とっくりいもは、「とっくり」の形をしていることからついた名前。
粘性の少ない「ナガイモ」と「自然薯」との中間の粘りがあり、切いも・擦りいもに加工しても変色しにくく、淡白で程良いトロ味の口あたりが大変良いのが特徴だそうです。
11月から1月中旬まで出回りますので、まさに今が旬なんですね。
ナガイモはヤマノイモ科、ヤマノイモ属に属しています。ヤマノイモ属だけでも約600種もあるそうですよ。
私たちに馴染み深い種類を大きく分けると。。。
★ナガイモ
ながいも群(ながいも、1年いも、とっくりいも)
いちょういも群(いちょういも、仏掌いも)
つくねいも群(大和いも、伊勢いも、丹波のやまのいも)
★ヤマノイモ(やまいも、自然薯)
こんな感じになるそうです。
植物学的には、ナガイモとヤマノイモは染色体数が異なり別種のものなんだそうですけれども、野菜として両者の名前は混用され、ナガイモに対しても、ヤマノイモという言葉がよく使われているそうです。
ご存知のようにナガイモは、コクのある独特の風味・食感が売りですね。
栄養価も高く、亜鉛やカリウム、鉄などのミネラル成分、ビタミンB群・Cなど栄養成分がバランス良く含まれ、さらにアミラーゼやジアスターゼ、ウレアーゼ、オキシターゼ等多くの消化酵素も含んでいるんです。
この消化酵素のおかげで、沢山食べても胃にもたれずにすむんですね。
ナガイモ独特のぬめり成分である「ムチン」は、細胞を活性化させる働きがあり、新陳代謝が促進され、老化の予防、肌荒れ、疲労回復、便秘の改善、ダイエットに効果的らしいし♪
ながいもの栄養をまるごといただくには、やっぱり生ですりおろして食べるのが一番なんでしょうね。ビタミンや消化酵素に加熱は禁物ですものね。
そうそう、とろろ汁が皮膚についたりすると一種の痛がゆさを感じますでしょ?これって成分のシュウ酸カルシウムの針状結晶が皮膚に密着するのが原因なんです。
私はこのように使い捨ての医療用手袋を装着します。ピッタリとして薄手タイプが職業柄手に入っちゃうんですのよ。ほほほ。。。
ホウレン草とか里芋にも含まれる成分ですから、皮膚が痛がゆさを覚えたことある方いらっしゃいますでしょ?
シュウ酸カルシウムって、ワンちゃんネコちゃんに与えすぎると結石の原因になりかねないので、注意しないといけませんわね。
成分の消化酵素には惹かれますけれど、我家ではCぼんが膀胱炎や結石になりやすい体質なので、絶対に与えません。
相変わらず品あるかわいいお顔!
とっくりいもをきょとんと見てますね~
読んだだけで勉強になっちゃいました!
このまえね、とろろ鍋を作ってみたんですよ。
このとっくりイモはどうやって食べたのかしら?
絵文字を押しすぎてしまったわ、テヘ。
医療用手袋手袋!!? ですか。
医療用は大変便利なのでございます。
ぜひ、お試しを(笑)