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『なんだ!』 アオサギのお食事

2014-01-20 | その他探訪記

アオサギ 2012-04-18 多摩丘陵

1月17日。久しぶりに多摩川中流に出かけてみました。大栗川との合流点で、以前からバードウォッチングでは有名な場所なのです。僕も、年に2,3回は足を運んでいた場所なのですが、最近、河川改修工事が行われ、しばらく行っていませんでした。
今年あたりはもう大丈夫かなと思って出かけたのですが、期待は裏切られました。
まったくと言ってよいほどいないのです。水面に浮かぶカモはほとんどいない、いつも徒党を組むサギ類もほとんどいない。皮肉なことに、カワセミだけは、岸辺の葦に止まっていました。

これでは仕方が無いと、午前中で切り上げ、午後は多摩市内の大きな池のある公園に出かけてみました。
池には、カモが沢山。といっても、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ヒドリガモといった、いわばいつでも、どこでもの面々です。その他はというと、ここでもカワセミが目立ちました。しかも雄雌2頭が確認できました。


オナガガモ(左) マガモ(中) カワセミ(右) 2014-01-17 多摩市

しばらく見ていると、アオサギが飛んで来て、餌を撮り始めたのです。
動きが止まったかと思うと、いきなり長いくちばしを水中に差し込む。さっと引き揚げると、もごもごと動かすのです。
「あれーっ 今、餌とったの?」双眼鏡を当てると、嘴の先にわずかに光るものが…。「えーっ。あんなに小さな魚獲るわけ?」。僕のこれまでの経験とはちょっと違うのす。しばらく見ていたのですが、アオサギは次々と小さな魚を獲るのです。


小さな魚を捕らえたアオサギ 2014-01-17 多摩市

やっと魚だとわかるくらいの大きさ。わかるでしょうか?
僕は、アオサギは身体に合わせ、大きな魚を獲ると思っていました。実際、これまでの経験でも、おおきな餌を撮ったシーンが甦ります。 たとえば…。


コイを捕らえたアオサギ 2007-02-11 砧公園サンクチュアリー

この時は、なかなか飲み込めずに苦労していました。
かなり長い時間見続けていたのですが、飲み込もうとして、何度も失敗して吐き出す。そして再び飲み込もうとするの繰り返しでした。30分も続いたでしょうか、結局、僕の方が焦れて、その場を去ってしまい、結末は見届けていません。

ここまで書いて思い出しました。同じ砧公園内を流れる矢沢川でのこと、アオサギが餌取りをするのを眺めていると、突然何やらわからないものを咥え上げたのです。ぱっと見は、昆布のようですが、イカの脚のように見える部分もあり、アオサギの嘴に挟まれたまま、うねうねと動き回るのです。とっさにカメラに収めました。後で大きくして見ても、何だかわかりません。ある程度、生物のことを学んできたつもりでいたのですが、こんなにわけのわからない生物に出会った事はありません。



アオサギが捕獲した謎の生物(上)とその拡大写真 2012-02-28 矢沢川(砧公園内)

どなたか、この生物がわかる方いらっしゃいませんか?


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