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愛国的フィギュアスケート

羽生結弦とロシア女子を中心に

山本草太の不在 -最後のワンピース-

2017年03月13日 | 一般
 現在の男子シングルにおいて、日本人として何か物足りないものがあるとすれば、それは山本草太(現在17歳)の長期不在ですね。
彼は昨季の16 Jr.WCの出発日 (!) の当日練習で、右足内側のくるぶしを骨折し、シーズンで最も重要な大会を欠場してしまいました。
当時、Nathan Chen(当時16歳)も全米選手権の際の怪我で欠場が判明しており、山本草太が出場すれば、メダルはもちろん、金メダルも不可能ではなかった状況でした。
昨シーズンの過去記事で彼のニュースを振り返ってみましょう。


15/10/15 スポーツナビ 大橋護良 「羽生2世」と呼び声高い15歳の逸材 http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201510130004-spnavi


16/02/01 朝日 山下弘展 エース候補、伸びる身長との戦い フィギュア・山本草太

> フィギュアスケートが大好きな母の影響で、5歳のときにスケート靴を履いた。
 転機になったのは、拠点を大阪から名古屋へ移した2012年のシーズン。ジャンプ指導に定評がある長久保裕コーチの指導を受け始めてからだ。
  昨季はジュニアグランプリ(GP)ファイナルで初めてトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを成功させて2位。全日本選手権でも6位に入った。
 羽生結弦(ANA)、宇野昌磨(中京大中京高)を追いかける1番手と言っていい。

  ところが今季は苦戦中。フリーで4回転ジャンプ、トリプルアクセルを二つずつ入れる構成に挑んでいたが、昨夏から身長が4センチ伸びたことでバランスが崩れて失敗続き。
 1月の全国高校総体では、それぞれ一つずつの構成に難度を下げざるを得なかった。直近の目標は3月の世界ジュニア制覇。
 「1年で10センチ伸びた中学2年のときも調子が悪かった。今のままじゃメダルも危ういけど、身長が伸びてもジャンプができる人はできている」。
 エース候補は、直面する壁を越えたときにまた一つ、大きくなっているはずだ。
     ◇
 やまもと・そうた 2000年1月10日、大阪府岸和田市生まれ。中学1年のときに名古屋市へ移り、鈴木明子さんらが輩出した邦和スポーツランドを拠点に練習する。
 得意な科目は体育。趣味はゲーム。168センチ。


16/03/12 デイリースポーツ 山本草太、世界ジュニアを欠場 フィギュア、右足首骨折で https://www.daily.co.jp/newsflash/general/2016/03/12/0008886567.shtml
16/03/13 日刊スポーツ 山本草太が骨折 フィギュア世界Jr.欠場 http://www.nikkansports.com/sports/news/1616209.html


 このニュースはちょうど1年前のものですが、驚いたことが2つあります。

1.Jr.WC 派遣の移動日に練習をしていたこと。

2.(別記事で) 週7日練習で、休みが1日もなかったということ。


 日本男子シングル(3枠)における最後のワンピースが山本草太だったわけですが、このような状況で練習していたと知り、怪我をしたことよりも、自分は衝撃を受けました。
皆さん、この点についてどう思われますか? まず、休みがないというのはあり得ないですね。一日だけ半休だったでしょうか・・。 
確かに日本はリンク数が少なく、多くのスケーターで混み合い、リンク環境が悪いわけですが、休みがないというのは大変厳しいと思われます。(休むのもアスリートの仕事の内)
日本は学生生活を並行しながら、トレーニングや競技会に参加している選手が多いわけで、日常生活は大変忙しいものと推察されます。
 例えば、露エテリ組のEvgenia Medvedeva選手では、練習は午後からで、一週間の内、月曜日が休みだそうです。
これは実際の、公式試合の日程や競技時間に沿った調整方法で極めて合理的ですね。


16/10/29 スポニチ 山本草太、GPシリーズ欠場 疲労骨折の回復が遅れ http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/10/29/kiji/K20161029013622390.html
> フィギュアスケート男子でことし2月の冬季ユース五輪を制した山本草太(愛知みずほ大瑞穂高)がグランプリ(GP)シリーズを欠場することになった。
 日本スケート連盟の小林芳子 強化部長は28日、疲労骨折した右足内側のくるぶしの回復が遅れているためと説明した。
 16歳の山本は今季がシニアデビュー。11月のフランス杯とNHK杯にエントリーしていた。

17/02/25 日刊スポーツ 本郷理華4位に涙「弱い部分が出てしまった」 http://www.nikkansports.com/sports/news/1784198.html
> 今季が始まる前の昨夏に左くるぶしを痛めた。疲労骨折手前の状態で「練習の量を追い込めていないのは確か」と長久保コーチ。
 調子は上がらず、今季は毎試合でジャンプミスを重ねている。本郷は「去年と同じ気持ちで跳んでいるが、うまくいかない。理由は自分でも分からない」と吐露した。


