この所、死刑制度を廃止なり中断する国が世界全体で多数派になっている。
しかし、色々理由をつけて死刑制度を存続してる国(日本もだが)が結構多い。
が、そうした国々にとって、今後死刑制度を保持するのは厳しい道になる模様・・・。
・国連委:死刑停止決議を採択 支持増加、日本は反対(2008年11月22日 毎日jp)
11月20日に開かれた委員会では、この決議の投票が行われて(他の決議への投票も行われたが)賛成多数で採択された。
一応、以下は投票結果。
・賛成:105
・反対:48
・棄権:31
反対に回った主な国々↓
・米、アフガニスタン、サウジアラビア、パキスタン、エジプト、エチオピア、朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)、マレーシア、インドネシア、イラン、インド、シンガポール、ジンバブェ、ナイジェリア、ミャンマー(ビルマ)、中国、日本
人口比だけで考えれば、死刑制度停止の反対派は相当の数にのぼるな・・・。
で、この決議の前に行われた協議では、各国が例の決議に関する意見を述べていた。
以下、毎日jp の記事からその部分を引用しれおく。
---- 以下引用 ----
(中略)
委員会の協議で、死刑維持派のシンガポールやエジプト、スーダン、シリアなどは「司法制度の選択は主権国の権利であり、外部から押しつけるべきでない」と主張。
一方、イタリアやフランスなどは、「人命尊重の観点から、死刑執行を停止すべきだ」と説明した。
日本は決議採択後、「わが国の世論調査では、死刑が支持されている。死刑については国際的合意もない」と反対理由を説明した。
(以下略)
---- 引用以上 ----
決議採択後の発言かよ・・・。
参考までに、11月20日の決議前に日本(の代表)が行った発言を↓から引用しておく。
・GENERAL ASSEMBLY WILL REAFFIRM RESOLUTION ON DEATH PENALTY MORATORIUM, UNDER TERMS OF DRAFT TEXT APPROVED BY THIRD COMMITTEE(2008年11月20日 un.org)
---- 以下引用 ----
(中略)
The representative of Japan said that her delegation had voted against the draft resolution because the implementation of the death penalty was a national decision, which should be made with the specific needs of each nation in mind.
In Japan, the majority of the public believed that the most vicious criminals should receive the death sentence.
For that reason, it was difficult for the Government to move towards the abolition of the death penalty at the current time, and that was why the Japanese delegation had voted against the draft.
(以下略)
---- 引用以上 ----
あれ?
「死刑については国際的合意も無い」という文言が全然ねぇ・・・。
どんだけ日本が内向きな理由で死刑制度停止を求める決議にに反対してるんだ、って話だよ(違)。
単に、UN のプレスリリースには、発言の一部しか掲載されてないだけかもしれないが。
実は、この日(2008年11月20日)の委員会ではある決議に関して奇妙な議論が行われていたのだが・・・。
面倒なのでパス(馬鹿)。
しかし、色々理由をつけて死刑制度を存続してる国(日本もだが)が結構多い。
が、そうした国々にとって、今後死刑制度を保持するのは厳しい道になる模様・・・。
・国連委:死刑停止決議を採択 支持増加、日本は反対(2008年11月22日 毎日jp)
11月20日に開かれた委員会では、この決議の投票が行われて(他の決議への投票も行われたが)賛成多数で採択された。
一応、以下は投票結果。
・賛成:105
・反対:48
・棄権:31
反対に回った主な国々↓
・米、アフガニスタン、サウジアラビア、パキスタン、エジプト、エチオピア、朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)、マレーシア、インドネシア、イラン、インド、シンガポール、ジンバブェ、ナイジェリア、ミャンマー(ビルマ)、中国、日本
人口比だけで考えれば、死刑制度停止の反対派は相当の数にのぼるな・・・。
で、この決議の前に行われた協議では、各国が例の決議に関する意見を述べていた。
以下、毎日jp の記事からその部分を引用しれおく。
---- 以下引用 ----
(中略)
委員会の協議で、死刑維持派のシンガポールやエジプト、スーダン、シリアなどは「司法制度の選択は主権国の権利であり、外部から押しつけるべきでない」と主張。
一方、イタリアやフランスなどは、「人命尊重の観点から、死刑執行を停止すべきだ」と説明した。
日本は決議採択後、「わが国の世論調査では、死刑が支持されている。死刑については国際的合意もない」と反対理由を説明した。
(以下略)
---- 引用以上 ----
決議採択後の発言かよ・・・。
参考までに、11月20日の決議前に日本(の代表)が行った発言を↓から引用しておく。
・GENERAL ASSEMBLY WILL REAFFIRM RESOLUTION ON DEATH PENALTY MORATORIUM, UNDER TERMS OF DRAFT TEXT APPROVED BY THIRD COMMITTEE(2008年11月20日 un.org)
---- 以下引用 ----
(中略)
The representative of Japan said that her delegation had voted against the draft resolution because the implementation of the death penalty was a national decision, which should be made with the specific needs of each nation in mind.
In Japan, the majority of the public believed that the most vicious criminals should receive the death sentence.
For that reason, it was difficult for the Government to move towards the abolition of the death penalty at the current time, and that was why the Japanese delegation had voted against the draft.
(以下略)
---- 引用以上 ----
あれ?
「死刑については国際的合意も無い」という文言が全然ねぇ・・・。
どんだけ日本が内向きな理由で死刑制度停止を求める決議にに反対してるんだ、って話だよ(違)。
単に、UN のプレスリリースには、発言の一部しか掲載されてないだけかもしれないが。
実は、この日(2008年11月20日)の委員会ではある決議に関して奇妙な議論が行われていたのだが・・・。
面倒なのでパス(馬鹿)。