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モンサンクレール

2006-05-14 04:06:48 | たべる
・・・おいしかった!
   フルーツが少し入ってたのが難だったけど、
   でもレアチーズ大好きじゃない人にとっては良いアクセントになりそう。
   95点。
 
レアチーズフリーク(?かな)のモンサンクレール・フロマージュクリューへの賛辞。

雨の降る日、5月なのに傘をさす手が冷たくなって行く距離を自由が丘の駅から歩くとお店に着きました。知らないとちょっとわかりにくい場所。わたしは駅前からお店に電話をして教えていただきました。11:00開店間もない頃はすぐオーダーできるほどの客数でしたが、あっという間に長蛇の列になっていました。お店入り口に並び方の説明張り紙が掲げられていることに、納得です。

『パティシエ世界一~東京自由が丘「モンサンクレール」の厨房から~』(辻口博啓・浅妻千映子 光文社新書)は一章「ショートケーキ」のエピソードから始まり、そこでスポンジへのこだわりが語られています。わたしは一口いただいた瞬間、あ、これは好きなスポンジ、でした。卵風味濃い目の黄色いスポンジが好きなのです。

清美オレンジのシブーストも旬の素材と好きなシブーストの組み合わせを楽しみにいただいてみたのですが、清美の酸味がシブースとの甘さと溶け合っていない対立してる気がしました。これはわたしにはちと残念。

マインドが熟していても術が育っていなければ届かない、ことは往々にしてあります。目指す地点に立とうとする時にはこのバランスが大事、なんだけど、マインドを表現する術を育てるのがわたしは難しいタイプ。『パティシエ世界一』辻口氏のマインドを表現していく術の強靭さをこの本に読みながら、そんなことをふと思いました。


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