 長久保裕コーチはどういう人なのか分かりませんが、第三者的に無責任に言えば、『コーチ失格』 だと思います。
練習で休みがないなら、故障するリスクは高まりますし、精神的にリフレッシュが出来ないわけです。
今の練習日程がどうなっているかは分かりませんが、今季は本郷理華選手も故障で不調ですし、山本草太選手は来季、無事に復帰できるのでしょうか。(敬称略)


羽生選手が引退する前に一緒に表彰台に乗る姿を見ておきたいですね。もちろん、日本男子勢による表彰台独占も。

平昌五輪からロシアを追放した場合 (女子シングル)

2017年03月12日 | 一般
17/01/28 朝日 田村明子 ロシアはフィギュアスケートで平昌に出られない? ドーピング問題で米国が強硬提案。ソチの金メダリスト・ソトニコワの調査結果は? 
http://webronza.asahi.com/national/articles/2017012700004.html


 米国フィギュアスケート連盟(USFSA)のトップが、平昌五輪の一年前にあたる17年全米選手権の際に、
どうして「ロシア選手の平昌五輪出場を阻止するべき」と突然、記者会見で表明したのでしょうか。



 平昌五輪からロシア人選手が追放された場合、最も影響を受ける分野、選手は

まず、第一に挙げられるのが、2018年平昌五輪でピーク年齢を迎える女子シングルの選手たちです。

[女子シングル] 団体:18年2月11日~、個人:18年2月21日~
                     
【平昌世代】                    個人戦を基準 2022年1月基準
Elena Radionova       1999年 1月 6日 19歳 1ヶ月  23歳 0ヶ月  *競技力が現在、若干低下     
Evgenia Medvedeva     1999年11月19日 18歳 3ヶ月  22歳 2ヶ月
Serafima Sakhanovich    2000年 2月 9日 18歳 0ヶ月  21歳11ヶ月  *競技力が現在、低下    
Maria Sotskova        2000年 4月12日 17歳10ヶ月  21歳 9ヶ月
Stanislava Konstantinova  2000年 7月14日 17歳 7ヶ月  21歳 6ヶ月
Polina Tsurskaya       2001年 7月11日 16歳 7ヶ月  20歳 6ヶ月
Alisa Fedichkina       2002年 2月14日 16歳 0ヶ月   19歳11ヶ月
Alina Zagitova         2002年 5月18日 15歳 9ヶ月   19歳 8ヶ月
Alisa Lozko          2002年 6月 1日 15歳 8ヶ月  19歳 7ヶ月
Ekaterina Kurakova     2002年 6月24日 15歳 7ヶ月  19歳 7ヶ月      

【北京世代】                           2022年1月基準
Sofia Samodurova      2002年 7月30日         19歳 6ヶ月
Elizaveta Nugumanova   2002年 8月25日         19歳 5ヶ月
Anastasia Gulyakova    2002年 8月29日         19歳 5ヶ月
Anastasia V. Gubanova   2002年12月 2日         19歳 1ヶ月
Daria Panenkova      2002年12月 8日         19歳 1ヶ月
Anna Tarusina        2003年 1月24日         19歳 0ヶ月
Viktoria Vasilyeva      2003年11月25日         18歳 2ヶ月
Anna Kuzmenko       2004年 2月27日         17歳11ヶ月
Anna Shcherbakova    2004年 3月28日         17歳10ヶ月
Anastasia Tarakanova   2004年 4月14日         17歳 9ヶ月
Anastasia Kostyuk     2004年 5月15日         17歳 6ヶ月
Alexandra Trusova      2004年 6月23日         17歳 7ヶ月
Sofia Moroz         2005年 1月25日         17歳 0ヶ月
Alena Kanysheva      2005年 6月15日         16歳 7ヶ月
Anfisa Ryabova        2005年 8月20日         16歳 5ヶ月 
Elizaveta Medvedeva    2005年 9月 8日         16歳 4ヶ月  
Polina Maslennikova    2005年 9月15日         16歳 4ヶ月
Kamila Valieva        2006年 4月26日         15歳 9ヶ月


 これを見て頂ければ分かるように、現行世代よりも下の世代のほうがさらに選手層が厚く、3枠を巡る争いが熾烈なものになります。
平昌世代が丸ごと平昌五輪から追放された場合、4年後まで競技力を維持できるのは、少数になるでしょう。
また、モチベーションを維持できたとしても、平昌とは比べ物にならないほどの過酷な代表枠争いが待っています。
Evgenia Medvedevaさえ、現役を続行し、競技力を維持したとしても、選ばれるかどうか分かりません。

 女子シングルの上の世代のロシア人選手にとって 『平昌五輪追放 = (競技人生の) 死刑宣告』 に等しいわけです。

 ソチ五輪の世代、ソチ五輪に出場した選手で、ドーピングを行っていた者がいるなら当然、記録は抹消し、メダルを獲得していたら剥奪しなければいけません。
団体戦の金メダルについても、出場選手の内、誰か一人でも違反していたのなら、全員から剥奪しなければいけません。
ただ、出場しなかった下の平昌世代が、上のソチ世代の責任を取らされるというのは酷でしょう。


