中学生への一歩を踏み出せずにいる君へ…
先輩からのメッセージを送ります!
F.C.TWINS愛知の中学部を過ごして行った先輩3人に今思う正直な思いを後輩に向けて書き記してもらいました。
卒業生の保護者版も選手後にアップいたします。
1日1人ずつ3人の卒業生と保護者のメッセージを載せていきたいと考えています。
チーム内外関わらず現在6年生の選手、保護者の皆様、次のステージを選択する参考にして下さい。
【第1期生 関西学院大学三年 築坂裕太】
ツインズを卒業してから今に至り、まず思うのはサッカーを続けてきて良かったということです。
小学校の時から本気になって取り組めるものがあったというのはすごく貴重なことだし、サッカーを軸として生きてきたからこそ、周りの人より何倍も貴重な経験を積んできたと自信を持って言えます。
特に中学は自分に何が足りていなくて、何が強みなのかが分かってくる時期であり、サッカーに対する考えがより深まった年代でした。
ツインズにおいても中学部では考えることのレベルが間違いなく上がりましたし、自分と向き合い、反省し、次に生かすということが繰り返し求められました。
小学生までとは違い、常にひとつふたつ先のプレーを予測し、判断して動くことが必要とされるようになりました。
ときにはワンプレー毎に止まって何を考えていたのかを見直す時間も作ってもらえていたので、ひとつずつ丁寧に反省しながら進めいくことができ、とても良い緊張感で取り組むことができました。そういう頭をフル回転させながら毎日練習する環境で育ったことで、今でもその習慣が身についていると実感しています。
また、戦術ばかりにとらわれることなく、ひとりひとりの自由な発想が尊重される環境でもありました!
それまで磨いてきた個の力を次はチームの中でどう表現し、勝利につなげるかを考える力が養われました。
これにより中学時代から、状況によって、自分ができることと、やるべきことのバランスを考えてプレーすることを学びました。
中学部に上がる際に大きく変わることがもう一つあります。
それは意識の高さです!
上の学年で練習するということはそれだけ全体の要求のレベルも上がるということです。チームとして集中して取り組んでいるのに対し、中途半端な気持ちで臨むことは許されません。また、ひとつひとつのプレーに厳しい声や細かな指示が飛び交うというのも中学部ならではだと思うし、それぞれが課題意識を持ち、本気で練習できる雰囲気を常に作ってくれていました。
しかし、それでも試合では勝てないことの方が多く、すごくもどかしい思いも経験しましたが、自分はその中でめげずに3年間を過ごしたことは今でも大きな自信に繋がっています!
妥協せずに取り組む意識や、腐ることなくやり続ける気持ちが根付いたと思います。
このように、ツインズの中学部はより深く考えてプレーすることと、より高い意識で努力することが身に付き、サッカーに対してさらに情熱をかけられるすごく貴重な場であったと感じています。
ここでの経験は今の自分にも、そしてこれからの将来にも活かされています!
同じ環境を経験した先輩として言えることは、一人のサッカー選手として、そして一人の人間として立派に成長できる環境だと思うし、チームとコーチを信じて貰って大丈夫だと言い切れます。
沢山の後輩たちが、厳しくも素晴らしい環境で、大きく成長し卒業できることを信じ、応援しています。
以上です。