譲渡した犬が直後に病気・死亡した場合や先天性の疾患があった時のトラブル
珍しい話ではありません。
我が家もフェンディの時がそうでした。
今は譲渡契約書に記載されているところが多いと思いますし
飼い主はその点確認しなくてはいけないと思いますが
優良ブリーダーと呼ばれる人たちはどう対応しているのでしょうか。
ラブの一回のお産で多ければ10頭の仔犬が生まれます。
全部が健康とは限りません。
むしろ死産だった子は異常を抱えているがゆえとも聞きますし。
産声を上げて２ヶ月育っても、この子おかしいと気づいた時ブリーダーはどうするのでしょう。
自分の犬舎で育てますか？ それとも淘汰してしまいますか？
それとも
知らぬふりをして譲渡してしまいますか？
肘関節も股関節も悪い黒ラブの男の子がいます。
ブリーダーはその子の成長を見て
運動・食事の制限を細々厳しく指示
飼い主はその子の成長に不安を感じ、疑問に思いながらもその指示を忠実に守ったそうです。
ショウタイプの系統、大きく成長した黒ラブくんはつい2週間前、右肘の手術を受けました。
急いで状態の悪い方を手術したそうですが
左肘も股関節も重度の先天性形成不全。
手術しなくてはならない症状だそうですが四肢全部となるとどうなのでしょう。
おっとりさんの甘えっ子
まだまだ長い一生を少しでも穏やかに過ごすためには何度も痛いつらい思いをしなくてはなりません。
「気質と健全性を第一に考えるシリアスブリーダー」
細心の注意を払っても(払ったのか?）残念ながら疾患を抱えた子が出ないとは限らない
でもそれを知ってか知らずか一般に譲渡してしまったなら誠意ある対応を望むところ。
正直、ここまでひどい症状って聞いたことがありません。
素人でも疑問に感じる、プロなら気が付かなかったはずはない。
飼い主の育て方が悪いなんてとんでもない話です。
おそらく治療費は手術代、リハビリ代含めるとアテネ並み、いや、それ以上でしょう。
アテネちゃん別名ベンツちゃんで～す
今もそうでしょうか、
成り行きによっては訴えを起こすのもありだと思いますが
専門知識を持ったブリーダーの前では素人の飼い主は泣き寝入りするのがほとんど。
モノではない、大切な家族なのですから返すこともできません。
黒ラブくんの治療の成功とご家族の穏やかな生活を願わずにいられません。
ここで当事者のお名前を出すわけにはいきませんが今後の成り行きを見守ります。
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