    ソチ五輪後、ロシア勢が占めた記録 (総合得点 TOP 10) 2016-17は17 4CCまで
       露
2014-15 [ 9 /10] Elizaveta TUKTAMYSHEVA*5、Elena RADIONOVA*4、Gracie GOLD*1                           ※WTT含む
2015-16 [ 6 /10] Evgenia MEDVEDEVA*3、宮原知子*2、Elena RADIONOVA*2、Ashley WAGNER*1、Anna POGORILAYA*1、Gracie GOLD*1
2016-17 [ 8~/10] Evgenia MEDVEDEVA*4、Anna POGORILAYA*4、宮原知子*1、Kaetlyn OSMOND*1


    ソチ五輪後、ロシア勢が占めた記録 (総合得点 TOP 20) 2016-17は17 4CCまで
       露
2014-15 [14 /20] Elizaveta TUKTAMYSHEVA*6、Elena RADIONOVA*6、Gracie GOLD*2、宮原知子*2、Anna POGORILAYA*2、Ashley WAGNER*2  ※WTT含む
2015-16 [10 /20] Evgenia MEDVEDEVA*5、宮原知子*4、Elena RADIONOVA*4、Ashley WAGNER*3、Gracie GOLD*2、Anna POGORILAYA*1、浅田真央*1
2016-17 [11~/20] Evgenia MEDVEDEVA*4、Anna POGORILAYA*4、Kaetlyn OSMOND*3、宮原知子*2、Maria SOTSKOVA*2、Carolina KOSTNER*1、Elena RADIONOVA*1、三原舞依*1、Gabrielle DALEMAN*1、Ashley WAGNER*1

 このような状況でロシア勢がいなくなれば、競技結果に重大な影響があります。


  2016年リオ夏季五輪であったように、IOCが全面禁止を見送り、ロシアの出場の許認可を各競技団体に任せた場合、ISUはどう判断するでしょうか。
 これはあくまで自分の考えですが、競技に対する影響の大きさ、そして平昌世代の薬物使用が証明できない限り、フィギュアスケートに関しては全面禁止にならないと思います。

  女子選手は4競技の中で最も競技人生が短いです。5歳前後からスケートを開始し、10歳前後から厳しい競争にさらされ、13歳でようやく国際大会のJr.派遣枠を得る。
 15歳でシニアに上がった後、18歳前後に競技力のピークを迎え、20歳を超えてなお、競技力を維持し代表枠を勝ち取るのは、容易ではありません。(ロシア選手権の方が世界選手権よりも出場者の平均レベルが高い)
 もし、追放されたら、Evgenia MEDVEDEVAは長年語り継がれる “悲劇のヒロイン” になるでしょう。

  万一、全競技禁止になれば、ロシアは必ず報復すると思います。
 フィギュアスケートでの方法としては、国内TOP10以下のロシア選手を2~3人単位で3~4ヵ国(旧ソ連国やISR)に国籍変更させます。(練習拠点は、ロシア国内)
 そして世界選手権のTOP10を自国選手(3人)と、複数の帰化選手(7~12人)によって埋め尽くします。(「卓球」における支那人帰化選手の例)
 こうなるとドーピング違反で「ロシア追放」を主導する米国やカナダなどはもちろん、日本も3枠維持どころか、2枠維持すら困難になり、1人参加の国が2枠確保するのも困難になります。

  ロシアは、新体操やシンクロナイズドスイミングなどの採点競技で、長期間、他国を圧倒し続けていますが、(日本が「柔道」の普及に務めたように) 普及や発展にはあまり興味がないように思えます。
 ロシア選手を1大会追放すれば、報復によって、自国の世界選手権派遣や競技人気も一定期間、減少するという、墓穴を掘ることに繋がりかねません。 



なぜNathan ChenのPCSは高いのか? Jun Hwan CHAとの相似性

2017年03月11日 | 一般
 物忘れの激しいラファエル・アルトゥニアン

17/03/07(米国時間) Golden Skate Ted Flett Arutyunyan addresses Chen’s components ‘controversy’ 
http://www.goldenskate.com/2017/03/arutyunyan-addresses-chens-components-controversy/

17/03/08 Twitter @806coco https://mobile.twitter.com/806coco/status/839218273229107203

> コーチは、男子競技でPCSに関する騒動が起きたことに困惑している。実際は、女子の方がずっと問題だと考えている。
 より優れたアーティストであるカロリーナ・コストナー、ケイトリン・オズモンドやアシュリー・ワグナーが、いつもロシア人選手にPCSで負けることに関して。
 「そのことについて誰も問題にしないし、どうしてなのか分からない」と彼は言った。
 「同じエレメンツをやっている。ロシア人のほうがいつも着実だということは分かるけど、PCSに関しての話が出ないことに、競技会のたびに驚かされるよ」


 アルトゥニアンは米国開催だった2016年Boston世界選手権の女子FPを、都合よく忘れているようですね。
このFPのおかげで教え子であるAshley Wagnerは銀メダルを獲得し、9年間続いていた米国女子の世界選手権における“メダル日照り”を終わらせました。
ではそのプロトコルを御覧ください。彼女が出したPCSは、2015-16シーズンの 『FPにおけるBest PCS』 です。

女子FPプロトコル http://www.isuresults.com/results/season1516/wc2016/wc2016_Ladies_FS_Scores.pdf

