、逮捕から少し後になって、ドイツ国外への出国禁止+当局居場所報告を条件として保釈されてた。
が、今月の24日になって、いきなり行方をくらます→逃走(失踪?)という予想外の行動に出ていた。

これに対し、国際刑事警察機構(ICPO:Interpol)がコスタリカ政府の要請を受けて WATSON 船長の状態を「赤手配」(Red Notice)に格上げしたのだが・・・。
・SS代表逮捕を要請=保釈中の逃亡を重視-ICPO(2012年8月9日 時事ドットコム)
・シー・シェパードのワトソン代表に国際逮捕手配書、ICPO(2012年8月9日 afpbb.com)

色んな意味で危険なにほひがするこの話。
以下、2012年8月9日分時事ドットコム『SS代表逮捕を要請~』を全文(略

---- 以下引用 ----
 【シドニー時事】
国際刑事警察機構(ICPO)は7日、米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)代表のポール・ワトソン容疑者(61)に対する国際手配を情報提供などを求める「青手配」から、身柄引き渡しを目的に逮捕などを各国に求める「赤手配」に格上げした。
同容疑者が中米コスタリカのサメ漁船妨害容疑でドイツで逮捕され保釈中に逃亡したことを受けたもの。
 同容疑者に対して日本の海上保安庁は2010年、調査捕鯨船への妨害事件をめぐり、傷害や威力業務妨害の容疑で逮捕状を取るとともにICPOを通じて「青手配」した。

 ICPOは、同容疑者について、赤手配の基準に合致しないと説明してきたが、保釈条件を破って逃亡したことなどを重視し、コスタリカ政府の要請により赤手配した。
現時点で同容疑者の所在は不明。
(2012/08/08-19:14)
---- 引用以上 ----

逮捕込みの国際指名手配、か。
WATSON 船長のことなんで、そう簡単に出頭するとは思えないけどな(苦笑)。
それに、WATSON 船長が逮捕→起訴されることでダメージを受ける人達(Sea Shepherd の幹部など)が相当いるだろうし。
つまり、WATSON 船長を匿う人達はそれなりにいる可能性は否定できないかと。
もっとも、WATSON 船長には最期まで逃げ切って欲しいってのが日本政府の本音かもしれんが・・・。


一方、WATSON 船長が「赤手配」状態になったことで、ある危険なシナリオが急に現実味を帯びてきた感が・・・。

仮に今度の南極海「調査捕鯨」に Sea Shepherd の船が抗議活動に行った際、(オーストラリア政府が逮捕しなかったとかで)WATSON 船長が船に乗ってたとする。
その際、WATSON 船長の乗ってる船に「調査捕鯨」団の船に乗ってる海上保安庁の隊員が WATSON 船長を逮捕するため乗り込み、WATSON 船長や Sea Shepherd の方々が抵抗し・・・。
この先は怖くて書けない(汗)。


なお、この件に関して、Sea Shepherd は意味深なコメントを・・・。
・Costa Rica Elevates Politically Motivated Attack Upon Captain Watson and Sea Shepherd; Interpol ‘Red’ Notice Issued(2012年8月8日 Sea Shepherd)

以下、2012年8月7日分 Sea Shepherd『Costa Rica Elevates~』から Susan HARTLAND 氏のコメント部分を(略

---- 以下引用 ----
(中略)
“The elevation of the attack against our organization and our founder, Captain Watson, is not unexpected,” said Susan Hartland, Administrative Director of Sea Shepherd.
“Costa Rica has been acting as a puppet for Japan throughout this case and we expect that to continue,” she said.
“Japan is driving this effort in retaliation for our successful campaigns to stop them from whaling in the Southern Ocean Whale Sanctuary. We’ve cost them millions of dollars and exposed their shame to the world because of their refusal to stop the slaughter of whales in an established sanctuary under the lie and loophole of ‘research.’”

“There has been much misinformation in the media about this case and it’s time for truth to prevail,” added Hartland.
"Unlike other countries, it is not a crime in Germany to forfeit one’s bail. Germany is not seeking Captain Watson’s extradition and he has committed no crime in that country…or anywhere. The warrant for his arrest in Germany is for extradition and tied solely to the bogus charges being made by Costa Rica. Sea Shepherd fully supports Captain Watson and is at work with our international teams to resolve this politically motivated battle,” said Hartland.
(以下略)
---- 引用以上 ----

コスタリカ政府が10年前の事件を持ち出したのは、ラウラ・チンチージャ(Laura CHINCHILLA)大統領の政策(麻薬問題を含む国際犯罪について懸念してる)も一因かもしれんが・・・。
果たして、実際の所はイカに。


それにしても。
WATSON 船長は一体どこにいるんだろうか?
まさか、日本国内というオチはないだろうけど・・・(汗)。


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