また来年も登れますように・・・

ようこそガンバ

一週間前の今日は、白山に居たな～って、楽しい山の一日を思い出してた

白山の山小屋に泊まったのは三回目ぐらいだけど、今回、初めて一人で泊まって、八時半の消灯時間になったら、全ての明かりが消えて真っ暗になったのは、ちょっとビックリした（ほんとに真っ暗なの、、、）

まさちゃんが寝ていたのは、二階建てのベッドの二階の方だったし、自分の明かりを付けても垂直なハシゴを下りて行くのも、ちょっと怖かったから夜は布団から動かないでいた・・・

でも、さすがに疲れているとはいうものの、八時半から布団に入っても、なかなか眠れずに、一度だけトイレに行ってみて

外の夜空を見たら、たくさんのキレイな星が輝いていて、しばらくボ～ッと眺めていたよ

「ここに来ないと見れない星の数だなぁ・・・」って思って見上げてた

早くから寝てるらしかった向かいのベッドの人は、三時頃になると、ごそごそ音をたてて、日の出を見に行く準備を始めてるらしかった～

まさちゃんは、今回、一人だし、「あんまり無理しないで、日の出はいいかな、、、」って最初は思っていて、のんびりしていたけれど、あちこちの人が日の出を見に行く準備をしているみたいで、

よく考えてのでみたら、山小屋にせっかくお泊まりしてるんだし、日の出拝んで来ようかな～って思い立ったのは、結構もうギリギリの時間だったよ

もっと、早く決断すればいいのにね・・・（笑）

頂上まで40分ぐらいって聞いてたけど、もうそこに見えているのに、ぐにゃぐにゃと道は続いていて、まさちゃんが到着したころには、ちょっと日の出が出たころで、

でも、久しぶりに白山の日の出を拝んで一日を始めることが出来て嬉しかった

前の日に室堂の天気予報のボードに、「昼から雨、雷に注意」みたいなことが書かれていたので、それもあって、早く下りた方がいいのかなって思って、日の出を見るのも迷っていたけど、やっぱり、せっかくだから頂上まで登って来て良かったって思った

前の日に、登って来る時、三人ほど、石の上で滑っている人をみたので、まさちゃんも気を付けようとゆっくり下りて行った

ずっと前から、山の先輩方にも、下りの方が怪我が多いんだよ、、、って教えてももらっているしね～

明くる日も結構、暑くて登って来る人は、ほんと辛そうだった

まさちゃんは、下りなので、少しだけ余裕があるから、登ってくる人に

「行ってらっしゃい～」って声をかけると、必ず「ありがとう」ってお返事を返してくれてたよ

山に行くと、すれ違う人が、みんな仲間のように思えるから不思議だね

自然観察員の方が、珍しいクロユリが咲いていると、場所を案内して教えてくれた

他にもたくさんクロユリが咲いていたけど、この花のように四輪も花がついているのは、とても珍しいらしいよ

こんなに花がさくようになるまで、七、八年かかっていると花のパワーの凄さを教えて下さった

山へ行くと、大自然や可愛いお花に会えて

いつもより青く広い空を見て

知らない人だけど、山に登って来たお仲間に会えて

一歩一歩とにかく頑張って登って下った自分自身を褒めてあげて

こうして山に送り出してくれた家族や山の楽しみを教えてくれた仲間に感謝していると

細かいことは、気にしなくていいや～って思えて

小さなことで腹をたてたりしなくていいや～って思えてくる

長く履いた登山靴、もう新しく買い換えるかどうか、ここ二年ほど迷っていたけど、ボチボチまた、一人でも登りたいから、また新しく買おうかな、、、って思った

ファイトまさちゃん！