Jumpのミス  3F+3T< [-1.30](-0.40)、 /3F< [-1.76](-1.30)、 /3Lz! (0.30)

 Ashley Wagnerは7つあるJumpの内、3つでミスを犯しています。これは出来栄え点(GOE)の軽微なマイナスではなく、回転不足および、エッジエラーの基礎的な問題です。
Ashley Wagnerのこの演技(FP2位)は、彼女自身のシーズン最高のTESですが(全体15位)、PCSはなんと全体1位なんです。[TES 68.45、PCS 73.78] ←明らかにバランスがおかしい 参考:Evgenia MEDVEDEVA [TES 77.76、PCS 72.34]
クリーンに滑った宮原知子(FP3位)が [TES 73.54、PCS 66.35] ですから、Wagnerと比較すると、TESで+5.09、PCSで-7.43なんですね。演技審判によって明らかに下げられている訳です。
 疑問に思う方がいれば、http://deep-edge.net/score.php (figure skating memo) こちらのサイトで、女子FP、2015-16シーズン、TES順で検索し、
宮原知子とAshley Wagnerの二人の名前をハイライトさせて比較させれば、どちらが年間を通じて安定して活躍していたか、はっきりします。
 完全に開催国である米国女子にメダルを獲らせるための 『出来レース』 だったと言っていいですね。
(実は2015-16は、季末のWCが米国開催であったため、年間を通して米国勢の得点は通常より高く出ていました。
 Ashley WagnerやGracie Goldはもちろん、男子のGP米国におけるMax Aaron、Jr.の2組のIDチームも高く出ていた)


 なぜNathan ChenのPCSは高いのか

 ・・・話が横に大きく逸れました。
元記事の趣旨である、Nathan ChenのPCSがどうして高いのか? という疑問に対して、皆さんどうお考えでしょうか。
アルトゥニアンがわざわざ答えて記事になるというのは、 『痛いところを突かれている』 ということです。瑣末な問題なら無視すればいい。
 この類例を挙げれば、韓国人男子Jr.選手のJun Hwan CHAと同じ構造です。Nathan ChenはSr.で2季過ごすことが出来ますが、Jun Hwan CHAは昨季JGP派遣に失敗し、Sr.は1季のみです。
Jun Hwan CHAも今季、Jr.初年度にも関わらず、初戦からPCSが非常に高かったのを覚えている方もいるでしょう。

               (     )のJr.記録は、記録単位で、16年GPF終了時点のPCS
Jun Hwan CHA    SP           FP
JGP(日)     35.14 (歴代24位)  75.00 (歴代 3位) ←大会当時、初戦にも関わらず、歴代2位だった
JGP(独)     36.44 (歴代 9位)  72.86 (歴代15位) 
JGPF(仏)     36.25 (歴代12位)  74.64 (歴代 5位)

 表題の問いに対する答えを簡潔に言うと、二人ともに “五輪までにSr.で過ごせる時間が十分にない” から。
五輪に有力選手として出場させるには、PCSをTOP選手並みに与える (下駄を履かせる) しか無いわけです。

平昌五輪 時点      Jr.   Sr.   合計 GPS出場を基準に、Sr.のキャリア順
Patrick Chan      2年  11年   13年 
                   ・
Javier Fernandez   3年  9年   12年
羽生結弦        2年  8年   10年
                   ・
                   ・
                   ・
                   ・
宇野昌磨        4年  3年    7年 
Boyang Jin       3年  3年    6年
Nathan Chen      4年  2年 ←  6年 
Jun Hwan CHA     1年  1年 ←  2年


韓国国内のJun Hwan CHAに関する報道 (自動翻訳ママ)
16/10/11 聯合ニュース(韓) <フィギュア> ジスルランコーチ "チャジュンファン、平昌オリンピックトップ3の中に担架" http://sports.media.daum.net/sports/general/newsview?newsId=20161011162021142
16/12/12 中央日報   <フィギュア> 韓国男子の希望チャ・ジュンファン、平昌五輪に期待 http://japanese.joins.com/article/422/223422.html
17/01/01 中央日報(韓) チャジュンファン " '男キム・ヨナ'?少し負担になります" http://sports.news.naver.com/general/news/read.nhn?oid=025&aid=0002672187
17/01/01 東亜日報(韓) オーサーコーチ "チャジュンファン、平昌オリンピックのメダルが可能...あまりにも大きな期待は禁物 "  http://news.donga.com/East/3/all/20170101/82130749/1
17/01/09 中央日報   <フィギュア> 韓国男子フィギュアのチャ・ジュンファン、ポスト・キム・ヨナを夢見る http://japanese.joins.com/article/453/224453.html


