F.C.TWINS.愛知

育成第一サッカークラブ、F.C.TWINS.愛知のブログが再スタート!皆さん宜しくお願い致します。

本当は… でも… 仕方ない…

2017-02-10 17:56:56 | 日記


今日練習している公園で、昨年春にチームを辞めた選手が野球をしに遊びに来ていて久々に会いました…

彼はチラチラこちらを気にしながら話しかけたそうに近づいては離れてを繰り返しながら私の近くまで来ました。



『久しぶりだな〜!頑張っているか?』と話しかけました。


すると彼は…


『うん…』

チームにいた頃彼はすごくよく話てくれて、やる気もあり凄く頑張り屋さん選手でした。


なんか元気なさげだったので…
『サッカー頑張ってるのかな?』と聞きました。


すると彼は…

『うん…頑張ってはいるけど…、技術は…、うん…なんかあまり楽しくなくて…辞めようか迷ってる…』


なんとも元気が無く暗い彼がそこにいました。


『暗いなぁ〜!元気出さなきゃ(笑)いつでも戻って来いよ!!』と語りかけると…

『戻りたいけど…うん…、…、うん…。』とまた歯切れの悪く暗〜い彼がいました。




なんであんなに元気が良くてやる気もあり自分なりに自分と向き合い努力し生きることを頑張っていた子どもがこんな風になってしまったのかな…と寂しくなってしまいました。


チームを去ることを決めたの彼だし、自分で決めた事。

でも一つだけ言えることは沢山の子ども達がチームにはいり、なかには当然チームを途中で去る選手も沢山います。

その度に次の環境は彼にとって成長の場なのかなと心配になります。


凄く厳しい言い方をしますが、小学生の子どもがチームを辞める決断をする時最終的には自ら選びますが、そこに至るまでに子どもは大人に気を使い、大人の意見にながされ、大人の意見に従うのが多分良いんだと無意識に影響をうけ、空気感を感じ、方向性は決められていきます。

闘うすべは子どもにはないんです。

大人のしたい方へ必ず流されていき従わざるを得ない環境で最終的に大人の意見を自分の意見としてあたかも自分が決めたかのようにされながら環境を変えていきます。




【クラブを去るのは子どもから言い出した事ですか?】

【違う環境にしたいのは子どもの意思ですか?】

【親が、大人があれこれ話す前に、前向きに別の環境へ変えたいというプラスの意見があったのですか?】


我慢できない、辛い、めんどくさい、他の方が良さげ…コレは子どもの意見ですか?親の意見ですか?




最後に全ての犠牲となり、全ての人生を受け入れ、全てを納得せざるを得ない生き方をするのは子ども達です。



一年前の子どもが一年後に輝きある人間になっている様な、プラスの努力ができるような、間違っても後悔だけはしないような人生を歩ませて欲しいと感じる1日でした…


【良くも悪くも大人の環境、大人の言葉で子どもは変わります】


最後は子どもが決めたから…と言う言葉で片付けてはいけないほど、このチームの子どもたちは小さい頃から自分と向き合い、自分に問いかけ、最大限の努力を重ね成長しています。



入ることも辞めることも自由です!

でも辞めるなら自らの意思で今いる環境より前向きに努力し輝けるそんな環境を求めたからこその道を与えてあげてください。

だからこそチームに入る子ども達にはその子の最大限の成長がサッカーでも人間性でもあるようにと魂込めて後悔させない育成を厳しい時も多々ありますが向き合う様にしています。


辞めるなら絶対に今よりチャレンジする環境であり、更に厳しい努力があり、自らが前向きに努力していき、キラキラ輝く成長が瞳からにじみ出るような選択を子どもにはさせて欲しいと思います。


なぜなら全てを背負うのは本人であり、それだけ真剣にサッカーを通じて自分と向き合う環境を与えて一緒に歩んできたからです!!


大人が子どもを変えるんです。

忘れないでください。


コメント
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