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我が家の訪問者(6月の植物)

2013-06-30 | ガーデン博物記
6月29日。庭の草刈りをした。
我が家の庭は、気まぐれに野菜を作ったりもするが、たいがいは雑草園。
そろそろ草が伸びすぎたので、電動刈り払い機で草刈りをした。
刈り払い機のローターが回るすぐ脇で、何食わぬ顔で、ヤマトシジミがカタバミに産卵をしている。
「けなげ。」この言葉しかない。
僕は刈り払い機の進行をちょっと曲げて、カタバミの株を小さく回り込んだ。先に進むと、またまたカタバミが…。


刈り残されたカタバミ 2013-06-29 庭

 
カタバミ 2013-06-29 庭                ヤマトシジミ 2009-04-23 葛西

さらに進むと、今度はネジバナが弱々しく茎を伸ばし、らせん状にピンクの花を付けている。
これも、刈り払う気にはなれなかった。なんといっても、正真正銘の立派な野生ランなのだ。小さくても、ひとつひとつの花は実に美しい。

 
ネジバナ 2013-06-27 葛西臨海公園

一時ほどのブームではなくなったが、相変わらず野生ランの人気は高い。多摩丘陵あたりでも、、エビネやシュンランはどんどん姿を消した。そんな中で、我が家の庭や、公園の芝生の中に、このランが咲いていてくれるのが、ちょっと痛快だ。

窓際の手作りパソコンデスクで、この原稿を書きながら庭に目をやる。昨日刈り残したネジバナが、小さいが確かなピンクを揺らしていた。

おまけ。
6月の野生ランを、もう一つ。
多摩丘陵に残るカキランを紹介しておこう。今年の花付きはまあまあ、しかし、僕の知っている、3カ所の自生地のひとつは刈り払われていた。まあ、適度に管理をしてくれているので、生き続けることができるのだから…。 地元の方々に感謝。


カキラン 2013-06-17 多摩丘陵




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