17歳時のFP PCS比較          競技会(*Home)   順位  TES  PCS   減点   合計  ↓失敗で下がった
 Nathan Chen      Sr.一期目  2017 4CC 韓     2位 115.48 88.86 ←     204.34  Sr.初年度 初戦からわずか3ヶ月で、PCS 79.36→88.86 [+9.50] 
 羽生結弦        Sr.二期目   2012 WC 仏      2位  91.99  83.00↓-1.00  173.99  Elements間で転倒[-1.00]、CiSt3[-0.6]、FCCoSp2[-1.00] http://www.isuresults.com/results/wc2012/WC2012_Men_FS_Scores.pdf 2年弱で五輪チャンピオン
 Han Yan         Sr.一期目  2014 五輪 ソチ     7位  80.60  79.94       160.54  /3Lo→/1Lo[-5.06](0.00)、/3Lz(-0.7)、StSq3[-0.6]、CSSp3[-0.4] http://www.isuresults.com/results/owg2014/owg14_Men_FS_Scores.pdf
 Adian Pitkeev     Sr.二期目  2015 GP 露*      5位 84.07  79.86*↓-1.00 162.93  3A転(-2.86)、StSq[-0.6] http://www.isuresults.com/results/season1516/gprus2015/gprus2015_Men_FS_Scores.pdf  
 Dmitri Aliev       Jr.三期目  2017 Jr.WC 台湾   3位  84.25  79.58       163.83  4T(-3.09)、/3F< [-1.76](0.00)、2A(0.00)、FCSp3[-0.40](-0.04)
 Deniss Vasiljevs    Sr.二期目  2017 EC CZE     6位  76.19  79.14       155.33   
 Artur Gachinski    Sr.一期目   2011 WC 露*     3位  85.66  77.86*      163.52  4年後に22歳で引退
 宇野昌磨         Jr.四期目  2015 Jr.WC EST    2位  71.33  76.34↓      147.67   3T<<、3A<+2T、FCSp3
 Nam Nguyen      Sr.二期目  2015 GP 加*      4位  86.86  75.86*      162.72
 Alexander Petrov   Sr.二期目  2017 Jr.WC 台湾  5位  86.48  75.70      162.18  4T(-0.34)、/3Lz(-0.10)、StSq3[-0.60]、CCoSp3V[-1.00]
 Maxim Kovtun     Sr.一期目  2013 EC CRO    4位  79.89  72.22↓     152.11   3Fe、3S*+2T*、StSq3、FUSp3、CSSp3 2T*3の為、無効9.5?→0点。三連続Jumpなし
 Jason Brown      Jr.二期目  2012 Jr.WC BLR   3位  72.70  72.00       144.70  /3F+2T(-0.1)、FCCoSp3[-0.5]、StSq3[-0.6] http://www.isuresults.com/results/wjc2012/wjc2012_JuniorMen_FS_Scores.pdf
 Joshua Farris      Jr.三期目  2012 Jr.WC BLR   2位  75.34  71.20       146.54  /3Lz+3T(-1.00)、StSq2[-1.3] http://www.isuresults.com/results/wjc2012/wjc2012_JuniorMen_FS_Scores.pdf
 Roman Sadovsky    Jr.五期目  2016 JGP EST    2位  79.19  71.06↓ -1.00  149.25  
 Denis Ten        Sr.二期目  2011 WC 露     14位  71.05  69.94↓-2.00  138.99   3A転[-1.00](-3.00)、/3A<転+SEQ[-4.07/-1.00](-3.00)、CiSt3[-0.6] 連続Jump1つなし http://www.isuresults.com/results/wc2011/wc2011_Men_FS_Scores.pdf
 Alexander Samarin  Jr.四期目  2015 Jr.GP CRO   1位  84.16  66.72        150.88   clean
 Boyang Jin        Jr.三期目  2015 Jr.WC EST   1位   90.81  66.04       156.85   StSq3、3F+1Lo<+3S、FCSp3
 田中刑事        Jr.三期目  2012 Jr.GP SLO   4位  57.02  61.92       118.94  3A(-0.86)、3A+SEQ[-1.70](-1.29)、/3F→/2F[-3.74]、/3Lze(-0.7)、FCSp3[-0.4]、StSq3[-0.6]、CCoSp2[-1.00]、連続Jump2つなし
 Nicolas Nadeau    Jr.一期目   2014 Jr.GP 日    5位  60.13  58.80       118.93     
 Mikhail Kolyada    Jr.二期目   2012 Jr.GP 仏    5位  55.79  54.92↓-2.00  108.71  

 羽生選手と同世代以下の、比較的若い選手の17歳時点でのFPのSBのPCSの比較です。公平を期すため、TESも併記しています。
今季Sr.デビューしたNathan Chenと同い年の時に、各選手がFPでどれほどPCSを出していたかです。
Nathan Chenは今シーズンまだ終了していない暫定PCSにも関わらず、突出してPCSが高い。数字だけで判断すれば、17歳時点では歴代最高の選手と言えるでしょう。 (本当に?)
[※昨季、羽生選手が世界記録を更新<330.43>し、上限を35.16点も開放したため、今季の若手選手には、Sr.、Jr.ともにPCSが出る傾向にある]

 ただ、PCSを “上げる” だけでは、羽生結弦には勝てません。彼のPCSを “下げる” 必要があります。(羽生がクリーンに滑った場合は、誰も勝てない)
Patrick Chanを過去2大会連続で勝たせたSkate Canadaのように、米国Judgeもそれを見習わなければいけません。


