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下野竜也*東京フィルハーモニー

2006-01-28 02:47:21 | きく
2006.1 .27(金) 19:00開演

文京シビック大ホール

下野竜也 指揮
東京フィルハーモニー交響楽団

河村尚子 ピアノ

モーツァルト:歌劇『ドン・ジョバンニ』序曲

ショパン:ピアノ協奏曲第1番

ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68『田園』

アンコール



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人事を超えた手腕を神業というけど、
指揮台に立つ下野竜也氏は多くの人々に愛されるパーソナリティと、
非常に人間の生理に適った動きを見せるという点で、生き生きとした人間らしい
あくまでも「人間業」でありながら、その音楽は崇高美の高みへ高みへと昇っていく。

東京フィルハーモニーの演奏は、
先日のbunkamuraオーチャードホールのカリンニコフを聴いたばかりですが、
シビックホールもオーチャードも1F後ろから数列目中央と
似たような位置で鑑賞。カリンニコフの時は、席位置のせいか、
とても綺麗な音だけど、膜を一枚隔てたようななんとももどかしい音が遠い印象を受けたのですが、今日は音の美しさがくっきりと立ち上がってくるようでした。

コンビニでついでの思いつきで取ったチケットでしたが、
この1月一番の好印象の演奏会となりました。
というか
ベートーヴェン6番 2楽章後半から、アンコールのグリーグまで、
ただもう涙が引き出される音。

ショパンのピアノ協奏曲第1番は、
随所に好きな旋律があるけど、なぜか惹かれない曲で、
この日も前日の睡眠不足が災いして、不覚にも・・・でした。
曲が終わると場内が喝采で湧き、ブラボーの声も、
あー。まじ不覚。

文京シビックセンター25Fは展望室になっていて、
(珍しく)少し早めに到着できたので、夜景も楽しめました♪














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2 コメント

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文京シビックホール (にゃり猫)
2006-02-01 00:09:56
あにゃたが行ったちょうど一週間前に、ワシも文京シビックホールで酔いしれましたにゃ。美輪明宏コンサートでにゃ。

シビックホールは、クラシックオーケストラ向けの造りになっているから、音がヴォワンヴォワンと膨らんで、あたくしはとっても不満なんです!って、美輪様がおっしゃってましたにゃり。素敵な夜でした(キミの話題に関係なく一人陶酔)
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文京シビックホール (fascicle)
2006-02-06 00:52:15
2/1にやはりシビックホールで養老 猛司さんの講演があったの。聴きたかったけど、行けなくて残念でした。美輪氏や養老氏のお名前がならんだり、区民の歌劇団や演劇グループの活動拠点だったり、展望室や空中庭園があったり、親しみやすくて頼りがいのあるホールですね。
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