ファイトまさちゃん!

今日も一日、笑顔でガンバ!

お父さんと別れた日

2007-04-07 12:14:16 | Weblog
今日は嫁ぎ先のお父さんんの命日なんや~もう14年になる。
まさちゃんが結婚する前、初めてこちらへ遊びに来てお父さんに初めて会った時「大きいね!」と最初にまず言われたのを覚えている。当時、まさちゃんは今ほど太ってなかったけど、まだ背の高い女性は少なくて165センチの身長がコンプレックスだったまさちゃん、緊張してたのとちょっとショックで帰りの電車で涙でてきたのを覚えているわ。そしたらパパさんが「男の子しか育ててないから、女の子の接し方が分からんのや~」って慰めてくれた。遠い昔やね。

結婚して5年間は別に暮らしていたけど、それからは廊下続きで一緒に暮らしてた。本が大好きな頭のいい心のやさしい父だった。お嬢さん育ちの母に比べてまさちゃんは、ガチャガチャうるさいから「お前は明るくていいな、、、」と言ってくれたことがある。お父さんはとっても褒め上手!だからお父さんに褒めてもらうのが嬉しくて、まさちゃん褒めてもらえるのをを楽しみによく頑張ってた。
お父さんの事を悪く言う人は一人も居ないほど優しいいい人だった。でも、63歳くらいの頃からガンを発病し入退院を繰り返した。まさちゃんのこと可愛がってくれたから、私も自分の実の父のように精一杯看病したよ。お風呂の背中も流してあげたし、最後の方はまさちゃんにも父と同じ血が流れていた。実の父と同じやった。

14年前の今日、危篤の父に耳元でなんども「おとうさ~ん!」って呼びかけた。もう天国へ行ってしまいそうなんだけど、呼びかけるとふっと又息を取り戻してくれた。火葬場に行った時も最後のお別れをして、お棺を分厚い重々しい部屋に入れて誰かがボタンを押すと、「ごぉ~~」って悲しいすごい音をたててお父さんは灰になっていった。分厚いドアの前でまさちゃん、一人で「おとうさ~ん!!」ってなりふり構わずしばらく大声で叫んでた。

「まさこや、弟達がいつでも家に気安く来れるようにしてやってくれやな」と言うのが私への遺言だった。お父さんと二人の時、よく言っていた。だから、二人の弟たちが帰ってきやすい家にしていようといつも父を思いながら努力している。

ここのところ、なんだかんだと忙しくて、ボクササイズも一ヶ月行けなかったら、夕べなんか寝てる間に足がつってしまったこりゃいかん!と思って、今朝久しぶりに散歩に出かけた。そしたら、田んぼの畦道につくしんぼがたくさん出てるし、どこかで「ほーほけきょ」ってうぐいすが鳴いてるし、まさちゃんの大好きな春をいっぱい体で感じたよ。なんだか嬉しくなって、水溜りの水を飲んでるカラスにまで「おはよう!」って声かけてしまった。

天国のお父さん、まさちゃんもみんなも頑張ってるよこれからもみんなのこと、お母さんのこと守ってね~まさちゃんもまた、お父さんに褒めてもらえるようがんばりま~すファイトファイト