NHK杯(札幌)   http://www.isuresults.com/results/season1617/gpjpn2016/gpjpn2016_Men_FS_Scores.pdf *Home
 実際のスコア                              92.52*                   84.06  羽生-Chen= 8.46
 Judge No.7  Mr. Roger GLENN(米)  羽生FP PCS 45.25*2=90.50*    Chen FP PCS 43.75*2=87.50  羽生-Chen= 3.00 
 ±                                    -2.02                     +3.44    Gap      5.46  羽生を-2.02下げ、Chenを+3.44上げ、両者のPCS差を5.46点の縮めている。                       

GPF(マルセイユ) http://www.isuresults.com/results/season1617/gpf1617/gpf1617_Men_FS_Scores.pdf
 実際のスコア                              92.36                   84.42  羽生-Chen= 7.94
 Judge No.4  Ms. Lorrie PARKER(米) 羽生FP PCS 45.25*2=90.50    Chen FP PCS 43.25*2=86.50   羽生-Chen= 4.00
 ±                                     -1.86                   +2.08    Gap     3.94  羽生を-1.86下げ、Chenを+2.08上げ、両者のPCS差を3.94点縮めている。 

4CC(平昌)    http://www.isuresults.com/results/season1617/fc2017/fc2017_Men_FS_Scores.pdf
 実際のスコア                              94.34                   88.86 羽生-Chen= 5.48
 Judge No.2  Ms. Lorrie PARKER(米) 羽生FP PCS 45.75*2=91.50    Chen FP PCS 46.00*2=92.00 羽生-Chen=-0.50 ←
 ±                                     -2.84                   +3.14    Gap     5.98  羽生を-2.84下げ、Chenを+3.14上げ、両者のPCS差を5.98点縮めている。



  米国フィギュアスケート連盟(USFSA)の、2018年平昌五輪に向けてのミッションは、

 ・Nathan Chenを男子シングル金メダリストにする。 (ディック・バットンの18歳202日に次ぐ、米国人 年少王者が誕生)

 ・ロシア選手をドーピング問題で平昌五輪から追放する。 (ロシアを追放すれば、団体戦のメダルの色が変わり、女子シングルにおいて金メダル&複数メダルの期待が高まる)

  この二点に集約されます。


 (敬称略/記録は随時追加)

パトリック・チャンのダブルスタンダードと “美しいライバル関係"

2017年03月10日 | 一般
16/01/24 Toronto Sun Chan is right where he wants to be http://www.torontosun.com/2016/01/24/chan-is-right-where-he-wants-to-be

16/02/03 siennaのブログ ~羽生君応援ブログ~  http://ameblo.jp/sienna12/entry-12124437764.html 

> カナダ王者に輝いた直後のインタビューです。


> ソチとは違い、平昌でプレッシャーを背負うのはこの二人になるだろう。彼らはクワドの限界を追求している。
 フリーには3つのクワドを組み込んでいるし、噂によると、ユヅは4本目を加えようとしているらしい。ショートには2本のクワドを入れている。

「だから今、国際ランキングの順位について自分がパニックを感じてないのがとてもありがたい」と、この日曜日、チャンはカナダ選手権の会場であるスコシアバンク・センターで語った。
「どうぞやりたまえ、頑張れよって感じだ。ユヅとハビの間でとことん戦えばいい。僕はゆったりと座って自分の戦略と計画に従うのみ。
 彼らが何を見せてくれるのか見てみよう。怪我もあり得るし、そのうち天井にぶつかるはず。そうなるしかないんだよ。
 そしたら多分ユヅは(フリーに)4つ目のクワドをいれるだろう。そしたらそこでおしまいだ。でも4本クワドを入れるということは彼にとってリスクが増すということ。
 リターンとリスクの係数がもっと大きくなる。だから、お互いに競わせておけばいい。僕はそのショーを高みの見物というわけだ」

  チャンは競技復帰の理由の一つに2018年の五輪を挙げる。
 なぜなら、心の奥底では、技術と芸術のバランスを取ると言う意味において、自分が総合力ではまだ世界最高のスケーターだと信じているからだ。これに同意するスケートファンは多い。
 問題は、特に男子シングルでは競技が、他の大事なエレメンツではなくジャンプ中心になってきたという点だ。
  チャンはフリーに3Tとのコンボを含め4回転を2本入れているが、まだ3本目を入れるまでにはなっていない。来季4回転サルコウを入れる可能性はあるが。
 他の総合力で優れた先達がそうだったように、チャンも男子シングルのスケートが…再び…スラムダンクコンテストのようになってしまったと嘆く。
 凝ったスピン、ステップ等のエレメンツよりも、とにかくクワドだと。

 「少々バカらしくなってきたね」と、土曜に8度目のナショナルタイトルを手にしたチャンは言う。
「ちょっとなんとかしないと。4回クワドを跳んで、それでもトランジションの質を落とさないことが肉体的に可能なのかどうか。
 すごく正直に言うとね、僕には経験もあり、信用もされているから言えることだけど、3クワドを跳ぶ男子選手のスケーティングの質は落ちてる。
 人々はジャンプに騒ぐばかりで、プログラム全体を見て『美しい。まさに芸術作品だ』なんて言わない。
 その代わり、『ワオ、今の4回転サルコウ見た?まいったね。すごい』。オーケー。でもそのあと、彼は何をやったっけ?」 (後略)



