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荒川河口にネッタイチョウ現る?

2013-12-01 | フィールドノート(その他)
「荒川河口でネッタイチョウを発見しちゃた!」友人に話した一言。
カメラのモニターを見せると、最近老眼の進んだ友人が、体を反らせて「うーん・・・。」
まあ、単なるジョーク。正しく言うと、ネッタイチョウのような長い尾をもった鳥を見つけたということなのだ。
その写真がこれ。


ネッタイチョウのような長い尾を付けた謎の鳥 2013-11-14 葛西橋(江東区)

このところ忙しかったため、データや写真の整理を怠っていた。今日は、朝一番でその整理をして、その後あと一歩というところまで来た仕事の続きをして、合間を縫って、関東大学対抗戦グループの早明戦を見ると決めている。実は僕は、大のラグビー、サッカーファン。もうアラ環の年なのだが、昨日もフットサルに参加してきた。

話をもどそう。この写真の話題、ちょっと古い話なのだが、写真を整理していると、11月14日 葛西橋というフォルダーがあった。中には、ただ一枚の写真。見た途端に、「そうだブログにアップしておこう」と思い。急きょ書き始めた。それがこのログなのだ。

その日、週に一度講義に通っている、葛西にある専門学校の帰り道だった。仕事をお願いしている友人に会うため、隣りの南砂町まで歩いて移動していた。荒川を跨ぐ葛西橋を渡り終える直前、河原から鳥の群れが飛び出したのだ。多少でも鳥のことを知っている人ならば、即座にこれがドバトであることはわかるだろう。ただ、その中の1頭が、何やら長い紐のようなものをはためかせながら飛んでいる。僕は即座に、図鑑の上でしか知らない[ネッタイチョウ]を連想した。
慌ててザックからコンパクトカメラを取り出し、なんとか一枚撮ったのがこの写真だ。
低倍率のズームで、さらに白い雲がバックのため、鳥の姿がよく分からない。無理の無い程度に明るさを調整し、トリミングしたのがこの写真だ。


脚に長い紐を付けたドバト 2013-11-14 葛西橋(江東区)

どうやら、長い扁平なひもを、脚に絡ませてしまったようだ。
いろいろな意味で、人間の罪深さを感じさせられた。
勝手に日本に持ち込まれ、ある時は平和の象徴に祭り上げられ、公園や、神社で餌をもらう。またある時は、糞が汚いからと止まりやすそうな場所に針状のハト避け器具やネットが張られ追いやられる。そして、いつの間にか、紐を引きずりながらの生活を強いられる。
人間の都合の良い時だけでハトと付き合っている人々が、こんなハトの境遇をどこまで知っているのだろう…。


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