U15リーグBチーム選手達よ
以前ブログに書いた様に一年生メインで勝敗や点差に意識を向けて君たちに要求するのはあまりに可哀想だと思う。
ただ、中で戦う中で、これをしたらお終いという事を伝えます🧐
負けているチームが黙ったらお終いです。
負けているチームが下を向いたらお終いです。
負けているチームが恥ずかしがったらお終いです。
負けているチームが怖がったらお終いです。
負けているチームが人任せにしたらお終いです。
負けているチームが感情を抑えたらお終いです。
負けているチームがサボったらお終いです。
負けているチームが助け合わなければお終いです。
負けているチームが鼓舞し合わなければお終いです。
負けているチーム内に頑張りに差が生まれたらお終いです。
負けているチーム内がベンチや指導者に士気の上げ下げやモチベーションの上げ下げを期待したらお終いです。
負けているチームが一瞬一瞬に全力以上で向き合わなきゃお終いです。
負けているチームに悔しさと歯痒さを感じる人間がいなければお終いです。
負けているチームが挑戦的でなければお終いです。
負けているチームが負けず嫌いでなければお終いなんです…
全てどこかで誰かが当てはまる試合でした。
今日は心折れようが、恥じらいを感じようがベンチから鼓舞するサポートはしないと決めていました。
中で戦う責任を背負っていく選手が
中に入っていない人間に中の空気をあげてもらおうと思ったり、期待したり、当てにしてはどんなにスキルが成長しても勝てるチームにも、戦える選手にも絶対なれません。
まだ幼稚園や小学生気分でいたり、なんとかして欲しいといつまでも自立しない人間で歩くつもりですか?
良い時や褒められた時や勝ってるときに盛り上がったりモチベーション高く元気に直向きに戦えるのは当たり前。
成長させて強さとして必ず身につけなければならないのは、その真逆の苦しい状況下でどんな人間を自然に出せるかどうかです。
今日その闘いを最後までし続けていた選手はヨウヘイだけだったように感じます。
必要な人間
必要な選手とは
苦しい時にこそ周りと違う心と行動を当たり前にできる強さを持っている選手です。
そんな選手が数年後の人生において1番輝きを放つ気がします。
心技体
技術を動かすのは身体
身体を動かすのは心
心の自立と強さなくして
身体は動かない。
ならばどんなに努力してスキルを身につけようとも心の成長が無ければ価値を生み出しはしないと言うことです‼️
変わりなさい
自立への一歩は苦しい時にこそ必要ですよ。
それから
ブログを読む大人の方々へお願いがあります。
大差がついたり格上との負け試合
1番悔しくて恥ずかしくて落ち込み、もどかしくて、歯痒く苦しいのは、試合を中でしてそれを見られている子どもたちです。
次がベンチにいる選手やスタッフで
最後が我が子の戦いを観ている大人の方々です。
試合は笛が鳴ったら終わりではありません。
互いのベンチに挨拶をして
応援してくれた保護者の皆様への挨拶をして初めて子ども達は終わりを感じます。
その試合の一部である最後の挨拶の際にしっかりその場にいて、心からのしっかりした拍手をしてあげて欲しいと感じます。
もちろん、我が子の出来不出来や試合内容、チームのやり方、相手選手やチームメイト、色々なことにより、怒りや不満や、情けなさなど観ていて楽しくない事は多々あるし、ストレスを感じたりする事の方が多いかもしれません。
でもそんな中で、今日のヨウヘイの様に1人最後まで声を出し続けたり、諦めずに戦っていた選手が必ず1人は毎回いるはずです‼️
終了のホイッスルがなった瞬間に
苛立ちや不満によりその場から離れたり、拍手一つ心からしなかったり、そんな姿をもし子ども達がみたら、辛い試合に、更に苦痛を伴う景色となり、頑張っていた人間達まで否定することになります。
サッカーは集団スポーツです
最後の挨拶は我が子だけに目を向けてするものでは決してありません。
反省や課題や不満や苛立ちは帰りの車や自宅でするとして、まずは辛く厳しい試合内容や結果の中でも、良く頑張った!良く諦めなかった!君だけは賞賛するぞ!という様な子ども達の為に、最後までしっかり見届けて最後の挨拶に対する拍手をそんな選手の為にしてあげて欲しいと思います。
それがいつの日か我が子の為に心からの賞賛の拍手ができる日が来てもらえる様に、私たちスタッフは向き合うことを諦めることなく努力を共にしていきますので、どうかどんな試合であっても子ども達に対するリスペクトと、スポーツの価値を下げない努力を大人達で見せていけるスポーツ環境にして欲しいと思います。
良くあの状況下で最後まで声を張り続けました!ありがとうヨウヘイ。