17/03/07 Twitter @toshikon https://mobile.twitter.com/toshikon/status/839121246327484416

> パトリック四大陸インタビュー。

>「僕の辿る道は他の選手と少し違います。トップ3の選手とは立ち位置が異なるのです。伸び盛りの世代と違い僕は僅かでも進歩できる事に感謝すべきです。
  それを忘れず残念な結果の時も落ち込まないようにしています」。



  皆さん、彼の発言の変化を見てどう思われるでしょうか?
1年前にマスターピースだった羽生結弦(SP+FP 四回転*5)を批判しておいて、つなぎが簡素でPCSが劣る、現在のNathan Chen(SP+FP 四回転*7)を批判しないなんて、ありえないことですね。
結局、自分と関係性のある人物は批判しないという、ポリシーなんですね。 

 彼は確かに素晴らしいスケーターですが、優れた戦略家ではないのは、このインタビューと、現在の男子フィギュアスケートの状況を鑑みれば明らかです。
彼に同情する点があるとすれば、キャリアの最晩年に自身最高の難易度のプログラムを滑りきらなければいけないということですね。
彼の本音は、ピーク年齢のソチ五輪で金メダルを獲得し、引退したかった、というところでしょうか。
不幸なことに、時間は彼に味方しない、それどころか、五輪が近づけば近づくほど、より不利になります。(これはJavier Fernandezにも当てはまります)

 その点、羽生結弦の戦略は、Jump構成を段階的に上げており、このやり方は全ての男子選手のお手本です。(怪我のリスクやプログラムの熟成のバランス)
4年という五輪サイクルで、プログラム内容はどう変化するか、自分の立ち位置がどうなるか、きちんと予測が立っており、コーチであるBrian Orserよりも賢いです。
 

 私はパトリック・チャンの以前あったロシアのプルシェンコ選手に対する批判や、ロシアという国、そのものに対する批判から、人間的に好きではありません。
この点、後者における対応で、米国のJeremy Abbott選手の方が素晴らしい。パトリック・チャンは思ったことをすぐ口にする、そういう性格なんだと思います。
ただ、リップ・サービスが好きで、好き放題言っているかというと、違います。

 パトリック・チャンは男子シングルにおけるチームキャプテンのような役回りでしたが、平昌五輪のフィギュアスケートの競技が午前開始されることでNBCを批判しなかった(少なくとも発言を知らない)。
「午前開始なんてクレイジーだ! いい演技はできないし、期待もできない」 いつものように、チャン節を炸裂させてほしかった。
 しかし、そういうわけにはいかない。NBCがプライムタイムに合わせて時間を強制するのは、同じ北米のカナダにも多大なメリットがあるからです。

 フィギュアスケートの団体競技でも、

「団体戦は身体的負担が大きい。ソチ五輪は、自分も含めて多くの選手が失敗した。個人戦の後に行うのが合理的だ」とか

「実質的にメダルを争っているのは、三カ国だけだ。これではフェアな競争とはいえない。それに団体戦に出場しない選手が有利になる」とは決して言わないわけです。

だって、自国が金メダルを取れる可能性があるし、たとえ失敗しても、銅メダルは確保されているからです。こんな美味しい競技は他にないでしょう。


 Nathan Chenについても、羽生結弦との関係は、自分は極めて懐疑的です。(Boyang Jinのそれとはかなり違う)
彼は自分のことをよく知っている。どうすれば金メダルを獲れるかよく分かっている。その“振る舞い方”も。
彼のコーチであるラファエル・アルトゥニアンが、17 4CCで、なぜ、わざわざメディアのいる前で羽生結弦のサインを求めたか、ちょっと考えてみて下さい。
別にサインを貰うなら、いくらでもバックヤードで接触機会があったはずです。

 これは2015-16以降のEvgenia Medvedevaと羽生結弦の絡み、およびEvgenia MedvedevaのPCSの向上という構造と非常によく似ています。(メディア露出とプレゼンス)

 本来、“美しいライバル関係”など存在しないのです。
「対等なライバルか」という本質的な問いは脇に置くとして、Patrick ChanやJavier Fernandez、あるいはNathan Chenにしろ、羽生結弦との関係性は幻想にしか過ぎない。
スポーツはつまるところ、たった一人の勝者とそれ以外の多数の敗者で成り立っています。
その点、自分はユリア・リプニツカヤの姿勢が好きです。確かに彼女はロシア女子の中でも特殊な性格をしていましたが、ラジオノワと同様、正確に未来を予想していたと言えるでしょう。

(敬称略)

露 Novice National (女子 年長組)

2017年03月09日 | 露国内大会
概要      http://www.fsrussia.ru/results/1617/specprogramma1617/index.htm
SP結果    http://www.fsrussia.ru/results/1617/specprogramma1617/SEG008.HTM
SPプロトコル http://www.fsrussia.ru/results/1617/specprogramma1617/spz_ec_K_Scores.pdf
FP結果    http://www.fsrussia.ru/results/1617/specprogramma1617/SEG009.HTM
FPプロトコル http://www.fsrussia.ru/results/1617/specprogramma1617/spz_ec__Scores.pdf

