フェンディ亭 新館

フェンディの娘ジニーと元保護犬おチャチャ

仲良くできるかな~♪

雷雨の夜に

2017-09-02 16:44:54 | 日記

じつは


おチャチャが亡くなりました。

8月19日から日が変わって20日になった頃

全身の痛み、苦しさ

そして、あのとんでもない雷雨におびえながらかすかにつながっていた命の灯を消してしまった。


毎朝、起きた時からため息ばかりでなかなか気持ちが癒えてくれませんが

8月も終わり

なんとか気持ちの整理をつけてしまいたく

そしてこのような事故がもう起きることのないよう書き留めておこうと思います。





一番恐れていたことが起きてしまいました。

あの時急ぎ実家に飛ばなければ・・



環境が変わると思いもかけないことをするのだということ

分かっているのにこのような最悪の結果を招いてしまった。

わたしのこのところの気持ちの歪みが家族で一番弱いおチャチャに出てしまいました。



異物を食べてしまうのはラブには珍しいことではありませんが

おチャチャがタオルを食べてしまうなどということは今まで一度もなかったことです。

慣れた環境のはずでした。

ジニーも一緒で不安はなにもなかったはず。

ただ、今となっては想像するしかありませんが

足の調子が悪く投薬の必要だったジニーと一緒だったから起きたことなのかもしれません。

何がストレスだったのか、

おもしろくないことがあってもいつもニコニコしているのは

おチャチャが生き残るために身に着けた術でした。




雨に濡れたからだを拭いたバスタオルを床に敷いておく

我が家でもやることですが

このバスタオルをおチャチャがボロボロにして飲み込んでしまいました。

これが腸につまり急ぎ開腹手術をして取り除いたのですが

術後、腹膜炎をおこしたうえに尿が出ず

毒素が全身にまわり3日目の夜を越えることができませんでした。


我が家から遠い、夜間の救急外来を受け付けている病院で

担当医の診断は異物による腸閉塞、急性腎不全


一体どれだけの量を飲み込んだのか。

かなり吐き出したはずなのに

胃、小腸ほか取り出された場所ごとに小袋に入れられたタオルの切れ端多数


手術の時点ではわたしはまだ札幌で、病院に駆け付けたのは次の日の午後

異物はすべて取り除き、腸の壊死もなかったと聞いて回復を信じていたのですが

管に繋がれたおチャチャは私たちの声に目をかすかに反応させるのがやっと。

次の日の見舞いの時も容態厳しいまま

花火大会も中止になる雷雨のなか帰宅して休んだところでの病院からの容態急変の電話でした。




フェンディ、アテネは長く患いました。

つらい毎日でしたがその時間の中で少しずつ気持ちを整理していくことができましたが

突然の死がこんなに耐えがたいものとは知りませんでした。


私たちはおチャチャのおかげでとても楽しく幸せでした。

思い返してみると

いつもチャカチャカ賑やかな子が控えめに上目づかいで甘えてきた時

忙しいからうるさいからとつき離したことは一度もなく

かならず抱きしめてあげたものでした。


あと一晩頑張れればきっと回復に向かえたのに

まだまだいっぱい楽しいことがあったのに

顔に白い毛が増えてはいましたが脂肪種もないきれいなからだ

ジニーより長生きしてもらうはずでした。


しばらく菅平に涼みに行く予定だった日に深大寺で火葬してきましたが

今も戻って来いと話しかけています。





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