フェンディ亭 新館

フェンディの娘ジニーと元保護犬おチャチャ

仲良くできるかな~♪

皆様にお礼を  有難うございました

2017-09-02 16:45:56 | 日記


おチャチャが亡くなった直後

偶然、かつてのおチャチャのような繁殖犬たちのひどい扱いについてのお話が入ってきました。

おチャチャがどのように生まれ、産んだ仔犬たちがどのようになるのか。

大型犬がブームだった頃一流ブリーダーを名乗っていた古いホームページには

血統素晴らしい立派なスタッドが掲載される裏側で

死んでもけして表に出ることのない沢山の犬たちがいます。

犬を愛し心身ともに健康な理想の犬を作り出すために真摯に取り組んでいるブリーダーもいるはずですが

残念ながら素人の私たちにはその区別がつきません。


私たちが近づくことのできない世界があるのはわかっています。

でもその中にいるおチャチャのような澄んだ瞳の犬たちを思わずにはいられません。






このポスターを目にしたことがあると思います。

おチャチャが緊急手術を受けた日にエステルちゃんが亡くなりました。

今頃チョコラブ2頭、風となって走っていると思います。

その先にはフェンディ、アテネ、他にもたくさんのお友達が待っていてくれるはず。







間に合ったのかどうか。

私たちの声が聞こえたのかどうかわかりませんが

家族全員で最後を看取ったのはおチャチャが初めてです。

フェンディから始まって犬と一緒に暮らしてきた子供たちももう大人になりました。

突然のことでやり場のない気持ちを

子供たちも子供たちなりに収めていくことと思います。



フェンディ亭を初めてもう10年

ここでこのブログは終わりにしようと思います。


おチャチャのことを書かないままこのブログを閉じるつもりでしたが

おチャチャの命を繫げてくださったはたはたさん、二子玉川いぬねこ里親会の皆様

そしてこの場を通じて知り合ったたくさんの方々にお礼を申し上げなくてはと思います。


コメント欄を閉じていることお許しください。

我が家で生まれ、なぜか最後に残ったジニーに語りかけるうち

きっとまたくどくど言いたいことがたまってどこかで爆発することになると思います。

その元気がたまるまで






皆様、長いことお付き合いくださいまして有難うございました。

犬が元気でいるためにはまず飼い主が元気でなければいけません。

皆様がいつも笑顔で暮らせますよう、どうぞお元気で





雷雨の夜に

2017-09-02 16:44:54 | 日記

じつは


おチャチャが亡くなりました。

8月19日から日が変わって20日になった頃

全身の痛み、苦しさ

そして、あのとんでもない雷雨におびえながらかすかにつながっていた命の灯を消してしまった。


毎朝、起きた時からため息ばかりでなかなか気持ちが癒えてくれませんが

8月も終わり

なんとか気持ちの整理をつけてしまいたく

そしてこのような事故がもう起きることのないよう書き留めておこうと思います。





一番恐れていたことが起きてしまいました。

あの時急ぎ実家に飛ばなければ・・



環境が変わると思いもかけないことをするのだということ

分かっているのにこのような最悪の結果を招いてしまった。

わたしのこのところの気持ちの歪みが家族で一番弱いおチャチャに出てしまいました。



異物を食べてしまうのはラブには珍しいことではありませんが

おチャチャがタオルを食べてしまうなどということは今まで一度もなかったことです。

慣れた環境のはずでした。

ジニーも一緒で不安はなにもなかったはず。

ただ、今となっては想像するしかありませんが

足の調子が悪く投薬の必要だったジニーと一緒だったから起きたことなのかもしれません。

何がストレスだったのか、

おもしろくないことがあってもいつもニコニコしているのは

おチャチャが生き残るために身に着けた術でした。




雨に濡れたからだを拭いたバスタオルを床に敷いておく

我が家でもやることですが

このバスタオルをおチャチャがボロボロにして飲み込んでしまいました。

これが腸につまり急ぎ開腹手術をして取り除いたのですが

術後、腹膜炎をおこしたうえに尿が出ず

毒素が全身にまわり3日目の夜を越えることができませんでした。


我が家から遠い、夜間の救急外来を受け付けている病院で

担当医の診断は異物による腸閉塞、急性腎不全


一体どれだけの量を飲み込んだのか。

かなり吐き出したはずなのに

胃、小腸ほか取り出された場所ごとに小袋に入れられたタオルの切れ端多数


手術の時点ではわたしはまだ札幌で、病院に駆け付けたのは次の日の午後

異物はすべて取り除き、腸の壊死もなかったと聞いて回復を信じていたのですが

管に繋がれたおチャチャは私たちの声に目をかすかに反応させるのがやっと。

次の日の見舞いの時も容態厳しいまま

花火大会も中止になる雷雨のなか帰宅して休んだところでの病院からの容態急変の電話でした。




フェンディ、アテネは長く患いました。

つらい毎日でしたがその時間の中で少しずつ気持ちを整理していくことができましたが

突然の死がこんなに耐えがたいものとは知りませんでした。


私たちはおチャチャのおかげでとても楽しく幸せでした。

思い返してみると

いつもチャカチャカ賑やかな子が控えめに上目づかいで甘えてきた時

忙しいからうるさいからとつき離したことは一度もなく

かならず抱きしめてあげたものでした。


あと一晩頑張れればきっと回復に向かえたのに

まだまだいっぱい楽しいことがあったのに

顔に白い毛が増えてはいましたが脂肪種もないきれいなからだ

ジニーより長生きしてもらうはずでした。


しばらく菅平に涼みに行く予定だった日に深大寺で火葬してきましたが

今も戻って来いと話しかけています。





新顔さん !(^^)!

2017-08-13 07:13:35 | 日記

今朝、郵便受けに入っていました

ご挨拶のお葉書





わざわざご丁寧に

5月に先住犬を亡くなれた方がまた同じ柴ちゃんを飼ったそうです。

偶然、隣町柴軍団のきなこちゃんと同じ犬舎だそうですよ

パパさん、張り切ってるんでしょうね~


まわりなんだかパピーが増えてます。

予防接種終わってお散歩に出てくるのは涼しくなってからかな

会うのが楽しみ~

お誕生日 !(^^)!

2017-08-09 20:41:03 | 日記

8月9日

ジニー13歳、おチャチャ9歳のお誕生日です。

ブレイブもクインちゃんもおめでとう!















待ちに待ったフェンディのパピーたち

家族全員、徹夜で取り上げました。

子犬の鼻の中の羊水はわたしが吸い取りました。

ちょっと泥臭い味だったっけ・・

当時小学生だった子供たちは上の子が社会人、下の子も来春です。

アルバイトでお世話を頼んでいた獣医の卵は昨年花嫁になりました。

自分、若かった~








おチャチャのような境遇の子のことを知った今、もうこんなことはできません。

ブレイブもクインちゃんも幸せに暮らしていて

飼い主さんたちには感謝なのです。


ラブラドールの13歳なんて当時は想像もしませんでしたけど

いつまでも元気で暮らそうね