 この大会は、エレメンツ、SP、FPの三項目で行われ、最終順位はその合算ですが、通常通り、SPとFPの合算で並べています。


   SP              TSS   TES   PCS  減点 滑走順 Jump ○Evgenia Medvedevaと同じ割合
 1.Anastasia Tarakanova  65.12  37.84  27.28      #29   1:2   https://youtu.be/-0YzLQ_VltM
 2.Alexandra Trusova    63.64  36.88  26.76       #28   1:2   https://youtu.be/a6Pp_zkjgiw
 3.Anastasia Kostyuk    62.24  36.44  25.80       #27   1:2   https://youtu.be/VHEpHLjf9xY  StSq4
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 4.Anna Shcherbakova   61.75  36.15  25.60      #26   0:3○ https://youtu.be/QK-0tZZpzGc 
 5.Alena Kanysheva     59.50  34.82   24.68      #24   1:2   https://youtu.be/joWps5Sar74
 6.Yana Guschina      57.56  33.32  24.24      #22   1:2   https://youtu.be/sa8dcD1xs5w 
 7.Maria Pavlova       56.74  32.90   23.84      #21   1:2   https://youtu.be/kMdlurSxVfA
 8.Sofia Moroz        55.83  33.39   23.44 1.00   #20   0:3○ https://youtu.be/xQV7SdcXuo8
 9.Ekaterina Ananieva   55.43  32.39   23.04       #23   2:1 
10.Alina Supyan       51.12  29.68   21.44      #15   3:0 

 SP Jump構成 難易度 (↓)                                
  / 3Lz+3T 3F  2A   Anna Shcherbakova  (12歳11ヶ月)、 Sofia Moroz     (12歳 2ヶ月) 
  3Lz+3T / 3F  2A   Alexandra Trusova  (12歳 8ヶ月)、 Alena Kanysheva  (11歳 8ヶ月) 
  3Lz+3T / 3Lo 2A  Anastasia Tarakanova (12歳10ヶ月)、 Anastasia Kostyuk (12歳 9ヶ月)、 Ksenia Sinitsyna (12歳 7ヶ月) 


  FP               TSS    TES   PCS  減点 滑走順 Jump    
 1.Anna Shcherbakova   127.03  70.71  56.32       #27  0:7★ 12歳11ヶ月 エテリ組         https://youtu.be/IFWGWnuJdTA
 2.Anastasia Tarakanova  125.74  68.06  57.68       #29  2:5○ 12歳10ヶ月 パノワ組         https://youtu.be/c-ARD-5Wo04
 3.Anfisa Ryabova      122.87  68.71  54.16       #20  4:3   11歳 6ヶ月 Ksenia Ivanova     https://youtu.be/3IdsCNT5kWo
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 4.Alexandra Trusova    120.19  66.03  54.16       #28  1:6☆ 12歳 8ヶ月 エテリ組         https://youtu.be/am8mTPySS2E
 5.Ksenia Sinitsyna     116.79  66.07  50.72       #23   4:3  12歳 7ヶ月  パノワ組         https://youtu.be/TelojgGwQZc
 6.Anastasia Kostyuk   115.67  64.79  50.88        #25   3:4  12歳 9ヶ月 パノワ組         https://youtu.be/2sNOizXNNj0
 7.Alena Kanysheva    114.40  63.20  51.20       #26   2:5○ 11歳 8ヶ月 パノワ組         https://youtu.be/zSyC-DgYMLk
 8.Sofia Moroz       105.25  58.89  47.36  1.00   #18  1:6☆ 12歳 2ヶ月  Alina Pisarenko    https://youtu.be/pTxwLfvt2a4
 9.Yana Guschina     101.84  55.56  47.28  1.00   #24   3:4   12歳 9ヶ月  Viktoria Butsaeva   https://youtu.be/yR3Be4kLm_w
10.Alexandra Astafieva   101.34  55.82  45.52        #19   4:3   12歳 9ヶ月  Maria Borovikova   https://youtu.be/jGg_OgsX4U0

                   合計 SP FP  17-18JGP    コーチ  
 1.Anastasia Tarakanova  190.86 1  2  出場可能年齢  パノワ組
 2.Anna Shcherbakova   188.78 4  1  出場可能年齢  エテリ組
 3.Alexandra Trusova    183.83  2  4  出場可能年齢  エテリ組
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 4.Anastasia Kostyuk    177.91  3  6  出場可能年齢  パノワ組
 5.Alena Kanysheva     173.90  5  7     ×      パノワ組
 6.Anfisa Ryabova      170.37 17  3     ×      Ksenia Ivanova  
 7.Ksenia Sinitsyna     167.01 13  5     ×      パノワ組
 8.Sofia Moroz         161.08  8  8     ×      Alina Pisarenko
 9.Yana Guschina      159.40  6  9  出場可能年齢  Viktoria Butsaeva
10.Maria Pavlova       157.59  7 11     ×      Alexei Urmanov